【書籍】『山猫』読破
「神永学(かみなが・まなぶ)」著、知力・体力申し分なし、チョコを食って仕事をする粋な(?)【怪盗】「山猫」を描く【アクション・推理】小説です。
頭が回り、喧嘩も強い、その他は目立った特徴なし・・・・・・こう書くとあまり特色のない【怪盗】だなあと思われますが──全くその通りです。
でもそこは著者お得意の《他の/周りの登場人物》にてカバーです。
裏で悪事を働く者からお金を盗む・・・・・・現場に署名とは別に悪事のメモをこっそり残し、
・盗みを警察へ通報⇒メモ発見⇒警察へ悪事露見
・警察へ通報せず、泣き寝入り
を選択させる【怪盗】「山猫」を取材する事になったフリーライター「勝村」。
そんな矢先にかつて記者のイロハを教わった恩師が居直り強盗に絞殺され死亡!?
なんと犯人は「山猫」!?
大学の先輩である【刑事】「さくら」から話を聞いた「勝村」、一人の女性からの電話から一気に事件の只中に。
迫る魔の手、ピンチに現れた救いの手は・・・・・・「山猫」の手!!。
といった展開です。
その他、「山猫」逮捕に執念を燃やす【刑事】、「山猫」を手伝う妖艶&木槌を投げる【女性】と『ルパン三世』みたいと「ニヤリ」の内容となっています。
(記:スッタコ小僧)
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