【書籍】『千里眼 キネシクス・アイ 上・下』読破
「松岡圭祐(まつおか・けいすけ)」著、『時には拳法の達人、時にはF1レーサー、時には自衛官、果たしてその正体は臨床心理士』の「岬美由紀」が活躍する【SF・アクション・サスペンス⇒エンターテイメント】小説です。
(実際は『キューティーハニー』って【アニメ】でほとんど見た事がないんだよなぁ。)
苦笑してしまう程、ド派手な立ち回りとド派手な展開を持ってきて楽しませてくれる著者。
また、巧妙な伏線を終盤、一気に回収して弾けさせてくれる著者。
~本作もその魅力満載です。~
序盤は「岬美由紀」の小学校時代の話から。
当初は「何で、こんな時代から始めるのだろう。」っと思ったのですが・・・・・・読み終わって納得です。
小学校時代、「岬美由紀」をライバル視する女子児童「黒岩裕子」との出遭いと遭遇した事件。
「岬美由紀」の父親がリストラ危機!?──単身、親会社へ乗り込む「美由紀」。
-回想終了-
惑星&機械信奉、人間を「炭素コンポーネント」呼ばわりする組織「ノン=クオリア」。
その執拗な攻撃が「岬美由紀」を襲う、天気を操る「ノン=クオリア」、表情や体の動きから「美由紀」の思考を見破る脅威のテクノロジー。
果たして、「岬美由紀」に活路、そして"勝"路はあるのか──。
上巻はゆったり、下巻は"いつも通り"まさにジェットコースター的な展開が目白押しで、一気に読み終わりました。
さて最後に新シリーズの感想(過去記事)へのリンクを──
そういえば本作と一緒に発売されたDVDがあるとの事(本作で語られている事件の映像化?)。
私の知人は酷評していましたが・・・・・・見てみたいなぁ。
(記:スッタコ小僧)
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