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2009年8月26日 (水)

【映画】『スキャナー・ダークリー』を見た

 「キアヌ・リーブス」主演、実写で撮った人物をわざわざ《アニメちっく》に加工した映像が特徴の【SF】映画です。
原作は「フィリップ・K・ディック」著の『暗闇のスキャナー』と言う作品なのですが、良く聞く名前ですが著者の作品は一作も読んだ事がありません。
映画は【SF】が好きなのですが、小説となるとまた別なので。

 本作はテレビで全米の映画チャートを放送している番組にてその映像("グラフィック・ノベル"手法?)が、大きく採り上げられていたのを記憶しています。
でも日本での映画公開時には全く話題になっていなかったような・・・・・・。
上記より本作については

~あまり期待できないが、私個人的にはとても気になる~

作品の位置づけでした。

【映画】と【(長編)アニメ】・・・・・・どっちを見ようか迷っていたときに「じゃあ、これ。」と言って、今回の視聴に踏み切りました。

さて、見た感想はというと

~(良い意味で)騙された、映像は囮だったか!!~

特徴である《アニメちっく》加工の映像は、

・麻薬取締潜入捜査官の身元を隠す「スクランブル・スーツ」(外見のパーツがコロコロ入れ替わる)
・麻薬中毒者の幻覚

以外にあまり使い所/見所がなく、

 奇怪/奇妙な映像だけが「売り」、
 登場人物達の「三文コメディ」的なやり取りが続く

ストーリー的にはあまり意味のない、単に中毒になりつつある潜入捜査官の狂気と崩壊への道を描いた作品かと思ったら──

~成る程、こう来たか・・・・・・終盤に「二転」、やってくれました~

~~~
 近未来、"物質D"と呼ばれる麻薬が蔓延る社会。
麻薬取締潜入捜査官「ボブ」(「キアヌ・リーブス」)は中毒者二人と同居し、密売人である「ドナ」(「ウィノナ・ライダー」)を監視する。
しかし、「ボブ」自身も"物質D"に手を出す事になり次第に幻覚に悩まされることに・・・・・・。
~~~

(記:スッタコ小僧)

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