【書籍】『アンティーク鑑定士は見やぶる』読破
「エミール・ジェンキンス」著、"銀(スターリング)のグラス"──アンティーク鑑定士「スターリング・グラス」が活躍する【推理小説】です。
~うーん、"活躍"するといっても巻き込まれて、嫌々な部分が多く、なにより"アンティーク"の知識が役立つ部分が少ない。~
タイトルから色々と連想および期待した内容ではなく、肩透かしをくらいました。
実際に事件に遭遇したら、そう感じるだろう、そのように振るまうだろう──とヒロインの描写がいやに《現実的》。(事件の展開、内容も。)
もう「少し物語ならでは」を入れて欲しかったです・・・・・・ノンフィクションを楽しみに手に取っているわけではないので。
良い点を挙げるとすると各章の冒頭に雑誌コラムの形式にてアンティークに関するQ&Aがあること。
ただ、挿絵か写真があったらもっと良かったのに・・・・・・ちょっとしたサービスが欲しかったなぁ。
偶に見知らぬ著者の作品を読むのはドキドキです、アタリかハズレか、どっちだろうと。
さて、次回の結果はどちらだろう、アタリだといいなぁ。
(記:スッタコ小僧)
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