【書籍】『心霊探偵 八雲 赤い瞳は知っている』読破
「神永学(かみなが・まなぶ)」著、《生者は見えぬが死者が見える》特異な【赤い左目】を持つ大学生「斉藤八雲(さいとう・やくも)」の活躍を描く【推理小説】です。
3件の事件ファイルを収録した短編集となっています。
「文芸社」の本を読みましたが、本の大きさの割には・・・・・・中の活字が大きくて、たった3編でボリュームが少なくすぐ読み終わってしまったのが残念です。
ただ、シリーズ続巻が多数でているので、今後しばらくは楽しめそうです。
トラブルメイカー(?)「小沢晴香(おざわ・はるか)」が持ち込む・巻き込まれる幽霊が絡んだ怪奇事件をちょっと捻くれ者(?)「八雲」が、時には警察の「後藤(ごとう)」の協力を得て解決といった流れです。
本作はスタートの作品だからでしょうか、その心霊事象も
・廃屋でお化け
・トンネルでお化け
・友人の幻(?)が枕元で何かを・・・
といった<定番(?)>の契機でまず「小沢晴香」が事件に関わる/触れる事となります。
初めだからかレギュラーメンバが上記の3人と少なかった点が寂しかったです──ただ、意味深な「両目が赤い男」などの話も出てきたので今後の続編で(色々な謎が)明らか&(登場人物も増えて)賑やか(この作品には適さないワードですが)となるのでしょう。
とにかく、私の中で新しく読み進めるシリーズが増えました。
(記:スッタコ小僧)
« 【書籍】『シャーロック・ホームズの冒険』読破 | トップページ | ◆◆ゲームパッケージについて◆◆ »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 【書籍】『死刑判決』読破(2024.10.05)
- 【書籍】『最後の女』読破(2024.09.27)
- 【書籍】『魂手形 三島屋変調百物語七之続』読破(2024.09.23)
- 【書籍】『クイーン検察局』読破(2024.09.21)
- 【書籍】『宿命の地 1919年三部作③』読破(2024.09.21)
コメント