【書籍】『シャーロック・ホームズの冒険』読破
「コナン・ドイル」著、言わずと知れたかの名探偵「シャーロック・ホームズ」の短編集第一弾です。
図書館ではいつも見る棚に見当たらないなあと思っていたら、児童書(?)扱い・・・・・・。
でも実際読んでみると──
かなり読み応えがあります。
そして、《有名なトリック&話にて解決&結末が分かっているにも関わらず、楽しめる》作品となっています。
話の内容に加えて【著者の文章力】の表れなんだろうなあ──。
「新潮文庫」では何故か原本から二編差し引かれています。
訳者による「解説」によるとその二編は同じ「新潮文庫」『シャーロック・ホームズの叡智』に収録されているとの事・・・・・・一体、何をしたかったんだか。
本短編集では以下の作品(事件)を扱っております。
■ボヘミアの醜聞
⇒最初に「ホームズ」に失敗談を持ってきて惹き付けるとは・・・・・・。
■赤髪組合
⇒日常の不思議な事件から・・・・・・。
■花婿失踪事件
■ボスコム谷の惨劇
■オレンジの種五つ
■唇の捩れた男
■青いガーネット
■まだらの紐
■花嫁失踪事件
■椈(ぶな)屋敷
どれも内容知っている/覚えているなあ、やはり【基本】なのでしょうか。
最近は色々と複雑・複合化した謎が入り混じった作品が多いですが、基本となる要素が本短編集の一つ一つの作品に詰まっている感じがします。(持ち上げすぎでしょうか・・・・・・。)
発表順に読むつもりが一作品、飛ばしてしまいました。
今後、間違えないように本書「解説」にあった発表順を記載しておきます。
(1)『緋色の研究』
(2)『四つの署名』
(3)『シャーロック・ホームズの冒険』(本書)
(4)『シャーロック・ホームズの思い出』
(5)『バスカヴィル家の犬』
(6)『シャーロック・ホームズの帰還』
(7)『恐怖の谷』
(8)『シャーロック・ホームズ最後の挨拶』
(9)『シャーロック・ホームズの事件簿』
~~~
(10)『シャーロック・ホームズの叡智』※「新潮文庫」
(記:スッタコ小僧)
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