【書籍】『輪環の魔導師 闇語りのアルカイン』読破
「渡瀬草一郎(わたせ・そういちろう)」著、魔導師が夢見る魔導具「還流の輪環(ソリッド・トーラス)」を巡る【ファンタジー】小説です。
著者の作品は『陰陽ノ京』シリーズ第三巻ぐらいまでしか読んでいませんが、好い印象が残っていたので手に取りました。(内容は忘れてしまったけど。)
~類似の作品(設定/展開)が多くて《先が予想できる》ものの、《先が気になり》一気に読んでしまいました。~
「類似」と記載しましたが、まさに《いいとこ取り》にて引っ張り込まれました。
加えて登場人物である
・ちょっと頼りないがいざと言う時は捨て身の度胸、薬師「セロ」
・快活な貴族のお嬢様、しかし怒ると一変、「私の"セロ"」と叫ぶ二歳年上「フィノ」
・(読んでからのお楽しみ)
のトリオが楽しませてくれます。(「セロ」と「フィノ」の今後が気になり、ますます続編が読みたくなります。)
~~~
魔導師とは魔導具を使う(使いこなす)者、魔導具職人とは魔導具を作る者。
両方の才能に秀でた者は少なく、けれども人であれば才能がなくても(練習しなくても)簡単な魔導具なら使える世界。
堅実な魔導具職人を祖父に持つ「セロ」・・・・・・何故か彼が魔導具に触るとその魔導具は壊れてしまい、練習もままならない。
「使う力」と「作る力」の両方の才能が欠落した「セロ」、見習い薬師(くすし)として辺境の地のお屋敷にて幼馴染の「フィノ」と日々暮らしています。
そんな中、王家に使えるエリート魔導騎士団が屋敷に訪ねてきて──。
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本書は旅立ちまでのプロローグ、今後の展開&敵&謎への期待が大いに膨らみました。
(記:スッタコ小僧)
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