【書籍】『エッジウェア卿の死』再読
「アガサ・クリスティー」著、お髭が自慢で謙虚を知らない名探偵「ポアロ」と"犯人の策略を映す鏡!?"、親友「ヘイスティングズ大尉」の活躍を描く【推理小説】です。
著者の作品を読むといつも感じるのですが、「なぜ、いつも、こんなにスラスラ読めるのだろう」。
事件自体は読み終わってみると「成る程、犯人は"あの人"しかいなかったな。」と感じ、読んでいる途中からも薄々分かります。
全然見なくなったテレビ2時間モノの推理ドラマと同じで配役から・・・・・・少ない登場人物達の中から名探偵「ポアロ」に太刀打ちできる人物はかなり限定されるので。
それでも全然、読むスピードは減速する事はありません。
提示されている手掛かりから「ポアロ」の試行過程を辿る事ができると「ヘイスティングズ大尉」は"やきもき"ですが、「ポアロ」の"じらす"台詞(ヒント)が堪らなくなります。
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大女優「ジェーン・ウイルキンスン」──「エッジウェア卿」夫人から「ポアロ」に依頼あり。
夫「エッジウェア卿」との離婚問題を解決して欲しいと・・・・・・。
普段は離婚問題などは扱わない「ポアロ」でしたが、「エッジウェア卿」に興味があり、引き受ける事に。
そして「エッジウェア卿」を訪れると・・・・・・拍子抜け!?、「エッジウェア卿」は"あっさり"承諾、しかも6ヶ月前に離婚する旨、承知したとの手紙も出しているとの事。
はてさて、依頼もこれで終わりかと思いきや、「エッジウェア卿」殺害事件発生──そして、事件発生直前には「ジェーン・ウイルキンスン」と大声で騒いでかの女優が訪れていた!!。
事件の動機もなくなったのに何故!?、はたして事件の真相は──。
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最後に著者の作品リストへのリンクを──
次は「ミス・マープル」か、偶には著者のノン・シリーズ作品を読むかな。
(記:スッタコ小僧)
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