【書籍】『真庭語 初代真庭蝙蝠 初代真庭喰鮫 初代真庭蝶々 初代真庭白鷺』読破
「西尾維新」著、『刀語』シリーズでは《やられ役》だった最強忍者衆「真庭忍軍」・・・・・・その200年前に焦点を当てた「えっ、密室」!?、いや別に【推理小説】ではなく、まさに独自の【語】小説です。
「新将軍」が力をつけている時代、「真庭忍軍」も仇敵「相生忍軍」としのぎを削っている時代・・・・・・。
「真庭忍軍」は頭領「真庭鳳凰」の提案により、なんと頭領を十二人にする組織改革──。
里の監視者である「真庭狂犬(けふけん)」と共に十二人の頭領候補に選ばれた四人の話を堪能する作品となっています。
○「真庭蝙蝠」
頭領などには全く興味のない「真庭蝙蝠」。
頭領候補を巡り実力を披露する為、究極の土潜(どとん)の術「潜り蛹」を行なった忍者が地中にて絞殺!?。
真犯人を見つける為、「真庭蝙蝠」の忍術炸裂──。
○「真庭喰鮫」
平和主義者・・・・・・世界平和を願う忍者ここにあり。
仲間の忍者が仇敵に捕まり身代金要求あり──仲間を見捨てずに受け渡しの場に向かった「真庭喰鮫」でしたが・・・・・・。
仲間も恐れるその性格、そしてその忍術炸裂──。
○「真庭蝶々(てふてふ)」
その巨体ゆえ頭領候補から外れていた「真庭蝶々」。
人望はありおよび一対一には有効な(既に廃れてきた)「真庭拳法」を修練する真面目な男──。
「虚刀流開祖・鑢一根(やすり・かずね)」との出会い⇒闘いが男を変える!?。
○「真庭白鷺」
任務達成率十割、使う忍術は不明、「真庭忍軍」をずっと見てきた「真庭狂犬」から見ても変わり者。
「真庭白鷺」を十二頭領の一人に推す「真庭鳳凰」に反発し、頭領に相応しいかどうか確かめにきた「真庭狂犬」でしたが・・・・・・。
珍妙な話術炸裂に戸惑う「狂犬」──「真庭白鷺」の実力は如何に!?。
~残り八人の話も早く読みたいものです。~
(記:スッタコ小僧)
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