【書籍】『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』再読
「アガサ・クリスティー」著、"いつもの"名探偵は出てこない牧師館の四男坊「ボビィ」と幼馴染の貴族のお嬢様「フランキー」が巧妙に隠された殺人に挑む【推理小説】です。
序盤および中盤は、なかなか事件に進展が見られず少し"やきもき"させられましたが、終盤は怒涛の解答連続。
けれでも、決して飽和状態にならず、それまでの伏線により"すんなり"浸透する点が流石と感じさせてくれます。
加えて、脇役の使い所も相変わらず"うまい"の一言です。
~~~
「ボビィ」青年は崖下に転落した男性を発見、その今際の一言を聞く──「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」。
事件は事故として片付けられたのですが、遺族に"あの一言"を伝えた時から「ボビィ」青年の周りに奇妙な事が発生し始める・・・・・・。
ついには「ボビィ」青年、あやうくお陀仏のピンチ!!。
原因が転落事故にあると睨んだ幼馴染「フランキー」、その行動力を活かし探偵活動開始です。
~~~
印象的なタイトル意外はほとんど内容を忘れていた本作ですが、改めて読んでみると色々と多くのモノが詰め込まれている点に吃驚です。
まあ、その影響もあって忘れてしまっていたのかも・・・・・・。
最後に著者の作品一覧(過去記事)へのリンクを──
(記:スッタコ小僧)
« 【映画】『インビジブル2』を見た | トップページ | 【映画】『パラノーマル・アクティビティ』を見た »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 【書籍】『狐には向かない職業』読破(2024.09.15)
- 【書籍】『戦力外捜査官 姫デカ・海月千波』読破(2024.09.15)
- 【書籍】『鍵穴 警部ヴィスティング』読破(2024.09.14)
- 【書籍】『特捜部Q-自撮りする女たち-』読破(2024.09.08)
- 【書籍】『幸せなひとりぼっち』読破(2024.09.06)
コメント