【書籍】『血と薔薇』読破
「ジェームズ・パターソン」著、ワシントン市警殺人課刑事「アレックス・クロス」シリーズ第七弾です。
前作の『闇に薔薇』と二部構成となっているのですが・・・・・・意味を成していません。
中途半端な結末を迎えて今作へ<やきもき>させたにしては【闇将軍】、影が薄くなっています。
別の殺人コンビ、【吸血鬼】達が<大暴れ>する展開に飲まれてしまっています──もっと<散らさない>と最後に集中しているだけでは。
今回も前作と同じ轍を踏んでいます・・・・・・意外な犯人を持ってくれば良いもんじゃない!!。
それにしても本作の主人公・・・・・・一体、何が優れているのでしょうか。
周りの登場人物達の会話の中では、【凄腕】らしいのだが、前作・今作と全く<いい所>がない──成り行き、時間が事件を解決したとしか思えません。
<スランプ>なのか、挫折中、どん底なのでしょうか。
残念ながら、いまいち魅力の感じられない主人公・・・・・・これでは今後、シリーズを読み進める気がしません。
ただ、やたらと昔の事件の話が出てくるので、第一弾から読んでみたら印象は変わってくるのかも──(初期は大いに活躍したのでしょうか?)。
(記:スッタコ小僧)
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