【書籍】『七姫物語 第五章 東和の模様』読破
「高野和(たかの・わたる)」著、七人の姫が治める都市を舞台にした【ファンタジー・時代】小説です。
本作では、お馴染みの面々、懐かしい人、そして"波乱"&"戦乱"を巻き起こす人が大きく動き、"東和"の構図、未来が大きく変化する事を予想させる内容となっています。
七姫で一番、幼い姫──でも、好奇心と向上心は人一倍の「カラカラ」さん(「空澄(からすみ)姫」)は、『四都同盟』を結ぶ為、「五宮」&「六宮」へお出掛け中─。
そんな中、中央では「一宮」と「二宮」が「一宮」離脱⇒「二宮」の『真都同盟』参加の町を巡って対立、ついに戦乱の嵐が!?。
大群を有する「一宮」が事を収めるかと思いきや、権力争いに破れ"東和"に逃れ「二宮」に力を貸す"破軍王"「ヴィイ」率いる実戦慣れした軍に「一宮」が大敗・・・・・・。
貴族、商人、武人(+謀略家)──権力または名声を求める色々な思惑が蠢き出す。
そんな世界で"お飾り"かも知れませんが、巫女を務め、争いを回避しようとする姫達は一服の清涼剤です。
上を目指す「七宮」、個々の平和を目指す「五宮」&「六宮」の双子都市、守ることで必死な「三宮」、統一を目指す「一宮」&「二宮」。
ついに体制が"ハッキリ"なりつつある本作、いよいよ次回──と続くはずなのに、第六章がまだ出ていない模様。
「早く出してくれないかなぁ」・・・・・・。
さて、最後に前巻までの感想(過去記事)へのリンクを──
『七姫物語』
『七姫物語 第二章 世界のかたち』
『七姫物語 第三章 姫影交差』
『七姫物語 第四章 夏草話』
(記:スッタコ小僧)
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