【書籍】『マルタ・サギーは探偵ですか?』読破
「野梨原花南(のりはら・かなん)」著、タイトル/思わせぶりなあらすじから一風変わった新感覚【推理小説】と思いきや・・・・・・単なる【ファンタジー小説】でした。(悪い意味ではありません。)
何事にも脱力系(やる気のない)学生「鷺井丸太(さぎい・まるた)」・・・・・・学校を辞めた当日、カップラーメンを買いに出た先で
1.不思議なコンビニへ
⇒いつの間にか別世界へ
2.コンビニで景品が当たる
⇒中には「カード」が・・・
3.『カード戦争』へ参加する破目に
4.いざ「カード」を使ってみようと実践した所、更に別の場所へ飛ばされる
5.生きていくため「カード」の力・・・『名探偵』と記載ありを活かして、異世界で探偵業に乗り出す
⇒エルフ、ドラゴン、トカゲ(リザードマン?)、そして人間も闊歩する世界
⇒『名探偵』といっても、発動すると事態を進展させて、とりあえず収束へ向かわせるのみ
6.ライバルとなる【怪盗ドクトル・バーチ】、また「賢者の石」を求めて暗躍する組織も登場
といった展開です。
面白いトリック/謎に出会えるかもと思って手にとった本作、見事に裏切ってくれました。
『カード戦争』とやらも初っ端、異世界へ飛ばされる理由に使うだけで今回は特に活躍/活用なし・・・・・・今後、【名探偵マルタ・サギー】と【怪盗ドクトル・バーチ】の対決/やり取りをメインに続けていくとしたら、正直必要なかったのではと本作単体では思った設定です。
魅力的な設定/登場人物だと感じ次作が気になる作品ではあります。
ボリュームも少ないため、ほんの少し時間があれば一冊読めるので試しに手に取ってみて正解でした。
(記:スッタコ小僧)
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