【映画】『姑獲鳥の夏』を見た
「京極夏彦」原作小説の【実写化】、第一弾です。
昭和二十七年、夏・・・・・・「二十箇月も子供を身籠ったままの女性」。
また、彼女の夫は一年半前に失踪・・・・・・鍵のかかった密室から。
病院に纏わる不気味な噂・・・・・・赤ん坊連続殺人事件!?。
事件に関わる事になってしまった【小説家】「関口」──の夏が始まります。
まず、最初の感想は
《【映画】ではなく、【舞台】でやったら──》
せっかく【映像】にしたのに・・・・・・と私には感じる【演出】が多々ありました。
「紙芝居」を用いての各種説明など昭和の「レトロ感」を出す演出
照明(光の加減)を用いた「(魑魅魍魎が跳梁跋扈する)怪しい雰囲気」を演出
は分かりますが、セットと加えて
「レトロ感」・「怪しい雰囲気」<「安っぽい(安普請)」
と「安っぽさ」が勝ってしまっている。
ただ、さすが【映像】化しただけあって、事件・推理・解答の内容はとても分かり易かったです。
さて最後に【実写化】にあたってのもう一つの「楽しみ」というか、いつも不安になる「あの登場人物を誰が演じているのか」
【陰陽師】「京極堂」:「堤真一」さん
【小説家】「関口」 :「永瀬正敏」さん
【探偵】「榎木津」 :「阿部寛」さん
【刑事】「木場」 :「宮迫博之」さん
まあ、小説を読んでいた時に自身が描いていたイメージとはやはり違う・・・・・・(【コミック】の【アニメ】化に当たっての声優と同じ)。
見慣れてくれば、慣れてくるでしょう。(本一作だけでは不十分ですが、次作を見ている間には慣れてくるのかな?。ただ【アニメ】の印象が勝ってしまう懸念がでてきましたが。)
(記:スッタコ小僧)
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