【映画】『ペイチェック 消された記憶』を見た
「鳩」・「黒と赤」・「二丁拳銃」の派手なアクションでお馴染みの「ジョン・ウー」監督、主演「ベン・アフレック」の【SF・サスペンス】です。
今までも微妙な【SF】設定を絡めた作品を繰り出してきた監督、でも結局はその設定を忘れさせるほどの《ド派手アクション》ばかりに目がいっていました。
今作ではアクション抑え目で【新境地開拓】を?
「ベン・アフレック」演じる凄腕「パクリ」技術者(フリーランス?)・・・・・・ライバル社の製品を参考に更に進化した製品を開発・提供します。
開発・提供完了後は、その製品に関わる一切の記憶を消去して「ペイチェック」(給料支払い小切手)を受け取って「サヨウナラ」。
今まで最長二ヶ月間の記憶消去から復帰後に友人から莫大な報酬の依頼が発生・・・・・・今回はなんと【三年間】(「籠りっきり」)です。
報酬に釣られて仕事を引き受け、【三年後】───。
意気揚々と報酬のお金を引き出そうとすると・・・・・・なんと莫大な利益を生むはずの権利(株)が放棄されている。
しかも、放棄したのは記憶消去数日前の自分自身、一体何故?。
しかも、三年前の「お籠り」前に預けた《所持品》が覚えのない品々に入れ替わっていて──「ヘアスプレー」、「ライター」、「コイン」・・・「なんじゃこりゃこりゃ」と。
混乱しているなか休む暇もなく、何者かの襲撃を受け・・・・・・相手は「FBI」、国家機密に関わる事項で逮捕
といった展開です。
良くある記憶喪失設定の【過去の自分探し】の展開と思いきや・・・・・・後は見てのお楽しみ。(私は何となく『ドラえもん』[アニメ]を思い浮かんできました・・・・・・似たようなモチーフ/話があったのかな。)
「それは普通、思いつかないだろう。」などなど主人公の行動/行為に対して、荒唐無稽に思える部分(「ツッコミ」所満載)が多々ありましたが、「追われて⇒逃げて」の緊迫感でグイグイ引っ張ってくれます。
主人公が「凄腕」ですがあくまで「技術者」としてなので、《ド派手アクション》はそんなに期待していなかったのですが────「ジェット・リー」顔負けの【棒術】を披露、荒事専門の人達と互角以上に渡り合っている点に「おいおい」と「ツッコミ」を入れたくなりました。
難しく考える事もなく、悉く(ことごとく)こちらの予想/想像を裏切って「それはないだろ。」と思う前述の「ツッコミ」所(点)が私には面白く、爽快に見終わりました。
見終わった後、(良くも悪くも)全く「後味」を残さない・後を引かない作品でもありますが。
(記:スッタコ小僧)
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