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2008年8月 9日 (土)

【書籍】『宿敵』読破

 「ポール・リンゼイ」著、親しい仲間はいるが《基本一匹狼》──FBI捜査官「マイク・デヴリン」が活躍するシリーズ第二弾です。

久しぶりに「グッ」ときました。

 「CODE NAME:GENTKILL」──FBI捜査官ばかり狙う《殺人犯》、コンピュータ名に入力する際のファイル名字数制限により

 <Agent Killings>⇒<GENTKILL(ジェントキル)>

と名付けられた犯人との闘いです。

 けれども「デヴリン」捜査官が追う事件はそれだけではありません──爆弾を使う卑劣な《脅迫者》との闘いも平行して展開します。

日頃の行い(上司への反発)から、カジノ経営という秘密任務というか「罰ゲーム」にて日々を過ごす「デヴリン」捜査官──。
そんな事では燃え上がる【正義感】を抑える事はできず、抜け出して一人、独自の捜査開始です。

 <タフガイ>らしき描写はあるのですが、そんなに<派手>な作品ではありません・・・・・・でも《緊張感がピリピリ》、【犯人達】と息詰まる攻防戦です。
まあ、犯人に接近するのは地道な捜査が実る終盤なのですが──何故か全体に渡って《緊張感》が抜けません・・・・・・「デヴリン」捜査官の家庭において、夫の身を心配する妻との《緊張感》の続く対立も描かれている影響かもしれません。

 もしかするとシリーズ第一弾の『目撃』を過去に読んでいるかもしれませんが、本シリーズ、今まで読んでなかったのが悔やまれます。

楽しみなシリーズが増えました。

(記:スッタコ小僧)

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