【書籍】『猫物語(白)』読破
「西尾維新」著、怪異と青春、そして脅威の"妄想トーク"が炸裂する「物語」シリーズの第5弾です。
前作にて10月発売の予告──ハイスピードの出版予告に「大丈夫かな」と正直、思いました。
「やっぱり、駄目だったのかな」と思ったら、月末、待望の本作が発売されていました。
前作は過去──気になっていた「つばさキャット」との初遭遇エピソードでした。
今回は『偽物語』後、ショートヘア&コンタクトにイメチェンした「羽川翼」の再出発・・・・・・いや、再ジャンプ前の大きな踏み込みです。
気になるストーリーの他、なんと今回の語り手は「阿良々木暦」ではなく、「羽川翼」!!。
いつもの"妄想トーク"が楽しめないのか・・・・・・と思いきや、「ヶ原(ガハラ)さん」(「戦場ヶ原」)が見事な代打っぷりを披露です。(まあ、それでも「暦」には及ばなかったけど・・・・・・。)
「つばさ散歩」に「阿良々木家に泊まろう!」展開あり、虎の怪異との遭遇あり、そして「羽川翼」の苦悩が浮き彫りとなる作品。
シリーズのいつもの雰囲気と異なり《シリアス比率大》ですが、【完全無欠の委員長】の今後を描く上では必要、今後の新章シリーズがますます楽しみになってきました。
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夏休みが終わり二学期の始まり。
三者バラバラの家からいつも通り登校の道についた「羽川翼」。
「暦」を探す「八九寺真宵」と遭遇、今度は"虎"に出遭う・・・・・・。
今後の作品への伏線多数、「羽川翼」の転換点のはじまり、はじまり~。
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さて最後に前作までの感想(過去記事)へのリンクを──
『化物語[上][下]』
『傷物語』
『偽物語[上][下]』
『猫物語(黒)』
(記:スッタコ小僧)
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