【書籍】『デルフィニア戦記 第Ⅰ部 放浪の戦士3・4』再読
「茅田砂胡(かやた・すなこ)」著、放浪の王「ウォル」と異世界から来た"相棒"「リィ」の戦いを描く【ファンタジー】、第3・4巻で王都「コーラル」─王座奪還編の終了です。
今、舞台を別にして「リィ」が活躍している『クラッシュ・ブレイズ』シリーズを読んでいるのですが、本シリーズ時点での「リィ」という人物の"完成度"に吃驚です。
性格・設定がこの時点で既に"しっかり"出来ていたのかと──。
さて本作の内容に戻ると目が離せない展開が目白押し。
・「ウォル」の育ての親、「フェルナン伯爵」奪還の為に「リィ」と「ドラ将軍」の娘「シャーミアン」が少ない手勢で王都「コーラル」へ。
⇒そして悲しき再会へ。
・「ペールゼン侯爵」の奥の手により、義弟「バルロ」と「ティレンドン騎士団」と豪傑「ヘンドリック伯爵」との戦いへ。
⇒闘神「バルドウ」の娘 or 勝利の女神「ハーミア」の化身!?、「リィ」本領発揮。
・「ペールゼン侯爵」の奥の手に対して、女官長「カリン」が告げる二十四年前の真実。
⇒まさに大逆転の一撃、そして最終決戦へ。(初めて読んだ時は"出来すぎ感"が先行しましたが、今、読むと・・・成る程。)
「本当に本著者は"読みたい"と思った内容を持ってくるなぁ~。」と感心です。
第Ⅱ部からは王女となった「リィ」が登場──楽しみです。(著者の作品は一度は読んでいるけど何度も読みたいと思う部分が多々ある作品です。)
『デルフィニア戦記 第Ⅰ部 放浪の戦士1』
『デルフィニア戦記 第Ⅰ部 放浪の戦士2』
(記:スッタコ小僧)
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