【書籍】『運命 二人の皇帝』読破
「幸田露伴(こうだ・ろはん)」原作を「田中芳樹(たなか・よしき)」さんが【リライト】──「明」における覇権争いを描いた【歴史】&【戦記】です。
流石、著者の得意分野・・・・・・知略はそんなに多くはなかったのですが、大軍隊を小軍隊で打ち破る!!、大暴れする豪傑達──痺れます。
「明」の第一代皇帝「洪武帝」が亡くなった後、【孫】・・・「建武帝」即位。
気弱な「建武帝」の覇権を守る為、廷臣達が有力な皇族を追い落とす中、ついに「洪武帝」の【息子】であり北方を守っていた「燕王(えんおう)」が・・・・・・。
北と南・・・・・・二人の戦いの決着は如何に。
話の内容、戦いの描き方・・・・・・加えて色々説明が分かり易い。
「字(あざな)とは?」から始まって、役職の説明などなど今まで自分の中で《漠然としていた事(知識)》だったモノが色々と明らかになりました。
助かりました。
予想/期待通りだったのですが、《読ませる》作品。
最近はあまり読まなくなったジャンルというか「話」だけに、「《読み》が進まないのではないか。」と懸念していたのですが、杞憂でした。
(記:スッタコ小僧)
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