【映画】『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』再見
言わずと知れた「J.K.ローリング」原作【ファンタジー】小説の映画化、第3章です。
本作は2回目の視聴、先日見た第6章には"ガッカリ"を受けて、どこまで面白かったのかなとシリーズ初期の作品を探索です。
『~賢者の石』と『~秘密の部屋』はテレビ放送などにて既に2回以上視聴、内容も"バッチリ"で文句なく面白い作品です。
本作は後の作品にもしばらく影響する「シリウス・ブラック」(「ゲイリー・オールドマン」)が登場するにも関わらず、いまいち私の中で印象というか、記憶が"薄い"作品なので今回、再見に踏み切りました。
~成る程、忘れるわけだ。~
少し"詰め込み過ぎ"、2時間を超える作品ですが"収まり切れなかった"という事でしょうか。
数々の謎を最後に回収する点は流石ですが、その伏線が多すぎて個々があまりにも"細く"なってしまっています。
もう少し印象づけられていれば、最後の驚き&感動も一入(ひとしお)だったのにとても残念です。
数々の魔法グッズや生物達が十分に活躍している・・・・・・「忍びの地図」や「ヒッポグリフ」、そして本作クライマックスのキーとなる「逆行時計」など。
最近の作品では少しこれらの活躍が"おざなり"となっている気がします。
加えて「ハリー」(「ダニエル・ラドクリフ」)の活躍・・・・・・今作では恐怖を糧とする「ディメンター」に対して、強い思い出を糧とする守護霊の呪文「パトローナス」を繰り出す頼もしい姿が描かれていますが、最近の作品ではその雄姿は見る影もない。(ちなみに「マルフォイ」は、この頃はまだ相当の"ヘタレ"に描かれているなぁと吃驚。)
前述の欠点はありますが、再見により初見より面白かったと感じる作品に仕上がっています。
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脱出不可能とも言われる「アズカバン」から、殺人鬼「シリウス・ブラック」が脱走!?。
「シリウス」は12年前に「ハリー」の両親の居場所を"あの人"に教え、友人を指1本だけ残し殺害している凶悪犯。
「シリウス」が両親の友人であり、自分の名付け親でもある事を知った「ハリー」は仇討ちを誓う!!。
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第5章『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
第6章『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
(記:スッタコ小僧)
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