【書籍】『ST 黄の調査ファイル』読破

　「今野敏(こんの・びん)」著、警視庁科学捜査班【ST】に所属する凄腕･･････ただし、性格＆容姿に一癖も二癖もあるメンバ達が活躍する【警察小説】です。

今回は実家が寺で僧籍を持ち、事件現場に作務衣姿で来る、第二化学担当の「山吹」が活躍する回

～と思ったら、専門の化学の知識は披露せずに、お寺や「座禅」の知識を披露～

うーん、【警察小説】を期待していた私には見当違いの方向にボールを投げられたという印象です。
また、メンバ個々に活躍の場を与えられているはずが、結局は心理面にてプロファイリングが得意な美貌の青年「青山」ばかり優遇されている気がする･･･････。

　今作では【ST】の専門知識を活かす場面が目立って見えなかった分、面白さが減退です。

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　マンションの一室で四人の男女の死体──七輪、ガムテープで目張りした窓。
一酸化炭素中毒による死亡で、当初は集団自殺かと思われた事件でしたが･･････。
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　さて最後にシリーズの感想(過去記事)へのリンクを──

『ST 警視庁科学特捜班』
『ST 警視庁科学特捜班 毒物殺人』
『ST 警視庁科学特捜班 黒いモスクワ』
『ST 青の調査ファイル』
『ST 赤の調査ファイル』

(記：スッタコ小僧)