【書籍】『ガンズ・ハード4 硝煙の彼方/5 硝煙の鎮魂歌』読破
「鷹見一幸(たかみ・かずゆき)」著、技術は「知の教団」に禁忌として封じられ、身分制度に縛られる惑星「ドラング」を舞台にした【SF・ファンタジー】です。
一気に第4巻と最終巻である第5巻を読破です。
前巻では"勧善懲悪"モノとして「知の教団」の理不尽な懲罰部隊を撃退した「西域国」。
しかし、「知の教団」の策略が導火線になりましたが、最終的には互いの不信が引き金となり、川を挟んだ「東域国」との戦争勃発です。
~意外に"ドキッ"とくる重い言葉が散りばめられた作品です。~
ロマンス要素もあるのですが、かなり薄め・・・・・・「下級士族」出身、「二百人隊長」となり、またしても「グレンダラン」の街で孤軍奮闘する破目になる「ケリン」と鉄砲鍛冶の少女「ミント」、主人公とヒロインの二人。
ほとんど進展しないとは・・・・・・まあ、その代わりの進展カップルはありましたが。
読了後、相変わらず一番、印象に残ったのは
~イラストと内容のギャップが激しい。~
通常は作品のイメージを膨らませる支援になるイラストが本作では"萎ませる"結果に・・・・・・まあ、本作の特徴として記憶には残りましたが。
"重い"内容だと私は大抵、読むのが遅くなります。
けれども、本作品は読むスピードが鈍りませんでした。
"動き"が活発、加えて良し悪しは別として、予想つかない次の一手が多い為、「次を次を・・・」と興味を持って読み進められたからかな。
さて、次は"笑い"のある作品でも探すとしますか。
最後に本シリーズの今までの作品への感想(過去記事)へのリンクを──
『ガンズ・ハート 硝煙の誇り』
『ガンズ・ハート2 硝煙の女神』
『ガンズ・ハート3 硝煙の栄光』
(記:スッタコ小僧)
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