【書籍】『七姫物語 第二章 世界のかたち』読破
「高野和(たかの・わたる)」著、しっかりとした世界感、《日常 > 戦乱》描写の静かな作品、読み終わった後も静謐な印象を残す──がなんとなく癖になる【ファンタジー】小説です。
後の軍師「トエ」、後の将軍「テン」に担がれ「七宮の空澄(からすみ)姫」として、"天下統一"道中記(!?)──本編の内容は、影のお守り役「ヒカゲ」と付き人の姿になり少女「カラカラ」として町の闊歩がメイン。
そこで遭遇する人々との交流、意外な出遭い、戦乱の予感・・・・・・複雑な雰囲気が混じった内容です。
~今回は「絵空師・エヅ」と「剣士/傭兵・キリハ」との出遭い~
特に「キリハ」は七宮が倒した四宮に仕えていた将軍──新たな仲間になるか、それとも・・・・・・。
本作では他に前作に登場した「一宮」、「四宮」以外の他の姫達の人となりが明らかになってきました。
好戦的な「三宮」の姫、打算(!?)or策謀上手な「二宮」の姫、仲の良い「五宮」&「六宮」の姫。
今後の"出遭い"と七つ(現在は六つ)の姫達が治める「東和」の行く末が気になります。
シリーズは5冊出版されているけど・・・・・・2008年発売の第5章ではまだ完結していないのかな。
さて、最後に前作の感想(過去記事)へのリンクを──
(記:スッタコ小僧)
« 【書籍】『黒い森』読破 | トップページ | 【アニメ】『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』を見た »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 【書籍】『invert(インヴァート)城塚翡翠倒叙集』読破(2024.10.31)
- 【書籍】『心地よく秘密めいた場所』読破(2024.10.31)
- 【書籍】『君にまどろむ風の花 薬屋探偵怪奇譚』読破(2024.10.12)
- 【書籍】『死刑判決』読破(2024.10.05)
- 【書籍】『最後の女』読破(2024.09.27)
« 【書籍】『黒い森』読破 | トップページ | 【アニメ】『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』を見た »
コメント