【書籍】『輪環の魔術師4 ハイヤードの竜使い・5 傀儡の城』読破
「渡瀬草一郎(わたせ・そういちろう)」著、魔導具「還流の輪環」を体内に宿す少年「セロ」、黒猫姿に変えられた闇属性魔導師「アルカイン」の冒険を描く【ファンタジー】小説です。
"六賢人"vs."魔族"激化、「エルフール王国」を乗っ取った魔導具「ハイヤードの傀儡」を操る魔族・西天将「ルナスティア」とのまさに《決死》の戦いを描く第4巻、第5巻です。
第4巻ではサブタイトルのわりに出番&活躍が少ないと感じた魔族に敵意を燃やす魔族「メルルーシパ」。
「ハイヤード工房」の魔導具職人・・・・・・魔族となる前に彼の身に起きた出来事とは──。
「セロ」と幼馴染「フィノ」(「セロ」一直線のお嬢様)の徐々に明らかになる出生の秘密とは──。
北天将「ルーファス」到来、果たして魔族の目的、「エルフール王国」の地下に眠る魔導具とは──。
不死身の「ルナスティア」!?、魔導具「ハイヤードの傀儡」とは──。
"六賢人"、"魔族"、正しいのは・・・・・・両者共に"人間"であるだけに──。
("魔族"・・・そのプロセスについて詳細は不明だが、魔導具を製作する能力および大切な物を失った代わりに魔力を得た人間。)
などなど、 明かされつつある謎があったり、新たな謎が浮かび上がってきたり・・・・・・。
~闇属性の最大魔法"暗黒神の聖譚曲(トライハルト・オラトリオ)"炸裂~
~"狂戦士の代償(バーサクエンド)"・・・・・・残りの生命を使って敵を殲滅、その代償は"死"~
などなど、緊迫感溢れるアクション部分も満載です。
後半はシリアスな展開が目白押しですが、
「セロ」のお師匠さまは「フィノ」のライバル?
など「ほんわか」(!?、「セロ」を巡って激しい"戦い")部分もあります。
とりあえず「エルフール王国」編は終了ですが、また「セル」と「フィノ」、「アルカイン」の旅はまだまだ続きます。
『輪環の魔導師 闇語りのアルカイン』
『輪環の魔導師2 旅の終わりの森』
『輪環の魔導師3 竜骨の迷宮と黒狼の姫』
(記:スッタコ小僧)
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