【書籍】『ターミナル・エクスペリメント』読破
「ロバート・J・ソウヤー」著、「ネビュラ賞」受賞の【SF小説】です。
しかし舞台は1998年から2011年、内容も【推理/サスペンス小説】と見紛うばかりの内容なので、【SF小説】が苦手な人にもお薦めです。
~今となっては珍しくもない設定、ストーリー展開なのですが、それでも"色褪せていない"面白さを提供してくれました。~
医療機器メーカー、そして医学博士として一躍名を馳せた「ピーター・ホブスン」博士の"魂波(ソウルウェーブ)"発見と生と死のシュミレーションから発生した事件。
前半は事件というより、「ピーター」の研究&サクセスストーリーで占められているのですが、全然、退屈しません。
そして、家庭の問題、やがて実験による制御不能に陥った恐るべき・・・・・・。(あとは読んでのお楽しみ。)
【SF小説】は「まだ読んでいない面白い作品」が大分、眠っていそうです。
「ロバート・J・ソウヤー」、今後、その名に気をつけて本探しをしようっと。
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生と死を境界を明確にする為、脳波・・・脳の微量な電気も測定可能とした機器を発明した「ピーター・ホブスン」博士。
末期の病人の協力を得て、その測定に成功した所・・・・・・魂と思われるべき、死の際に肉体から離れる電気信号をキャッチする。
その研究成果は世界に大論争を巻き起こし、博士は質問の最も多い「生」とは、そして「死」後の世界に関する一つの回答を得る為、友人の協力により一つの実験を行う。
自分の脳、脳の電気信号を全てコピーを三つ作成、一つからは「生」に関わる部分、もう一つからは「死」に関わる部分(電気信号)を削除して、シュミレーションを開始する。
やがて、それらの人工頭脳(AI)達は自身の学習により、大きく成長してきて・・・・・・。
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(記:スッタコ小僧)
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