【書籍】『七姫物語 第三章 姫影交差』読破
「高野和(たかの・わたる)」著、先王の娘(中には自称あり)、七人の姫(現在は六人)が各都市を治める国「東和」を舞台にした【戦記】でもなく、【姫日記】でもなく──。
なんとなく"暖かい"雰囲気と展開が気になり、つい次を手にとってしまう【ファンタジー】作品です。
ついに本作では「三宮の常盤(ときわ)姫」と「七宮の空澄(からすみ)姫」が「四宮の琥珀(こはく)姫」がいなくなった都市「ツヅミ」を巡り、すわっ激突か!?の展開です。
「東和」の平和を乱す動きに「一宮の黒曜(こくよう)姫」、「二宮の翡翠(ひすい)姫」、「五宮の浅黄(あさぎ)姫」、「六宮の萌葱(もえぎ)姫」らが権力、打算、平和・・・・・・それぞれの思惑にて動き出す。
「七宮の空澄姫」⇒宮仕えに変身⇒「カラカラ」と最強!?「一宮の黒曜姫」⇒「クロハ」の二人以外の姫の人物像が見えてきました。
また、前作にて「三宮の常盤姫」の元へ旅立った元「四宮」の傭兵将軍「キリハ」の他、なんと「カラカラ」達と知り合った自称天才"絵空師"「エヅ」には奇妙な運命が待っています。
今回はハラハラドキドキの他、今まで全く面識のなかった姫達が出遭う展開──うー、早く続きが読みたいよう。
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「琥珀姫」のなき「四宮」の都市「ツヅミ」を巡り、「七宮」に敗戦した傷は癒えたが経済的に困窮する「三宮」がついに動く!!。
「三宮」の堅実な「シドウ」将軍に相対するは飄々たる「七宮」の"東征将軍"「テン・フオウ」。
同じく「七宮」、自称軍師(政治屋)「トエル・タウ」は策をめぐらし、姫「カラカラ」も自身の役目を果たす・・・・・・。
果たして、「東和」の運命は──ついに戦端が広がってしまうのか!?。
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さて最後にシリーズの感想(過去記事)へのリンクを──
(記:スッタコ小僧)
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