【書籍】『秘密機関』再読
「アガサ・クリスティー」著、「おしどり探偵」エピソード0!?──【スパイ小説】風味のミステリ開幕です。
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再会した幼馴染、「トミー」(「トーマス・べレズフォード」)と「タペンス」(「プルーデンス・カウリイ」)は、一緒に"青年冒険家商会"なるものを立ち上げる事に。
でも、その帰り道に「タペンス」は商会の話を立ち聞きした見知らぬ男性からの仕事の依頼を受ける。
けれども、その依頼の話の中でとっさに「タペンス」が名乗った名前
~「ジェーン・フィン」~
にて相手の態度が豹変!!。
戦時中にある女性と共に行方不明となった文書を巡り、「トミー」&「タペンス」の素人ながらも持ち前の行動力(いや、事態の引っ掻き回し)を見込まれて悪の組織&謎の「ブラウン氏」と対決です。
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派手なアクションはないものの(逆にそれが今読むと新鮮)、二人の素人探偵の無鉄砲さに「ハラハラ・ドキドキ」です。
そして著者お得意のロマンスと最後の吃驚(騙し)の仕掛けもバッチリ、素直にダミー解答へ誘導されてしまいました。(再読なのに・・・・・・。)
相変わらず重要な人物が肝心要のところで昏倒する点はありますが、そこは「いつもの話/展開」として読みましょう。
最後の「アガサ・クリスティー」作品一覧へのリンクを・・・
(記:スッタコ小僧)
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