【書籍】『パズラー 謎と論理のエンタテイメント』読破
「西澤保彦(にしざわ・やすひこ)」著、伏線を張り巡らせ最後に"アッ"と言わせる作品を凝縮した【推理小説】、短編集です。
~多種多様を集めたなぁ。~
期待通り、謎解きは楽しめましたが、後半の二作品はいきなり"トーン"が変わるので要注意です。
ノンシリーズ物も良いけど、早く「超能力事件簿」シリーズの最新刊を出してくれないかな。
○「蓮華の花」
念願叶い、作家になった男性。
二十年ぶりの同窓会の誘い、そして死んだと思っていた同級生の女性との再会。
何故、死んだと勘違いしたのか──畑に咲く蓮華の秘密とは。
○「卵が割れた後で」
舞台はアメリカ。
肘に割れた卵がついた日本人留学生の死体。
一転二転する事件の真相とは──。
○「時計じかけの小鳥」
久しぶりに訪れた本屋にて購入した本に記載された書き込み。
その書き込みより、意外な過去、真相が導かれる!!。
○「贋作「退職刑事」」
三十八歳の主婦の殺害事件発生。
容疑者は元夫、事件は簡単な構図と思われたのですが・・・・・・。
○「チープ・トリック」
密室&首切り殺人事件。
現場の見取り図付で贈る、ダークな復讐譚と狂気。
○「アリバイ・ジ・アンビバレンス」
同級生の女子が殺人犯人!?。
けれども事件のあった時間、中年男性と一緒に蔵に入ったまま数時間出てこなかったのに。
何故、アリバイを主張しないのか・・・・・・事件の裏に隠された思慮陰謀とは。
(記:スッタコ小僧)
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