【書籍】『安楽椅子探偵アーチー オランダ水牛の謎』読破
「松尾由美(まつお・ゆみ)」著、【安楽椅子探偵】──そのものスバリ、喋る【椅子】が探偵役、【小学生】が助手を務める【推理小説】(連作短編集)の第二弾です。
設定は面白いのですがその内容は
前作は事件の解答が《荒唐無稽》、
今回は(発生した)事件の内容も《荒唐無稽》となりました。
上記より読み手側の《推理する意欲》を奪う作品・・・・・・残念ながら、私は前作と同様に本作品には《ついて》いけませんでした。
【小学生】が助手を務める設定だからでしょうか──
・助手である【小学生】の周りで発生する事件
・明るい作品を維持する⇒暗い内容・暗い結末になる事件を回避
の2点がネックか、まず事件の内容が──《破天荒》!?、無理矢理というより「キョトン??」。
今作ではタイトルから分かるように「エラリー・クイーン」に倣い【国名シリーズ】となっていますが・・・・・・タイトルの作品以外はちょっと苦しいかな。
第1話 オランダ水牛の謎
第2話 エジプト猫の謎
第3話 イギリス雨傘の謎
第4話 インド更紗の謎
第5話 アメリカ珈琲の謎
(記:スッタコ小僧)
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