【書籍】『手焼き煎餅の密室』読破
「谷原秋桜子(たにはら・しょうこ)」著、《美波の事件簿》シリーズの前日譚、本作は短編集となっています。
~タイトルの"密室"には思いっきり裏切られるし、前日譚のため、シリーズお馴染みの探偵が出ないのも"残念度"UPに寄与。~
日常-非日常、どちらにも"振れない"、微妙な事件達──なので、いまいち「早く真相を──」との渇望が読んでいて現れない。
最後の短編に巡らした"線"も・・・・・・だから?、と頭を捻るばかり。
久しぶり読んだシリーズなので、登場人物達の記憶は薄く、キャラだけで楽しむ事もできず。
そもそもそんなに際立った登場人物達ではないし・・・・・・だから、忘れているので。
今週は"アタリ"作品が少なかったなぁ。
○「旧体育館の幽霊」
旧体育館に響く笑い声・・・・・・事件の真相を確かめる為、先輩と忍び込んだ「修矢(しゅうや)」。
体育館の密室で事件発生!?、果たして事件の真相は。
○「手焼き煎餅の密室」
友人の祖母を訪ねた「美波」。
そこで遭遇した「煎餅」盗難未遂事件とは・・・・・・あれっ、密室は?。
○「回る寿司」
友人と一緒に回転寿司へ。
隣に不思議な食べ方をする人が座る・・・・・・思わず見つめてしまった「美波」、トラブルに巻き込まれます。
○「熊の面、翁の面」
「修矢」の幼い頃の記憶・・・・・・「熊の面」の正体とは。
○「そして、もう一人」
短編に巡らされた秘密を・・・・・・うーん。
『天使が開けた密室』
『龍の館の秘密』
『砂の城の殺人』
(記:スッタコ小僧)
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