【書籍】『恐怖の谷』再読(?)
「コナン・ドイル」著、名探偵「シャーロック・ホームズ」長編第四作目・・・・・・そして、最後の長編となる【推理&冒険】小説です。
構成的には原点回帰、前半は「ホームズ」の電光石火の名推理、後半は事件の背景となっています。
本作では前後半のバランスが良く、まさに
《一粒で二度おいしい》
内容となっています。
序盤は私はあまり好きではない【暗号解読】から始まるのですが、やはり「初期」だけに納得のいく解法です。
今までの長編では【冒険】>【推理】気味だったのが、やっと【推理】が「>(大)」となり、今ではベーシックな謎ながらも満足のいく読了感を与えてくれました。
暗号を解読するとある館の主人に危険が迫っているとの警告──。
しかし、時は既に遅く知り合いの警部が「ホームズ」の知恵を借りに訪ねてきたのは前述の主人の殺害事件。
現場に乗り込む「ホームズ」、亡くなった主人の細君の話では過去を話したがらなかった様子・・・・・・細君が知っているのはうわ言で呟いた「恐怖の谷」との言葉。
怪しい挙動をする主人の友人、そして細君──果たして事件の真相は。
(記:スッタコ小僧)
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