【書籍】『容疑者Xの献身』読破
「東野圭吾(ひがしの・けいご)」著、名探偵「ガリレオ」が活躍する【推理小説】──今度は【長編】です。
読み終わってこの【タイトル】に納得です。(【ドラマ】『ガリレオ』の映画化・・・・・・流石にこの【タイトル】は変更できなかったし、サブタイトルなど余計な補足もできなかったはずだよ。)
事件が発生し、読み進めている間の《違和感》・・・・・・
「あれっ。確かに警察の捜査を考えた緻密な考え・準備・適切な指示だけど・・・・・・。【天才数学者】の考えたという割りには大した事、別にしていないなあ。」
けれども、その印象は(著者の巧妙に伏せられたある情報にて)警察と共に《目くらまし》をされていた事によるものでした。
途中、「な~んだ、結局、予想した通りの・・・・・・んっ、まだ続きがあるなあ、なんだろ。」と思いきや、「ガリレオ」の説明で一気に【(事件全体[謎・意味])様相】が変わる《どんでん返し》──。
最近、解答を読んで「なるほど・・・・・・いい線までいっていたのに、あと少し。」と真相到達まで「かする」作品が多いなか、身構えて読んだにも関わらず(良い意味で)「騙された~。」と悔しがらせてくれた作品でした。(実際は、結末に悔し涙ではない涙が出そうに・・・・・・。)
(記:スッタコ小僧)
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