【書籍】『掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南』読破
「輪渡颯介(わたり・そうすけ)」著、《時代劇+怪談+推理》の第38回「メフィスト賞」受賞の【推理小説】です。
描いている期間が長く、登場人物が入り乱れるわで読み始めは「大丈夫かな?」と思いましたが、杞憂でした。
様々な怪談話からどう発展するのかと思ったら、「闇討ち」。
10年後、再び「闇討ち」、そして「闇討ち」関係者達が次々と殺害される事件が発生──。
最後に怪談に秘められた真相が「ビシッ」と決まる点と適度に挟まれる「剣戟」が冴えています。
怪談を聞くこと/話すことが好きな浪人「左門」と、一時期、「左門」に剣の指導を受けた腕の立つ「甚十郎」コンビの活躍──「左門」のせいで「甚十郎」はめっきり幽霊話には臆病者になっていますが。
またまた楽しみなシリーズが出てきたなぁ、"読み"が追いつかないよ。
(記:スッタコ小僧)
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