【書籍】『カンナ 天草の神兵』読破
「高田崇史(たかだ・たかふみ)」著、伊賀忍者の末裔「鴨志田甲斐(かもしだ・かい)」が先輩探しをしながら歴史に絡んだ事件に巻き込まれる【歴史ミステリー】第二弾です。(第一弾の感想はこちら。)
伊賀忍者の末裔といっても情報網を活かすぐらいにしかできないのですが・・・・・・。
行方不明となった先輩を追って今度は九州・天草にて事件に遭遇、
そして「天草四郎」の《(長男なのに)どうして「四郎」なのか?》
「島原の乱」、「天草一揆」・・・・・・「乱」と「一揆」どっち?
の謎に迫ります。
『QED』シリーズでもそうでしたが、だんだんと登場人物達が遭遇する現代の事件と結びつけるのが厳しくなってきたと思います。
そこを結ぶのが本作の醍醐味、楽しみな点なのですが・・・・・・。
特に本シリーズでは暗躍する大きな組織も絡んでくる為、余計に際立ちます。
期待していた許婚との再会はまたもお預け──というより「巻末にちょこっと登場」、このパターンが続くのでしょうか。
事件の謎には「甲斐」と同じく伊賀忍者の末裔「貴湖(たかこ)」、甲賀忍者の末裔「竜之介(りゅうのすけ)」トリオが挑みます。
(記:スッタコ小僧)
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