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2011年4月16日 (土)

【書籍】『彷徨える艦隊6 巡航戦艦ヴィクトリアス』読破

 「ジャック・キャンベル」著、救命ポッドの中で100年、目覚めた場所は戦場──伝説の男"ブラック・ジャック"として味方に記憶されていた男「ジョン・ギアリー」大佐の戦いを描く【SF】小説です。
ついに本作にて【最終巻】、今までの巻より厚いのも納得、もしかしたら終わらないかもと思っていた本シリーズに"しっかり"と決着をつけてくれています。(巻末の「解説」から続編が出ているようですが、とりあえず本作にて一段落しています。)

 いやあ、本作を手にするまで幾分、梃子摺りました・・・・・・。
第5巻購入時、既に第6巻が発売されていた時期だったのですが、置いておらず、気づかなかった──まあ、「ハヤカワ文庫」[SF]については数冊置いてあるかどうかの本屋だったので仕方がないか。(通勤途中の自宅より少し大きな街)
第6巻が発売されている事を知り、向かった近所の本屋・・・・・・「ハヤカワ文庫」については幾らか置いてあったので、あるかなぁと思ったのですが、置いておらず。(第2巻と第4巻だけあったような。)
まあ、近所にライバル本屋がなく、テレビで話題となった本が少し遅れてズラっと並ぶ、開店と同時にその日発売の本が並んでおらず、開店してからセッティングしている本屋なので、ある程度覚悟していましたが・・・・・・。
結局、通勤途中の駅ビル内の"行き着け"本屋にて購入です。
そこでも危なかった、第1~5巻は本棚に収まっており、新巻だから台の上に積み重なっているのかと探したけどなかなか見つからない。
やっと見つけたと思ったら、一冊だけだった。(床上の引き出し内に在庫があったかも知れませんが・・・・・・。今回は待ちきれずに本屋回りをしましたが、配送時間などがかかるけど、改めて、ネットでの買い物の便利さを痛感です。)

 話が脱線してしまいました、まあ、それだけ本作を読むのが待ちきれなかったと言う事です。

~購入するまでの苦労を忘れさせてくれる、苦労に見合う内容&結末を提供してくれました。~

■「アライアンス」運営審議会との対面、政治家達との駆け引き!!。
 ⇒「カラス共和星系副大統領:リオーネ」本領発揮です。

■「シンディック」幹部会の卑劣な罠、戦争終結を決める戦い
 ⇒「ギアリー」眼(洞察力)炸裂、絶体絶命の危機からの攻勢。

■未知の技術を持ち、その攻撃力は未知数・・・・・・大群の異星人との対峙
 ⇒「ハイパーネット・ゲート」の暴走など既に何回も人類に被害を与えている異星人。
  『未知との遭遇』の様な友好関係は望めず、異星人は臨戦態勢──実力未知数にて数でも圧倒する異星人に果たして勝ち目はあるのか・・・。

■旗艦「ドーントレス」艦長「ターニャ・デシャーニ」との関係
 ⇒最後の最後のお楽しみ!!。

 序盤は前巻までのような宇宙の戦場での"戦い"がなく、ジリジリしますが、「シンディック」の本拠星系についてからは"緊張感が持続しっぱなし"です。
最後、少し"こそばゆい"展開ですが、終わり方もGood──以前も記載しましたが、久しぶりに読んだ【SF】が本作で本当に良かったです。

 伝説の英雄"ブラック・ジャック"「ジョン・ギアリー」・・・・・・ただの英雄ではない、身近で人間味があり、英雄視に苦悩する一人の男。
悩みながらも味方を率い、遭遇する困難を乗り越えていくその姿に熱くなった久しぶりの【スペース・オペラ】作品です。

 さて、最後に前巻までの感想(過去記事)へのリンクを──

『彷徨える艦隊 旗艦ドーントレス』
『彷徨える艦隊2 特務戦隊フュリアス』
『彷徨える艦隊3 巡航戦艦カレイジャス』
『彷徨える艦隊4 巡航戦艦ヴァリアント』
『彷徨える艦隊5 戦艦リレントレス』

(記:スッタコ小僧)

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