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2008年4月

2008年4月29日 (火)

【アニメ・ゲーム】4月27日(日)~4月28日(月)雑記

 アーケードと互換性のある[NEOGEO]作品を除いて、昔の<とても家庭用ハードへの【完全移植】は無理だ>と思っていたアーケード稼動の【ゲーム】。
 今は《出来て当たり前》となっている雰囲気が、【時代の流れ・ハードの進化】を感じます。
 昔も頑張って移植は行われていたと思いますが、グラフィック面での【劣化】は免れず・・・私は特に[NEOGEO]の影響か【完全移植】にばかり気にかけていた時期もありました。
 最近、過去アーケードにて稼動していた作品/旧ハードでは【完全移植】とはいかなかった作品が次々と最新ハードで蘇ってきているのが楽しみとなっています。

 良くプレイしていた作品は「再びプレイできた嬉しさと懐かしさ」で一杯なのですが、当時あまりプレイしていなかった作品については「結構、自分自身の中で【美化】している点」が多かったです。

□表中「区分」の意味
A:アニメ
C:コミック
G:ゲーム
-:その他

表.[08/04/27(日)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
A 逆境無頼カイジ 第24話 【ピックアップ】参照。
第25話
A あまつき 第2話 【ピックアップ】参照。
第3話 やっと色々と動き出した・・・。
第4話 【ピックアップ】参照。
G ヴァンパイア ダークストーカーズコレクション PS2 【ピックアップ】参照。
C オレたま 第1巻 【ピックアップ】参照。
第2巻
A 我が家のお稲荷さま。 第1話 【ピックアップ】参照。
第2話
第3話
A 狂乱家族日記 第3話 【ピックアップ】参照。
A 第4話 【ピックアップ】参照。
A 仮面のメイドガイ 第1話 【ピックアップ】参照。
第2話
第3話
第4話
A フルメタル・パニック! 第15話 旧(仇)敵,故郷,旧友(?)再びの前編。
A D.C.Ⅱ S.S. 第2話 【ピックアップ】参照。
第3話
第4話
G ラストブロンクス東京番外地 PS2 【ピックアップ】参照。
C エマ 第10巻 【ピックアップ】参照。

【ピックアップ】[04/27]

■『逆境無頼カイジ』
第24話:
 「指四本」を賭けて、黒幕「会長」と【くじ引き】勝負の展開です。
 ちょっと前回などのリプレイが多く・・・また、既に「カイジ」側のネタは《ばらして》あるので、終幕の予想もつき《緊張感》が若干、薄れています。(まあ、勝負内容が「くじ」だという点も少しは影響していますが。)
 何か意表をついた「カイジ」側の【どんでん返し】があるかなあと一抹の希望を抱いているのですが・・・。
 罠不発・・・《ざわ・・・ざわ》。
第25話:
 【最終回】です。
 一枚上手・・・修羅場経験数の差です・・・「神頼み」<「自力」の差が・・・。
 最後にこの結末を持ってくるとは少し意表をつかれました(第二弾をやるとの予告もあり、おそらく原作が続いていたのでしょう)。
 まあ、《未来はこれから》に繋がる終了として適切とも言えます・・・「(人生は)まだまだ続くよ」と。

■『あまつき』
第2話:
 タイトルの「つき」は「憑き」なのでしょうか。
 現代の【科学/化学】知識を活かした展開・・・若干意味合いは違いますが『冒険野郎マクガイバー』[洋ドラマ]みたいで、出きれば(その設定/展開を)「続けて欲しい」のですが。
第4話:
 「タイトル」の「つき」は違うモノを指すようです。
 どうやらタイムスリップした内の一人、主人公は《特殊能力》所持者の設定のようです。
 まあ、何もないのにタイムスリップの対象となる理由もないので、「打倒かな」と思いますが・・・。
 第2話での現代知識(科学/化学)を活かした活躍は、今後も継続して(出して)欲しいモノです。
 でも、あんなに【万能な能力】を持ってこられた日には・・・。
 それにしても最近、【目】を利用した能力設定が多いです。

■『ヴァンパイア ダークストーカーズコレクション』[PS2]
 第1作目『ヴァンパイア』、「ビクトル」での挑戦開始です。
 一発、一発が重く、相打ち覚悟で積極的に攻撃─攻撃です。
 「ハイギガバスター」・・・コマンドは左下・右上+キックですが、左下から↓右下→右上と回転して出すようにしています。
 ボタン先行入力系(受付可)の格闘ゲームばかりしていたせいか、本作のタメ系必殺技が出しづらいです。
 最後のレバーを入力してからボタン押しを意識しています。

■『オレたま~オレが地球を救うって!?~』[コミック]
 近くの書店では第2巻のみで、第1巻が売り切れだったのか最近まで見かけませんでした。
 丁度、両巻を見かけたため、一気に購入しました。
 原作「原田重光」氏、絵「瀬口たかひろ」氏・・・普通のコミックと同列扱いで販売できているなあと思う作品です。(「ちょっとエッチ」との記載はありますが、内容を見るとちょっと何処ではない・・・。)
 『ユリア100式』[コミック]なども同様なのですが・・・それにしても最近、この手の題材コミックは原作と絵の方が分かれる事が多いです。
 内容は、
  人間界が(昔の)契約により20XX年7月【恐怖の女王】に返還される事となり、人類滅亡の危機・・・。
  天使(老人)が「そうはさせまい」と【聖玉】へ封印しようとするのですが、立ち小便をしていた主人公の男子が居合わせて・・・
 といった展開です。
 7月の1ヶ月がメインなのですが、1ヶ月を描いたらスパッと終了?それとも続くのでしょうか、そこが一番気になりました。

■『我が家のお稲荷さま。』
第1話:
 妖怪に狙われた兄弟・・・襲ってくる妖怪と対峙するため、守り神でもある妖怪「天狐」の「空幻」(「クウちゃん」・男女両方変化可)の封印を解き、襲ってくる妖怪と闘うとの展開です。
第2話:
 兄妹の母親と周りの(意表をついた?)登場人物達の今後に期待、また突然の事態に全く動じない度量の深い(おおらかな)[父親]・・・個人的に別途[大きな見せ場]を期待します。
第3話:
 兄弟(兄:ノボル)に好意を寄せる【妄想】女子登場です。
 《学園》+《妖》+「クウ」(妖)・「コウ」(世間知らず)の二人の【現代/生活感ギャップ】を絡めて、やっと【コメディ】らしくなってきました。

■『狂乱家族日記』
 姫宮一族からの脱却・・・早い展開でしたが、暗い内容が続かせず、一気に【狂乱】→無理矢理「ハッピーエンド」で終止符です。

■『紅』
 暴力団との話合いの仕事の場にこっそり「紫」がついてきてしまい・・・やっと「紅(真九郎)」の右腕に隠された【技(?)】が発動です。
 「角(つの)?」・・・どうやら学んだ武術のとっておきの技[奥義]らしいのですが・・・。
 とりあえず、【人外】設定ではないようです。(結構、今見ているアニメの【人外】比率が上がっているので。本作はこのままアパートの住人と「真九郎」&「紫」のほのぼのエピソードを絡めつつ進めていって欲しいです。)

■『仮面のメイドガイ』
第1話:
 放送前に他番組と比較して宣伝が目についてので、嫌でも意識していました。
 果たしてその内容は・・・
 
 莫大な資産を持つ祖父の孫(姉弟)を(内緒で)守るため、「メイド」が二人やってきます。
 一人は見た目は【普通】、もうタイトルから分かるように【仮面をつけた】『魁!!男塾』か『北斗の拳』の拳豪と見紛う「メイド」姿の巨漢、【男】です。
 上記を除けば変に捻りのない《直球勝負》の【お色気+コメディ】の作品です。
 一つくらいこのような作品がないと・・・。
第2話:
 その正体は[人外]か[ロボット]?・・・それとも元祖[コメディ]キャラ(=不死身)設定なのか。
第3話:
 「ご主人さま(姉)」へ【下駄箱にラブレター】の展開です・・・オチはコテコテでしたが、そこに至るまでの経緯にて楽しめました。
 恋愛における過去のトラウマ・・・手作り弁当の「エビフライ」にて先輩、「エビゾリ」事件。
第4話:
 『いちご100%』[コミック]?・・・祖父の遺産相続人の一人(?)[ちびっ子]、【忍者メイド】を引き連れて登場です。
 「七色の魔声」・・・『魔人探偵脳噛ネウロ』[アニメ]?、まあ色々と《パロディ面》が感じられる点が「ちらほら」と。

~~~(閑話)~~~
 アーケードで稼動している『サムライスピリッツ閃』・・・「ハイパーネオジオ64」のような失敗を繰り返して欲しくはないです。
 動画やスクリーンショットで見る限りでは、特に《気になった点》などは見つからなかったのですが(3Dのノウハウも蓄積されてきた事だし)・・・。
 ただ、上記《気になった点》が【悪い点】に加えて【良い点】も含んでいる点・・・。
 なぜ「3D」に走らなければならないのか・・・今になって。
 <【武器(剣戟)格闘ゲーム】(「3D」に)一番乗り>なら分かりますが、既に他の同モチーフ作品がリリースされている中で。
 そして、他作品を凌駕するほどの「3D」を活かした(または「3D」でなければ出来ない)《新システム》がない・・・。
 『「2D」の演出を「3D」で再現したら、どうなるだろう』的な【魅力】だけでは、惹きつけるには厳しいモノがあるかなと。
 ゲームセンターで稼動しているのを見かけて、上記のように「ハッキリ」感じました。(発表当時から薄々感じていた事ですが。)
 丁度、『ラストブロンクス 東京番外地』[SSではなくPS2]をプレイしようと思っていた事もあり、上記を強く感じたのかも。
~~~~~~~~~~

■『D.C.Ⅱ S.S. ダ・カーポ セカンドシーズン』
第2話:
 「クリスマスパーティー」、通常「クリパ」に向けて出し物【人形劇】の練習中です。
 恋愛面はついに「由夢(ユメ)」(朝倉[妹])始動?。
 でも今回は1stシーズンでは目立たなかった「雪村杏(アンズ)」の事情がメイン、【一人きりの広い家】。
第3話:
 「小恋(ココ)」・・・風邪(?)でダウン気味?にて、「音姫(オト姉)」(朝倉[姉])の【人形劇】代役展開が濃厚となってきました。
 今回は「朝倉[姉]」と主人公との【過去の約束】がメインです。
 加えて、島の各地にて【事件】が進行中・・・。
第4話:
 【人形劇】本番当日に「小恋(ココ)」ダウン、《代役》登場の展開です。
 【人形劇】の全て上映・・・いわゆる《クリスマスの奇跡》の話です。
 あまり気にかけていなかったので、まさか【人形劇】の内容を全て放送するとは・・・。

■『ラストブロンクス東京番外地』[PS2]
 『セガ エイジス2500シリーズ Vol.24』、昔にアーケードで稼動した【ポリゴン・武器あり・格闘ゲーム】です。
 「セガサターン」[SS]版に付属しているコマンド表を片手に「優作」にてプレイ開始です。([SS]はマニュアルとは別紙となっているので、扱い易いかなと。)
 当時、私は『バーチャファイター2』などの表現に驚きましたが、「対戦の敷居が高そう。」との印象が強く、特に本作については全くプレイしていませんでした。
 また、[NEOGEO]が好きだった事が災いして【家庭用に完全移植できない作品】についてプレイを避けていたのかもしれません。
 今回、ハードの進化により[PS2]にて【完全移植(?)】の「セガ関連のポリゴン格闘ゲーム」が発売されるようになり、とても楽しみにして購入しました。(発売日に購入したので、かなり「積んだまま」の状態だったのですが。)
 『バーチャファイター』・『ファイティングバイパーズ』は続編の【完全移植(?)】が[PS2]や[DC]で発売されていたのですが本作は・・・まあ、続編有無だけがその作品の評価に直結するわけではないと思います。

 実際にプレイしてみると「(グラフィック面について)少し【美化】しすぎていたかな。」と感じました。
 それとも[SS]版が【頑張っていた】のか・・・背景・音声なども記憶より・・・。

■『エマ』[コミック]
 「森薫」さんの英国メイド(本物)を主人公にした【恋愛物語】です。
 今回で【最終巻】です・・・既に「エマ」さんの「ハラハラドキドキ」展開(《波乱万丈》)は数巻前に完了しているので、全体に大きく【盛り上がる】点はありませんでしたが。
 でも他登場人物エピソードに加えて、「エマ」さんの【結婚式】による《締め》があります。
 【アニメ】化もされましたが、私は全く見ていません・・・どうだったのかな。
 本作品の《魅力》は話の内容は(全体を通して)特筆する点はありませんが、描いている【舞台】・【登場人物】とそれを描いている《画力》だと思います。

表.[08/04/28(月)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
** *** ** **********

【ピックアップ】[04/28]
・・・今日(4/29)はのんびりしよう。

(記:スッタコ小僧)

2008年4月27日 (日)

【アニメ・ゲーム】4月24日(木)~4月26日(土)雑記

 何か淡白な作品が多くなってきている感じがします。
無難なのか、際立った特徴がないのか、少しは「アッ」というような作品が欲しい所です。(全部が全部該当するわけではありませんが。)ちょっと気分転換に溜まっている【映画】を見ようかな・・・。
【ゲーム】の方は過去にプレイしたのを引っ張りだしてばかりなのですが・・・しばらく経ってからプレイするとまた別の【味】があります。

□表中「区分」の意味
A:アニメ
C:コミック
G:ゲーム
-:その他

表.[08/04/24(木)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
** *** ** **********

【ピックアップ】[04/24]
・・・天気が悪いなあ。

~~ゲームパッケージについて【第14回】~~
機種:NEOGEO
タイトル:8マン(EIGHT MAN)
その他:「46Mメガ」「HIGH SPEED ACTION GAME」「アクションゲーム」
《背面》
Dr.Tani and detective Higashi used ther high-tech knowledge and sense of justice to produce the ultimate weapon for peace.

走れ、8マン

非常事態発生!警視庁からのSOSを受けた東探偵は、スーパーロボット8マンとなり超人サイバー打倒に今、立ち上がった。

●2P同時プレイで攻撃レベルがアップ
●立体サウンド「スフェロシンフォニー」搭載
●スライディング等の痛快アクション満載
●強制スクロールによるハイスピードバトル
●2P協力必殺技「スーパーダブルボンバー」
●空中戦艦、巨大ロボがぞくぞく登場

8MAN BATTLE DATA

■POWER UNIT:超小型原子炉■最大発電POWER:10万Kw
■BODY:ハイマンガン-スチール
■反応速度:30万Km/SEC.

人造皮膚/サブ電子頭脳
ハイスピードレッグ

●マルチ電子スコープ
●ハイテク・イヤー・システム
============
 横スクロールの【アクション】ゲームです。
キャラを【題材】、高速で走っている感じが味わえる《強制スクロール》以外はあまり特筆すべき点はないのですが・・・。
パッケージは【題材】に焦点(イラストや8MANのスペック説明)を絞っています。
ゲーム画面は少し、しかも小さく・・・また、2P同時プレイばかり宣伝して1人で遊んでいた私にはちょっと寂しくなる内容の記載ばかりです。
元となったキャラは名前と少しの設定しか知りませんが、1人のヒーロー物なのにやたら2P同時プレイを強調されるのはどうかと。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

~~~(閑話)~~~
 『神羅万象チョコ 冨嶽伝』
「Best Selection」・・・若干、仕様が異なるというので所持しているのと比較してみました。

「聖龍王サイガ:シルバー⇒ホログラム
「甲角星アトラス」:単純なシルバー⇒緑シルバー
「天魁星マルス」:同上
「聖姫アルマ」:シルバー⇒ホログラム
「幻魔戦鬼テスタロス」:斑点赤シルバー⇒赤シルバー(レベルダウン?)
「ボーンマスター・D」:シルバー⇒ゴールド
~~~~~~~~~~

表.[08/04/25(金)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
** *** ** **********

【ピックアップ】[04/25]
・・・スッキリしない天気が続くなあ。(天気しか書くことがないとは・・・。)

~~ゲームパッケージについて【第15回】~~
機種:NEOGEO
タイトル:超人学園ゴウカイザー
その他:「186メガ」「illustration by MASAMI OBARI(Studio G-1)」「BATTLE ACTION GAME」「対戦格闘アクション」
《背面》
 見たか!人のみが持つ無限の可能性を!

最終格闘兵器ついに発動!

運命に導かれた10の闘魂・・・・・・。
闘え!超人戦士たち!!

★画面せましと暴れまくるキャラクターの間合いで画面が拡大縮小!白熱したバトルを展開!
★倒した相手の必殺技を受け継いでいく、新システム「必殺技トレースシステム」で、100通り以上のマイキャラを設定可能。
============
 ある意味キャラゲー【格闘ゲーム】です。
徹底的にキャラに拘っている点は好感が持てます、格闘ゲームとしてはいまいちだったとしても・・・。
なのでパッケージの背面は上記【キャラ】・【演出】面を強調すれば良かったのに・・・イラストがあるから「まあ、いいや」との事でしょうか。
下手に珍しくもない【画面の拡大縮小】の説明は要らないのでは・・・。
「必殺技トレースシステム」の方は成功したとは言えないのですが、実際プレイすると「頑張っている」点が色々見られる点があるので「ツッコミ」はやめておきます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

表.[08/04/26(土)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
A 精霊の守り人 第21話 【ピックアップ】参照。
第22話
A 逆境無頼カイジ 第15話 【ピックアップ】参照。
第16話 vs[利根川]・・・耳をかけて。
第17話 超心理戦─裏─裏─裏・・・本当の会話。
第18話 相手の恐れを見極め?・・・まんまと術中に。
第19話 【ピックアップ】参照。
第20話 指示待ち人間・・・勝負終盤へ。
第21話 【ピックアップ】参照。
第22話 ティシュの箱一つで大袈裟な・・・ネタバレした時点で危うい?。
第23話 vs[会長](名不明)・・・怪しい雲行き。
G ストリートファイターⅢ 3rd STRIKE DC [リュウ];[エレナ]に敗退。
A 祝25周年!あのマクロスが帰ってくるぞSP!! 07/12/?? 【ピックアップ】参照。
A S・A放送直前スペシャル 08/03/31 声優さん達の座談会・・・まあ。
G リアルバウト餓狼伝説2 NEOGEO [リック];[ホンフゥ]に敗退,でも[FC]上達。
G サムライスピリッツ零SPECIAL NEOGEO [ナコルル];[ユンフェイ]敗退,演出Dark。
G NAM-1975 NEOGEO 久しぶり・・・下手のまま。
G ライディングヒーロー NEOGEO [死神]に2敗。
G ファイターズ ヒストリー・ダイナマイト NEOGEO [フェイリン];シンプルイズベスト,熱い。
G 超人学園ゴウカイザー NEOGEO [ブライダー];大味だが演出は良好。
A マクロスFrontier 第1話 【ピックアップ】参照。
A あまつき 第1話 【ピックアップ】参照。

【ピックアップ】[04/26]

■『精霊の守り人』
第21話:
 終盤近く、毎月が待ち遠しいです。
 「バルサ」の過去・・・「カンバル」での幼少期から「ジグロ」との逃避行の回想です。
 【王の槍】の九人の一人「ジグロ」・・・全てを捨てて親友の子供「バルサ」を。
第22話:
 「バルサ」の過去は「鍛冶屋」から話のみ聞いた時の方が感銘を受けた気がします。
 今回、映像付きだったのですが・・・想像と違っていたからかなあ。

■『逆境無頼カイジ』
第15話:
 【最後の(陰湿な)罠】・・・突破不可能な罠・・・《逆境》です。
 何とか乗り切り、今度は【Eカード】。
 「皇帝」(Emperor)、「市民」(Citizen)、「奴隷」(Slave)カードにて対決・・・所謂、変則《ジャンケン》対決?。
第19話:
 ・・・泥沼・・・罠の突破口は・・・不条理?。
 「できるかどうかじゃない、やるんだ。」の決意で【策】を実行・・・・なるほど《ジョジョ(2部)の対ダービー(弟)戦》『ジョジョの奇妙な冒険』[コミック]。
第21話:
 【鏡】・・・自身の《疑念》に敗退・・・長くもとても短く感じた試合でした、本当に一気に見てしまった。
 ・・・いや、まだ最終回まである・・・一体、どんな展開が。

■『祝25周年!あのマクロスが帰ってくるぞSP!!』
 昨年(2007年)放送された特番です。
 やっと見ました。
 前半は『超時空要塞マクロス』大好きという「宮迫博之」さんと
 「千原ジュニア」さん、「大沢あかね」さん、「有野晋哉」さんにて「河森正治」監督と対談です。
 見かけは「エスパー伊東」さん(千原ジュニアさん談)の監督・・・ブロックで変形を検証などの拘りを披露です。

 番組ではマクロスのヒットの要因を「リアルな変形」「リアルな歌」「リアルな恋愛」と紹介していました。
「リアルな変形」:
 意外にあまり気になっていなかったなあと思います。
 まあ、通常の戦闘機の形から変形と言う点で斬新でしたが、種類が豊富な『トランスフォーマー』にお株を奪われた感があります。
 私は当時、あまり『マクロス』の玩具/プラモデルをあまり欲した記憶がないので・・・。
「リアルな歌」:
 確かに奇抜な発想でした・・・今も続いているのはこの発想があったからだと思います。
「リアルな恋愛」:
 ヒロインとは結ばれない点・・・確かに印象に残っています。

 そして、後半は『マクロスFrontier』第1話の放送です。
 2059年、「移民船団マクロスフロンティア」に【銀河の妖精】と呼ばれる歌姫「シェリル」到着、そして未知の敵急襲の展開です。
 人間が飛ぶ点にてちょっと個人的に不安を感じました・・・『ロケッティア』[映画]・『スチームボーイ』[アニメ]など私の中ではことごとく《滑って》いるので。
 でも、《定番の流れ》(敵急襲→女性危機→機体乗り込み)でちょっと安心です。

 ・・・続きは本放送の所で。

■『マクロスFrontier』
 前述のスペシャルにて見ていたので、流して見ようかと思ったら【カット】・【追加】などにて全く別モノではないのですが色々(性格・家庭など)と《フォロー》されている部分があり、スペシャル放送版を見たばかりでしたが楽しめました。
 スペシャルの話では【学園モノ】への流れと言う話ですが・・・特に目新しい設定ではないので、どう続けるのか若干心配です。(あまり奇抜な展開を望んでいるわけではありませんが・・・。)

■『あまつき』
 【異世界スリップ】ではなく、【江戸時代へスリップ】、加えて【妖怪】モノでしょうか。
 とりあえず、《掴み》は(私の中では)「OK」です。
 主人公達が「ただの人」または「何か秘めた特殊能力/設定」のどちらとなるのか注目です。

(記:スッタコ小僧)

2008年4月26日 (土)

【書籍】『霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿』読破

 「田中芳樹」著、「ドラキュラもよけて通る」・・・通称「ドラよけお涼」・警視庁刑事部参事官「薬師寺涼子」を最強ヒロインに据えて、(上司に振り回される)部下の「泉田準一郎」視点で描かれる【痛快(?)、怪奇小説】です。(久しぶりに本シリーズを読みました・・・一応、全巻読んでいるかなあ?。)

本作は【怪奇色】が幾分、薄まり【SF色】が濃くなっています。
当初は《違和感》がありましたが、現代的な設定と【ファンタジー色】豊かな《怪物/化物》登場の【ギャップ】(+社会批判[?])が本作の特徴と私は捉えていたので、何か《普通》になってしまった・・・との印象です。

「薬師寺涼子」と「泉田準一郎」の関係は・・・いつにも増して全く進まないというか描写が少なくて、ちょっと「ガッカリ」です。

事件は多発するのですが最後の事件を除いて【怪奇】はなく、タイトルの【霧】の出番も・・・少なすぎます。

最後だけ【怪奇[小]+SF[中]】を盛り込んだ「ちょっとした冒険小説」といった感じです。

「あらすじ」を書いても良いのですが、本当にその「あらすじ」の内容が大部分を占めるというか「起承転結」で言うところの【転】部分がほとんど感じられず、どこで盛り上がったらよいのやら。

(記:スッタコ小僧)

2008年4月25日 (金)

【書籍】『リベルタスの寓話』読破

 「島田荘司」著、名探偵『御手洗潔』シリーズの二編を収録した【本格推理小説】です。

ワトソン役「ハインリッヒ・レーンドルフ・シュタインオルト」・「石岡」は前面に登場するのですが、肝心の「御手洗潔」は【電話】のみの登場・・・。
最近読んだ作品では本パターンが多く、とても《寂しい》感じがします。

加えて、【電話】でのやり取りで「御手洗潔」が解決可能な《謎》なので・・・今までの長編シリーズのように「おおっ」と驚愕する事がなくなってきています。
(まあ、常人の思考ではとても到達できない解決ではありますが・・・。)

特に本作では【密室】のトリックが○○トリックだったりして、興醒めです・・・まあ、古臭いままではなく、(トリックだけではなく、色々な部分で)時代に合った内容を持ってくる点はある意味「凄い」とは思いますが。

更に更に加えて、物語の中核となるべき【リベルタス】が実は《虚構》だった点に衝撃を受けました。
幾らなんでもその部分に《虚構》を持ってきては駄目だろうと・・・。

 「ドゥブロブニク」という欧州に実在した自治都市における選挙にて活躍した小さな「ブリキの人形」・・・【リベルタス】。
 投票結果を不正操作を無くすため、無垢な子供が入り投票結果を振り分ける・・・

上記の【リベルタス】に纏わる伝説を匂わす衝撃的な事件を持ってきているだけに、「実は虚構です。」と「あとがき」に記載されても・・・。

事件の舞台/人物の背景となる悲惨な民族紛争が起こった国・・・については、色々と勉強になりました。
最近の著者は色々と【タメ】になる作品を送り出してくれています。

ただ、【本格推理小説】としては

・あまりに突飛・・・詳しく犯行や推理の経緯が語られていますが、正直《荒唐無稽》に聞こえます。
・最近放送されたアニメの推理モノで同様の【謎】を扱っており、既知だった事。(アニメを見る前にも知っていましたが、該当知識が鮮明になっている状態となっていました。)

とのちょっと不満の感想です。

(記:スッタコ小僧)

2008年4月24日 (木)

【アニメ・ゲーム】4月20日(日)~4月23日(水)雑記

 新番組を少しずつ視聴し始めました。
テンションが高く、ハードルが高い作品が続くなあ・・・。
現在見ている範囲で、【熱血】・【ヒーロー物】という《熱く》なる展開を持つ作品が一つもない点が・・・ちょっと不満です。
(雰囲気が何処か)【クール】な作品または【偏っている】作品ばかり。

□表中「区分」の意味
A:アニメ
C:コミック
G:ゲーム
-:その他

表.[08/04/20(日)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
G コットン NGP 上達せず;相変らず同じ所で・・・。
A 【俗・】さよなら絶望先生 第13話 【ピックアップ】参照。
A BUS GAMER(ビズゲーマー) 第1話 【ピックアップ】参照。
第2話
第3話
A 逆境無頼カイジ 第14話 [ブレイブメン]・・・恐怖に;残りたった・・・。
A 獣神演武 第16話 宮廷側にも進展・・・六つ子(伏線?)。
A 銀魂 08/03/20 【ピックアップ】参照。
08/03/27

【ピックアップ】[04/20]

■『【俗・】さよなら絶望先生』
 【最終回】なのですが、《オープニング・エンディング》にちょっと趣向を凝らした以外は・・・まあ、いつも通り【通常営業】です。
 何処をどう考えたらあの【映画】に結びつけようという思考が浮かぶのか・・・あの【無理矢理感】が若干、魅力です。

■『BUS GAMER(ビズゲーマー)』
第1話:
 黒い封筒を受け取った青年達・・・一戦毎に倍になる賞金目当てに赤の他人同士、三人組で【ストリートファイト(武器有り・なんでも有り?)】です。
 企業の秘密ディスクを「ホーム」(死守)、「アウェイ」(奪取)に分かれて・・・攻守開始です。
第2話:
 ベタベタなやり取り・・・いきなり展開は進み、もう六戦目。
 やっと「斉藤」・・・電気屋の息子[小]活躍です・・・まあ、ゴーグルから作戦内容はバレバレでしたが。
 少年課の女デカ登場にて、少しは今までと違った動きが出てきました。(まあ、まだ2話目なのですが。)
第3話:
 これで【最終回】?・・・なぜ3話だけなのでしょうか、雑誌/コミックの宣伝?、それともレンタルでDVDシリーズが続くのでしょうか。
 「斉藤」・・・【隠し玉】か何か(実は最強とか)と期待していたのですが・・・。

■『銀魂』
08/03/20:
 弁天堂(?)「Owee」発売に並ぶ面々・・・。
 何かいつの間にやら『ハイジ』演出の【強化月間】でしょうか。
 今回は【ゲーム】ネタが満載の回でした。
08/03/27:
 ゲーム対決勃発です。(本当にこんな「くだらない」アレンジを・・・脱帽です、良く放送できたなあ。)
・ギャルゲー
・パズル
・アクション(?)RPG
の三本勝負・・・いやあ2番目の【信長のゲロ】で「テトリス」・・・普通、考えつかないなあ。

表.[08/04/21(月)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
A 隠の王 第1話 【ピックアップ】参照。
第2話 風魔の女侍,登場。
第3話 風魔の隠れ里・・・敵来訪中,早速強敵に。
G ブレイカーズ NEOGEO 【ピックアップ】参照。
G サムライスピリッツ零 NEOGEO [ナコルル];[夢路]に敗退。

【ピックアップ】[04/21]

■『隠の王(なばりのおう)』
 コミックのアニメ化のようです。(最近、雑誌はほとんど読んでおらず、コミックは収集しているモノのみなので、アニメ化で突然その作品の存在を知る事が多くなりました。)
 【現代忍者モノ】・・・秘術をその体に宿した少年の話です。
 CMで見た限りでは、かなり《暗い》展開/流れとなるのかと思いきや、「コメディ」(笑い)部分もあり「ホッ」としました。
 それにしても展開が早すぎる・・・。

■『ブレイカーズ』[NEOGEO]
 久しぶりにプレイ、全キャラクリアを達成していなかった作品です。
 途中の「ライラ」から再びプレイ、4コンティニューでクリアです。
 グラフィックはいまいちですが、難しい操作もなく単純、本当に自分の思ったとおりキャラを動かせる作品です。
 連続技も大切ですが、重要なのは【連携】である事を教えてくれる作品です。

表.[08/04/22(火)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
G ラストリゾート NEOGEO グランド/リターンユニットの使い分け重要。
A 狂乱家族日記 第1話 【ピックアップ】参照。
第2話 水臭い≒焦げ臭い。
A ドルアーガの塔 第1話 【ピックアップ】参照。
A ソウルイーター 第1話 【ピックアップ】参照。

【ピックアップ】[04/22]

■『狂乱家族日記』
 おちゃらけ【コメディ】と思いきや・・・意外と暗い面もある作品です。(まあ、【笑い】一辺倒も難しいので・・・。)
 現時点で見ている新番組では一番、《続き》が気になる作品です。

■『ドルアーガの塔』
 「なぜいま・・・」との思いはありますが、《ヒーロー物》としてドキドキして見ると・・・あれ、主人公「初めから強い」。
 そして、《ノリ》が【軽い】・・・この調子(方向)にて突っ走るのか。
 と思いきや、定番の【オチ】です。
 あの《ノリ》で続くのも面白いけど・・・挫折しない内に戻ってよかった。

■『ソウルイーター』
 また【毛色】の変わった作品です、絵柄も【声】も・・・。
 特に【声】は「ワザと《ギャップ》によるインパクトを演出?」
 原作コミックを知らないので特にキャラの声について自分の中での想像と違ったという事はないのですが・・・。
 まず、違和感というか「合っていないなあ。」と思いました。

表.[08/04/23(水)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
A イタズラなKiss 第1話 【ピックアップ】参照。
A D.C.Ⅱ S.S. 第1話 【ピックアップ】参照。
G KOF2001 NEOGEO 【ピックアップ】参照。
G ライディングヒーロー NEOGEO 【ピックアップ】参照。
G サムライスピリッツ零 NEOGEO [ナコルル];まさかの[三九六]に敗退。

【ピックアップ】[04/23]

■『イタズラなKiss』
 勇気を持って「ラブレター」→「いらない。」と振られ、震度「2」の地震で新居が崩壊・・・の女子高生(?)が主役の作品です。
 全体的に【明るめ】且つヒロインがポジティブな性格で、気楽に見れる作品となる・・・かなあ。
 父親同士が親友同士たっだという事で、振った男子の家へ【居候】・・・の展開です。(あまり奇抜な展開とはなりませんでしたが。)

■『D.C.Ⅱ S.S ダ・カーポ セカンドシーズン』
 「クリスマスパーティ」って・・・初っ端から季節がズレまくっていますが・・・。
 ファーストシーズンもあっただけに【安心】して見れる作品です。

■『ザ・キング・オブ・ファイターズ2001(KOF2001)』[NEOGEO]
 「チョイ」にて「ストライカー(ST)」を含めた連続技開発のため、「めくりジャンプC>↓B>↓B(+C)>遠A>→B(+C)」を練習中です。
 弱系の連続部分、あせらず各技の戻りをキャンセルするイメージで・・・まだまだ練習が必要です。
 早く色々な「ST」を組み合わせてみたいのですが・・・。

■『ライディングヒーロー』[NEOGEO]
 バイクの【レースゲーム】です。
 久しぶりにプレイです。
 前回一回だけ対戦して負けた「足立」(車)・・・今回、【スタートダッシュ】(序盤ターボ使用)にて引き離し逃げきりです。
 バイクの対戦の方は、「川野」をいつの間にか通り越して「今中」に(最後の直線におけるターボでの突き放しでやっとこさですが)負け無しです。
 そしてLv.3のバイクを購入・・・また、しばらくはコツコツチューンナップでしょう。(スタート時だけですが、エンジンの音が若干異なっている点が少しはバイク部分にも力を注いだのかと思います。[本作、とても評価の低いバイクレースゲームですが。])
 ストーリー的には「足立」に勝利して進むと思ったのですが・・・また、「ゼロヨン」勝利がストーリー進行のキーでしょうか。(スピードが足らず11秒台の記録を破れず。)

(記:スッタコ小僧)

2008年4月22日 (火)

【書籍】『毒草師(どくそうし)』読破

 「高田崇史」著、最近の『QED』シリーズで何気に目立った存在となってきた自称【毒草師】・「御名形史紋」を《名探偵》というか《冷探(冷淡)偵》に据えた【推理小説】です。

「白い」コート・「黒い」上下の服・「赤い」手袋と見た目からも【奇抜な】人物・・・その「毒草≒薬草」の知識を武器に隣人の雑誌記者の担当する事件へと巻き込まれます。(好んで事件の渦中へ行くわけではなく、人の話も聞かない身勝手な性格に描かれていますが・・・意外と「おせっかい」な点が災いし。)

さて、本作の感想です。
どうしても【本家(?】『QED』シリーズと比較してしまいますが・・・

■『QED』シリーズで披露された《小知識》のダイジェスト・簡易版・または序章の披露版
⇒まあ「在原業平」・・・『伊勢物語』の【謎】に焦点を当てていますが、上記が結構な比率を占め、気になりました。

■【密室からの消失】・【ダイイングメッセージ】を扱っていますが、あまり期待しないように。
⇒本著者の楽しみは《歴史的な謎・・・表に知られいるのとは別の側面の知識》を得られる事なので、こちらは「しょうがない?」。

その他【一つ目の鬼】(目撃談)などの怪異が織り交ぜ、事件の根幹にも一役買っているのですが・・・

 最近、【消失】を扱った作品に触れる事が多いです。
 また、類似の【謎】(【原因】/【動機】に起因する事象)を扱ったモノにぶつかってしまう事も。

かなり昔に読んだ作品でもその内容が当時の私に強烈な印象を与えていると記憶に残っているものです。

・・・ちょっと本作は【新鮮味】がなかったかなあ。
また、思ったより<「御名形史紋」の「毒草」知識が活躍しなかった>と言うより、あまりに専門的すぎて・・・「ふ~ん、そんなモノが」で終わってしまった点が<今後『毒草師』シリーズは続けていけるのか>との不安を感じさせました。

(記:スッタコ小僧)

2008年4月21日 (月)

【書籍】『天帝の愛でたまう孤島』読破

 第一作目が【第35回メフィスト賞】を受賞した「古野まほろ」著、『天帝』シリーズ第三弾です。
【三部作】・・・本当に本作で《終わり》なのでしょうか。

 前作は【列車】、今回は《孤島》、しかも予想を裏切らず【嵐直撃】にて閉ざされた《館》で事件勃発です。
今回は、《怪人》【死神仮面】登場、島に伝わる(秘宝の在り処を示した)《歌》と盛りだくさんです。

■閉ざされた部屋(密室)にて、鍵穴から殺人を目撃し急いでドアを破ると・・・血痕のみ、犯人および被害者すら部屋から【消失】です。

また、第一作目で「してやられた」【ダイイング・メッセージ】もあり、サービス満点です。
相変らず、難しい部分もありますが前述の【消失】部分は該当しないので。

各種【探偵小説】の問題点を挙げながらも、「コテコテ」/「懐かし」の【探偵小説】・・・こう「盛りだくさん」「小難しい」とまた何年かたって《再読したくなる》作品です。

色々「書きたい事」はありますが(《孤島》・《館》モノとして(他の著者の作品と比較して)どうか等、謎の【解答】のヒントとなってしまいそうなのでこの辺で。

・・・前二作と比較すると寂しい【感想】になりました。(今回、著者の【特色】が見られなかったかな。内容的にちょっと印象に残る点がなかったなあ。)

(記:スッタコ小僧)

2008年4月20日 (日)

【アニメ・ゲーム】4月17日(木)~4月19日(土)雑記

 あまりにも【王道】すぎて、ちょっと私には合わなかった『獣神演武』[アニメ]・・・でも、途中で視聴を中断する決意も沸かずに見て来ました。
何かあまり盛り上がった展開はなく、相変らず【笑い】も微妙なのですが・・・なんだか「見れて」きました。
(『スカルマン』[アニメ]のように本当に終盤になって、面白く「なってきたのか/感じられるようになった」作品もあるので、今後に期待です。)

□表中「区分」の意味
A:アニメ
C:コミック
G:ゲーム
-:その他

表.[08/04/17(木)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
** *** ** **********

【ピックアップ】[04/17]
・・・う~ん。

表.[08/04/18(金)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
A 逆境無頼カイジ 第12話 【ピックアップ】参照。
第13話 どんな罠[ざわざわ]が・・・ついに足並みが乱れ。

【ピックアップ】[04/18]

■『逆境無頼カイジ』
 面白いのですが、どちらかと言うと【暗い】展開なので視聴が滞っていました。
【人間競馬】の続き・・・「やらなきゃ、やられる」・・・でも《押さない》と「カイジ」【英断?】です。
しかし、今までのは序章でまた【あの男】が登場です。
本当の《綱(橋)渡り》はこれから・・・。

表.[08/04/19(土)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
G サムライスピリッツ NEOGEO 【ピックアップ】参照。
G ショックトルーパーズ
セカンドスカッド
NEOGEO 【ピックアップ】参照。
G サムライスピリッツ零SPECIAL NEOGEO 【ピックアップ】参照。
G リアルバウト餓狼伝説2 NEOGEO [リック];背の小さい敵に苦戦。
G ラストリゾート NEOGEO 相変らず難しい。
G 龍虎の拳 NEOGEO [Mr.カラテ]に覇王翔吼拳×2を食らわせ勝利。
A 獣神演武 第14話 【ピックアップ】参照。
第15話
G 真・女神転生Ⅲ
NOCTURNEマニアクス
PS2 [ギンザ]探索;南西の[シオドメ]へ(予定)。
A 【俗・】さよなら絶望先生 第11話 【ピックアップ】参照。
第12話 [一旧さん]≠[一休さん]。
A 第3話 【ピックアップ】参照。
A 墓場鬼太郎 第10話 【ピックアップ】参照。

【ピックアップ】[04/19]

■『サムライスピリッツ』[NEOGEO]
 「半蔵」でクリアです・・・やっと「モズ落とし」が良く決まるように。
 名残惜しいけど、次のキャラ「ガルフォード」へ挑戦切り替えです。
 でも「ガルフォード」の類似技「ストライクヘッズ」はいまいちなので(でも「モズ落とし」より強は間合い広くなっている点が肝?)・・・ちょっと【魅力】がまだ見つからないキャラです。

■『ショックトルーパーズ セカンドスカッド』[NEOGEO]
 「ルル」⇒「レオン」で挑戦です。
 移動スピードが遅くなったせいか苦戦です。
 ジャンプの大切さを再認識です。

■『サムライスピリッツ零SPECIAL』[NEOGEO]
 『~零』をプレイしたと思ったら、今度は『~零SPECIAL』を取り出して「ナコルル」でプレイです。(ちょっと違いを見てみたかった。)
 操作性が良くなったんだか、悪くなったんだか・・・。
 良くなったと思える部分もあれば、他技暴発・出にくいなど悪くなったと感じる面もあり。
 「ナコルル」の【絶命奥義】は修正前後で代わり映えせず、まあ他のキャラと比較すると・・・演出が少ないかな。

■『獣神演武』
第14話:
 「劉煌」・・・と別れ、「虎楊」の船にて寺へ【退却】中です。
 「何言ってるの」×2・・・「岱燈」ではなく「頼羅」が繰り返し。
 この回から?・・・エンディングが変更となっていました。
第15話:
 「岱燈」・・・【破軍】の運命から逃れたくて《力が出ず》。
 けれでも・・・「岱燈」vs「ホワイトタイガー」、そして一つの答えを得る展開です。

■『【俗・】さよなら絶望先生』
 《昭和探偵物語》・・・【金田一】風味です。
 絶叫先生/絶望探偵・・・う~ん。
 登場人物の台詞を借りるならば本当に<妄想エンジン全開>の内容ばかりになってきました。

■『紅』
 新番組の中では一番にスタート、そしてスタートダッシュです。
 まあ、初回丁度、他の予約と重なりリアルで見た事からその勢いで早めの視聴が継続しているのですが。
 「紫」の学校【訪問】⇒【探索】です。
 野球部員との会話など真面目(?)なやり取りの中の《会話》が面白いです。
 現在の所、映像的にはあまり派手な展開ないのも関わらず、台詞だけでも面白い・・・。(同絵柄で台詞を先に、そして映像の手法の作品がありましたが・・・。)

■『墓場鬼太郎』
 【最終回】、不老不死騒動・怪奇オリンピック騒動です。
 オープニングの絵の出番を全て魅せてくれました・・・あれっ【鳥】だったのか・・・「千年に一歩、歩く鳥」。
 最後、この世もあの世も同じだと【笑い】ながら去っていく「鬼太郎」と「ねずみ男」・・・(この作品では本当に)いいコンビ。

(記:スッタコ小僧)

2008年4月18日 (金)

【書籍】『ソラチルサクハナ 薬屋探偵怪奇譚』読破

 「高里椎奈」著、『薬屋探偵妖綺譚』シリーズ・・・の【続編】第一弾です。
正直、【続編】が出るとは思いませんでした。

 【妖(アヤカシ)小説】・【探偵小説】の融合作品ではありますが、実際に読んでみると「どちらも《不十分》」の感想を持ってしまう『前シリーズ』でした。
「妖世界」と「人間世界」の《微妙な関係》を描写しようとしているのか、結局どちらか一方に力が傾く事なく、読了後の最終的な印象的には【希薄】・【中途半端】のみが残ってしまう。

果たして、本『新シリーズ』は・・・

 いつもより際立った奇怪な事件でしたが【探偵小説】部分は正直、「がっかり」。
 でも、その分【妖小説】部分にて《フォロー》しています。

主人公は「リベザル」・・・突然いなくなった【師匠】・【兄貴】の代わりに場所を移して『深山木薬店改(≠5X)』にて一人、営業中です。

依頼人は【お札】の入った財布を盗み取った【青年】です・・・【お札】のせいか《奇怪な現象》に見舞われる事になります。
そして、ついに周りで【墜落死】・【(突然、)現れた死体】・【死体消失】発生です。

上記文字だけ見ると、事件の見かけは派手なのですが実際の内容およびその解決は・・・。

まあ、前述の《フォロー》部分を【本命】と見れば今までの作品よりは、許容範囲と思います。
何か辛辣な意見になってしまいましたが、派手な事件の謎に目を奪われて「どんなトリックが・・・」と心躍らせてだけに反動が大きいのです。

(記:スッタコ小僧)

2008年4月16日 (水)

【アニメ・ゲーム】4月13日(日)~4月16日(水)雑記

 残念ながら、まだ4月放送開始の番組に手をつける事ができず・・・。
けれでも、やっと終了が見えてきました・・・まあ、中には12月・1月から視聴が止まっており、溜まりすぎて「もう見なくていいかなあ。」と悩んでいるのも。

□表中「区分」の意味
A:アニメ
C:コミック
G:ゲーム
-:その他

表.[08/04/13(日)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
A キミキス 第23話 【ピックアップ】参照。
第24話
A 墓場鬼太郎 第9話 【ピックアップ】参照。
A true tears 第11話 【ピックアップ】参照。
第12話
第13話
- K-1 WORLD GP 2008 08/04/13 【ピックアップ】参照。

【ピックアップ】[04/13]

■『キミキス』
第23話:
 【学園祭】開始です。
・お化け屋敷
⇒カップル進展に一役買い、そして「衹条(しじょう)」最後の見せ場?。
・うどん屋台
⇒ある意味、一番目立った。(全編通して)
・ミニゲーム大会
⇒出番少ない。
・クレープ屋
⇒単に「メイド服」披露したかったのみ?、または「知子(ともこ)」先生へのサービス?。

 このままだと最後は【決着】をつけず、【含み】を持たして終了(完結)への流れになるのでしょうか。
 でもここにきて「柊」にもきちんと・・・。
 そして「咲野」【告白】・・・泥沼化(波乱化)にはならず、<晴れやか>に・・・。
第24話:
 【最終回】です。
 どっちつかずの展開を引きずるなあ・・・けれども結局、【逆転ホームラン】の流れです。(そうでなければ、【最終回】にやる事が・・・。)
 
 【正統派】の作品でした。
 常軌を外した【意外性】のある展開がなかっただけに際立った感想はありませんが・・・。
 でもこのあまりに【正統派】展開にて《24話》持っていったのは凄い・・・思い出しても印象に残っている回(話)が「全然、浮かんでこない」にも関わらず。

■『墓場鬼太郎』
 妖怪同士の対決にしても特に際立った策や能力対決があるわけでもない・・・正直言って、見せ場/盛り上りに欠ける展開なのですが、何か《嵌る》モノがあります。
 「水木しげる」氏の作品は絵柄も該当しますが、まずその内容の流れに魅かれます・・・何故、何処にと聞かれると「あいまい・・・、雰囲気が。」というしかないのですが。

■『true tears』
第11話:
 「比呂美」新生活(一人暮らし)開始です。(前回で何か<HAPPEY END>終了の勢いだったのですが。)
 「眞一郎」が【麦端踊り】を披露する「祭り」も近づいてきて・・・。
 「乃絵」を除いて【順調】と思いきや・・・【絵本】も<BAD END>にて、今後の展開は。
第12話:
 「鶏の飛ぶ、飛ばない」に色々と重ねられても・・・全然、共感というかイメージが沸かないです。
 話は全体的には【「眞一郎」の成長話】に収束?。この終盤でまだ「引っ掻き回す」とは・・・。
第13話:
 【最終回】です。
 やっと【絵本】も[大]活躍と思ったら・・・あれ、・・・良かった、一時はどうなる事かと・・・でも[小]活躍止まりです。
 最後まで「あっちもこっちも大変」の展開でした・・・結局タイトルの【true tears】がいまいち「引き立たなかった」かな。

■『K-1 WORLD GP 2008』[スポーツ番組]
 90分と短い放送時間ですが、【凝縮】した内容の濃い試合を期待して見ました。

表.試合
選手 メモ
マーク・ハント [スーパーベビー級タイトルマッチ]です。
序盤から[シュルト]ペース,蹴りが強い・・・
最後は回し蹴り一閃,1R決着
セーム・シュルト
バダ・ハリ 一撃と連打;ここまで実力が・・・
まだ負けて欲しくなかったです,
1R決着。
レイ・セフォー
藤本祐介 衝撃デビューとはならず,延長合わせ5Rフル。
ヒットでダウンというより疲れてダウン。
エヴェルトン・テイシェイラ
アレックス・ロバーツ 2Rより流血試合,
戦慄のブラジリアンハイキック炸裂!。
グラウベ・フェイトーザ
澤屋敷純一 貫禄勝利?・・・
こちらはまだ【世代交代】とはいかず。
武蔵

表.[08/04/14(月)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
** *** ** **********

【ピックアップ】[04/14]
特になし。

~~(閑話)~~
『神羅万象チョコ Best Selection 冨嶽伝』・・・「Best Selection」とは知らなかった。
公式ページで嫌に新しいカードの紹介が少ないなあと思ったら

 過去発売のカード(一部仕様変更との記載がありますが)【21種類】と
 新規カードたった【5種類】

とは・・・意外と《あくどい》事やるなあ。
確かに過去集め切れなかった回のカードは欲しいとも思いますが・・・でも、その時に購入して集めたから意味があるわけで、「Best Selection」として出されても。
最近、『ビックリマンチョコ』の復刻などはありましたが、あれはかなり期間が空いているわけで・・・おかしな販売戦略だなあ。

しかも、内部の紙に今回のカード一覧が・・・。
また、2008.7に新章の予告・・・。

表.一覧
NO カード
F001 聖龍太子フガク
F002 聖龍王ゼクウ
F003 聖龍姫フヨウ
F004 七剣魔龍テンザン
F005 聖龍王フガク
01 聖龍王サイガ
04 忍者マスター絶影
05 コノハ
24 甲角星アトラス
44 レッカ
49 剣角星アキレス
60 群雲のザンゲツ
61 疾風のイザヨイ
66 クリス
75 裂空星ボレアス
76 海迅星カイトス
77 天魁星マルス
96 聖姫アルマ
97 聖火鳥ポロン
101 巨重星ピグマリオン
102 月照星ディアナ
103 アクシー
Ⅱ082 幻魔戦鬼テスタロス
Ⅱ099 魔元帥ベリアール
Ⅱ101 ボーンマスター・D
ⅡSP 魔導士メビウス

・・・まあ、カード裏には「Best Selection」の印字があるので、過去販売のカードとの区別はつきますが。
~~~~~~~~

表.[08/04/15(火)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
A 超時空要塞マクロス 第20話 【ピックアップ】参照。
第21話
第22話
G サムライスピリッツ零 NEOGEO 【ピックアップ】参照。
G ロボアーミー NEOGEO [A+B]のバックキックを使いこなすべし。

【ピックアップ】[04/15]

■『超時空要塞マクロス』
 まだ新シリーズに入れません・・・昨年のスペシャル版の録画もあるし。
第20話:
 マクロス(船内)での市街地戦です・・・そして、亡命者が。
 「カムジン」は「グラージ」に搭乗し、戦闘回避の味方「リガード」を攻撃、敵分裂です。
第21話:
 統合作戦本部を説得する為、「早瀬未沙」地球への展開です。
 ただ、それだけでは終わらずついに「マックス」と「ミリア」遭遇の回です。
 統合作戦本部は巨大兵器完成にて・・・和平へ【暗雲】、「一条輝」の恋も【暗雲】・・・。
第22話:
 突然、絵が崩れた・・・?。
 せっかく「マックス」&「ミリア」の展開を楽しみにしていたのに。
 こんな内容だったけ・・・映画の印象が焼き付いているせい?。

■『サムライスピリッツ零』[NEOGEO]
 『~SPECIAL』を時々プレイしていましたが、前作にあたる本作はどちらかと言うとシリーズ内で【最もプレイしていない作品】。
 『零』シリーズの原点に還るつもりで「ナコルル」でプレイ開始です。
 ・・・意外と良い、「なんで毛嫌いというかプレイしてなかったのだろう」と《評価UP》(再評価)です。
 オープニングはやはりちょっと好きになれませんが、【ストーリー】がある点・試合前後の演出など[良し]!。(演出面が大幅カットの『リアルバウト餓狼伝説2』を最近、プレイしていたので余計に「良く」感じたのかも。)
 当時のゲーム雑誌の攻略記事切り抜きを片手にしばらく初代『サムライスピリッツ』と共に全キャラ攻略を試みようと思います。
 『~SPECIAL』はその後・・・一体、いつになってしまうことやら。

表.[08/04/16(水)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
A 超時空要塞マクロス 第23話 【ピックアップ】参照。
第24話
G KOF2001 NEOGEO [チョイ];コンボ練習+CPU戦久しぶりに堪能。
G サムライスピリッツ零 NEOGEO [ナコルル];我旺に敗退。

【ピックアップ】[04/16]

■『超時空要塞マクロス』
第23話:
 「エキセドル4970」来艦・・・「ミンメイ」の物真似でちょっと【笑い】。
 けれども敵旗艦の気配「vs 500万」です。
 「カムジン」は離脱・・・「カイフン」ちょっとメッキが剥がれた?。
第24話:
 【最終回】です。
 大艦隊と最後の大決戦です。
 地球がやられて・・・やっと【歌】登場です。
 前々回と異なり、絵がかなり良くなっています。
 「フォッカー機」・・・伝説どおり撃墜はされないものの地球へ落下です。(そして地球で「早瀬未沙」に再会・・・【火星の件】は伏線だったのか。)
 味方殺しの「カムジン」カムバック、途端に何故か「いい人」展開です。

 「ダイダロスアタック」をマクロス全体にした【マクロスアタック】で《敵撃破》・・・。
 映画(劇場版)の影響か全然ストーリーに見覚えがなく、最後までどうなるのかと楽しめました。 

(記:スッタコ小僧)

2008年4月14日 (月)

【書籍】『溺れる人魚』読破

 「島田荘司」著、(名探偵)『御手洗潔』シリーズ・・・というよりはその【番外編】、『御手洗潔』シリーズというにはちょっと(【番外編】にも当て嵌まらないかも)・・・と感じる【推理小説】です。(【推理小説】部分も若干、微妙なのですが・・・。)

 本作品は《短編集》(四編収録)です。
加えて、書名である『溺れる人魚』のみ「書き下ろし」で、残り三編は他の書籍で【既出】(『名車交遊録』・『島田荘司「異邦の扉」に還る時』初出)との記載がありました。
幸い(?)私は、著者と異なり全く車に興味がないため『名車交遊録』は未読、もう一方は存在すら知りませんでした。

さて本作の内容ですが、まず一点は【番外編】を強調したように

■「御手洗潔」がほとんど出てきてくれない点

が挙げられます。(一編だけ活動的に動く[動いた話が語られる]部分もあったのですが。)
三編(※)がアメリカの友人「ハインリッヒ・フォン・シュタインオルト」、一編がシリーズのワトソン役「石岡」の視点で描かれています。

※うち一編は「ハインリッヒ」と「御手洗潔」が語り合う形式となっています。

その他に特徴的な点として、

■日本を飛び出し、世界の事件へ
⇒「ポルトガル」・「ドイツ」・「ロシア」で発生した《奇怪な事件》についての話です。
 ただし、一編は「日本」の横浜の話です。

■根底に流れるのは悲劇・・・医療・戦争などが引き金となっている事件を扱っています。
⇒考えさせる大きなテーマばかりです。
 ただし、一編は愛情の縺れが原因となっていますが・・・。

「書き下ろし」以外の作品については、初出の書籍の書名『名車交遊録』・『島田荘司「異邦の扉」に還る時』から穿った見方ですが、「推理小説?」との疑問が若干残る作品ばかりでした。
ただ、色々な知識を身につける事ができましたが・・・。

 最後に簡単に各話のあらすじを

『溺れる人魚』:
 水泳にて金メダル四つを取得した奇跡のスイマー「アディーノ・シルバ」・・・。
 その独特の泳法(および容姿)から【人魚】と呼ばれた女性で【コーチの男性】と結婚、【娘】も授かり幸せだったのですが。
 精神を病み、当時の医療・・・精神外科の「ロボトミー(前部前頭葉切截術)」にて廃人同然になってしまいます。
 
 祭りの夜、「アディーノ・シルバ」は自宅にて【拳銃】自殺をしてしまいます。
 上記の事件現場から「2km」離れた住居では【ロボトミー手術を実施した教授】が拳銃に撃たれて死亡しているのが見つかって・・・

 なんと現場に残された弾は、両事件共により同じ【拳銃】から発射された弾であり、そして二人の死亡時刻は・・・ほぼ同時刻。
 果たして【そのトリック】は・・・。

『人魚兵器』:
 ドイツ地下、かつてはナチスの実験場だった場所にて目撃された【人魚】の焼死体の正体は・・・。

『耳の光る児』:
 ユーラシア大陸各地に散らばった四人の母親から生まれた赤ん坊が・・・紫外線を当てるとなんと【耳が光る】現象が。
 果たして四人の繋がりとその原因は・・・。

『海と毒薬』:
 「石岡」へ一人の女性からの手紙・・・横浜探索というか散策。

(記:スッタコ小僧)

2008年4月13日 (日)

【テレビ】『アンフェア the special コード・ブレーキング 暗号解読』を見た

 「秦建日子」著の『推理小説』[小説]から「篠原涼子」主演にてテレビドラマ化された『アンフェア』シリーズのスペシャル版です。
おそらく劇場版『~THE MOVIE』公開前に放送されたものだと思います。(良くあるテレビと映画との連動です。「完結は劇場で・・・。」といった感じです。)

 劇場版のテレビ放送前に再放送していたのを録画して見ています。(まだ『~THE MOVIE』の方は見ていません。)

《検挙率No.1》を誇る型破りな「篠原涼子」さん演じる「雪平夏美」刑事・・・。

序盤にて今回の事件に関わる人物の視点から、テレビシリーズの説明(登場人物、今まで起こった事件などなど)を丁寧に説明してくれています。
初めて本シリーズに触れる方への配慮しての事でしょう、まあ本スペシャル版での説明にて劇場版『~THE MOVIE』での説明を省いてくれるならありがたい・・・結構な時間を取っているので。

本作品はテレビシリーズの最後の事件から9ヶ月後を描いています。

1)公安OB(元警察幹部)の事故・自殺が立て続けに発生
⇒途中で「雪平」刑事の悲願である【父親の死の真相】探しへ直結。

2)前回の事件により落ち込む「雪平」刑事
⇒結構、立ち直りは早かったですが・・・まあ、悲願達成へ猛進なので。

の二本柱でストーリーが進むのかと思ったら、もう一つ

3)金平糖を食べるお偉いさん、「江口洋介」さん演じる変なフレーム眼鏡の《公安No.1》「サエキ」の登場です。
⇒願掛けで酒断ち・・・なにかの伏線でしょうか。

を加えて、捜査開始です。

終盤までは特に派手な展開はないのですが、前回の事件現場に残されたメッセージの謎、公安へ潜入、暗号文書発見と【謎】部分で引っ張ってくれました。
登場人物に良く喋らせて、色々説明してくれるので分かり易い・・・肝心の【暗号】もヒントが分かり易く散らしてあり、漏れなく全登場人物が関わってくる(意味ある)のが心憎い演出です。

★きちんと「雪平」刑事の原点である【父親の死の真相】に決着をつけてくれたのは好印象です。
⇒でもじゃあ劇場版では「何を」持ってくるのか・・・ただの《裏切り者は誰?》探し(謎)のみではちょっと・・・。

結局、「雪平」刑事の親友「蓮見杏子」の【動機】はまた分からずじまい・・・と思いきや、劇場版に続くのか。

(記:スッタコ小僧)

【アニメ・ゲーム】4月5日(土)~4月12日(土)雑記

 4月放送開始【アニメ】はほとんど見れていない・・・毎度の事ながら、複数話溜めて見ることになるでしょう。(次回へとヤキモキせず、見れるのは良いのですが・・・。)
今、視聴が残っているのはどちらかと言えば(全部が該当するわけではありませんが)《一気に見れない、見続けられなかった》作品ばかり・・・。

□表中「区分」の意味
A:アニメ
C:コミック
G:ゲーム
-:その他

表.[08/04/05(土)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
A キミキス 第17話 【ピックアップ】参照。
第18話
A true tears 第6話 <気まずい>展開が続いて・・・一気に<トドメ>!。
A 墓場鬼太郎 第5話 【ピックアップ】参照。
第6話

【ピックアップ】[04/05]

■『キミキス』
第17話:
 すれ違い・・・各々【谷間】です。
 「摩央」・・・ついに「甲斐」を《振る》の展開です。
 上記よりも「相原」&「二見」の行方が気になるのですが・・・。
第18話:
 雨→風邪(熱付き)→看病・・・の流れです。
 風雲「二見」城(嬢)・・・壁高し、「相原」撤退です。
 そしてついに「摩央」、【告白】の展開です。

■『墓場鬼太郎』
第5話:
 「偽鬼太郎」・・・いつの間にか【レギュラー】化しています。
 微妙な【笑い】が盛りだくさん・・・そして突然、スケールの大きな戦闘へと発展・・・この「ノリ」について行けるかどうかが・・・。
第6話:
 脈絡のない話になってきたと思ったら・・・【妖怪対戦】?。
 《やられたら、やり返す》・・・的な【ダーク】な展開です。

表.[08/04/06(日)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
G KOF2001 NEOGEO [チョイ];コンボ練習中。
G リアルバウト餓狼伝説2 NEOGEO [リック];フェイントキャンセル練習中。
A 逮捕しちゃうぞフルスロットル 第22話 【ピックアップ】参照。
第23話
A のらみみ 08/02/23 【ピックアップ】参照。

【ピックアップ】[04/06]

■『逮捕しちゃうぞフルスロットル』
第22話:
 「中嶋」両親登場・・・いつかは出てくると思っていましたが。
 【レッドファントム】と対決、共に崖下へ転落の展開です。
 「結婚」・・・なんだ【夢オチ】・・・と思ったら。
第23話:
 【最終回】、「頼子」&「葵」の『逮捕しちゃうもん』[番外編]です。
 それなりに面白かったのですが(「New墨東三号」など)・・・。
 ちょっと本作品、最終エピソードが【弱く、あっさり】・・・まあ、一話一話完結、今後も事件(警察官生活)は続いていくなので適切な《終わり方》だったのかも知れませんが。

■『のらみみ』
 視聴する作品から外していましたが、ある人のブログで気になり久しぶり録画しました。
 「怪しいキャラマネージメント屋」・「アンドリュー・ザ・ドック(挿入歌付き)」の内容でした。
 嵌れば嵌る形態の【笑い】なのですが・・・。

~~ゲームパッケージについて【第13回】~~
機種:NEOGEO
タイトル:リーグボウリング(League Bowling)
その他:「NEO・AEP」「NGH-019」
《背面》
ポップでホットでスリリング
エブリバディが盛り上がる!

毎夜、数多くのギャラリーでにぎわうプレイスポット、
"リーグボウリング"───
シンプルでダイナミックなゲームの魅力が、
レーン上に3Dで弾け飛ぶ。
ポップなグラフィックとサウンドがショーアップ。
さらに3つのゲームモード、通信対戦機能も搭載。
パワフルな対決に、ボルテージはいやがうえにも盛り上がる。
さあ、開幕!

操作は簡単&スピーディ。
だからゲームが熱い!

プレイヤータイプ選択で自分のスタイル決定!

先行?後攻!?かけひきが勝負のカギを握る。

臨場感溢れるアクション、ドハデな応援も熱い。

■リーグ・ボウリング・遊び方説明■
●コントローラー各部の説明
(1)セレクトボタン・使用しません。
(2)スタートボタン・ゲームのスタートに使用します。
(3)レバー    ・コマンド選択・主人公の操作に使用します。
(4)Aボタン   ・コマンド決定・ゲージの決定に使用します。
(5)Bボタン   ・使用しません。
(6)Cボタン   ・使用しません。
(7)Dボタン   ・使用しません。
============
 タイトル通り【ボウリングゲーム】です。
最近では《おまけ》扱いにて同レベルのゲームが提供されていますが(『鉄拳タッグトーナメント』[PS2]だっけ?。)

 パッケージは宣伝文句から連想できるように【カラフル】です。
でも、ゲーム画面はどちらかと言うと・・・地味です。
ストライクなど大げさなアクション、演出はあるのですが如何せん《(演出)画面が小さい》・・・どうせならパッケージと同様に「とことん派手」に拘って欲しかったと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

表.[08/04/07(月)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
A ドラゴノーツ-ザ・レゾナンス- 第19話 逃走→一路東京へ,家族愛展開。
A 【俗・】さよなら絶望先生 第7話 【ピックアップ】参照。

【ピックアップ】[04/07]

■『【俗・】さよなら絶望先生』
 「魔法少女」展開、「笑っていいとも!アンケート」、「絶望音頭」長すぎといつもより更に色々《詰め込んだ》内容でした。

表.[08/04/08(火)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
A true tears 第7話 兄妹?;[乃絵][愛子],ますます泥沼化。
第8話 絵本展開へリターン。
A AYAKASHIアヤカシ 第7話 展開/人間関係・・・ついていけなくなっている。
A ドラゴノーツ-ザ・レゾナンス- 第20話 【ピックアップ】参照。
第21話 最後のオリジナルドラゴン。
第22話 やっと宇宙展開に戻っ・・・[タナトス]急接近。
第23話 【ピックアップ】参照。
第24話
第25話

【ピックアップ】[04/08]

■『ドラゴノーツ-ザ・レゾナンス-』
第20話:
 元々主眼だったと思いますが【ドラゴンとの共棲】の話へ・・・(戦闘展開が続き、すっかり忘れていました)。
 いつの間にか[タナトス]が単純な【悪】ではなくなっており、「ギオ」転身・・・。
第23話:
 【単純な構図】じゃなくなってきました・・・嫌いではないのですが、最近この手の作品が多く・・・。
 それにしても唐突な《仲直り》・・・。
第24話:
 幾らなんでも《仲良くなりすぎ》・・・「カズキ」、【二重人格】を疑われても仕方のない変貌ぶりです。
 [タナトス]・・・勝手に来て、【人類滅亡】へ・・・不合理というか何かとってつけたような設定です。
第25話:
 【最終回】です。
 【超越的な存在】を持ってきた点で少し辟易しましたが、一応あまり曖昧な点を残さず決着を付けてくれた作品だったので・・・。

 CGを使い迫力のある映像、特撮モノのような戦隊、宇宙からの侵略者、異星人との交流・・・などなど詰め込んだ事が【中途半端】に混ざり合ってしまった作品かなあと思います。

表.[08/04/09(水)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
A 【俗・】さよなら絶望先生 第8話 半オチ,内容も[身]が半分・・・。
第9話 [絶望ファイト]・・・シュール目指す?。
A キミキス 第19話 [甲斐]復活?。
第20話 [相原]vs[二見]決着。
第21話 学園祭準備・・・。
G 新・忍伝 SS 9面,ミサイル上避け一回も成功せず。
G 機動戦士ガンダム外伝Ⅰ戦慄のブルー SS 3D粗いながらも臨場感有り。
A true tears 第9話 どう結末へ持っていくのだろう。
G コットン NGP 後半ステージで一撃死,Lvダウンは痛い。
G 水木しげるの妖怪写真館 NGP 意外と[提灯お化け]手強い・・・。
- K-1 WORLD MAX開幕戦 08/04/09 【ピックアップ】参照。

【ピックアップ】[04/09]

■『K-1 WORLD MAX開幕戦』[スポーツ番組]
 スピード感溢れる試合と「K.O」決着の試合が多く見れて楽しめました。
ただ、ベスト8に勝ち上がった「ドラゴ」選手と「スティーブルマンズ(?)」選手の試合が全く流れなかったのは何故?。

表.開幕戦
選手 メモ
城戸康裕 40秒,膝一閃。
イム・チビン
アンディ・サワー 初対決とは意外・・・;キックvsパンチでEXTRAへ・・・そして[ハイキック]一閃。
マイク・ザンビディス
ムラット・ディレッキー 強打パンチ[スピード]vsローキック[じわじわ]。
佐藤嘉洋
アルバート・クラウス ミドルミドル・・・,まさかのEXTRAへ。
ブアカーオ・ポー.プラムック
ジョーダン・タイ (ハイライト)・・・キチンと見たかった。
A・キシェンコ
ヴァージル・カラコダ スピード早!,一発が怖くてハラハラドキドキ・・・宣言通り見応えある試合。
魔裟斗

「藤鬥嘩裟(ふじ・つかさ)」vs「HIROYA」
⇒激しい打ち合い・・・[ボディ]で決め!!・・・結局は判定決着でしたが。

表.[08/04/10(木)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
A のらみみ 08/03/01 【ピックアップ】参照。
G MOTHER1+2 NDS 【ピックアップ】参照。
A AYAKASHIアヤカシ 第8話 【ピックアップ】参照。
第9話 脈絡なさすぎ,事件ばっかり起こしても。
A 墓場鬼太郎 第7話 幽霊追い出し・・・。
第8話 対[吸血鬼],メジャーな妖怪ばかり。
A true tears 第10話 結局,元の鞘(流れ)?。
A 銀魂 08/03/06 【ピックアップ】参照。
08/03/13 [キャッツパンチ],[クリカン]って。
- アンフェア F-1 【ピックアップ】参照。
FINAL
A フルメタル・パニック! 第10話 [大佐]投入,新たな展開。
第11話 追跡・・・えっ,[巨大ロボ]。
第12話 重量で潰れるとは・・・一応リアル設定?。
第13話 一息の回,[テレサ]vs[メリッサ]。

【ピックアップ】[04/10]

■『のらみみ』
 家事達人キャラ「スミス」・・・家族のあまりのキャラ依存ぶりにキャリアウーマンの母親が。
 意外と【社会派】アニメ?・・・。

■『MOTHER1+2』[NDS]
 「ゲームボーイアドバンス」[GBA]の作品ですが、「ニンテンドーDS」[NDS]しか持っていないので・・・。
 久しぶりプレイ・・・ダンカン工場探索です。
 いやあ、やはり昔のRPGは【緊張感】があるなあ・・・レベルを上げないと一戦一戦が瀕死です。

■『AYAKASHIアヤカシ』
 バレバレの設定を今更、明かされても・・・といった内容です。
 ヒロインも突然、【感情豊か】になるわで・・・。
 それにしても、主人公の変形態が【格好良くない】のは・・・マイナス。

■『銀魂』
 「LEGENDE OF ATLUS」・・・「海坊主」久しぶりに登場。(なんか『シティ・ハンター』や『ラブ☆コン』を思い出す・・・。)
 「激しい≒ハゲしい」・・・【オチ】は見えていましたが、全体的にひっくり返すとは・・・さすが。

■『アンフェア』[ドラマ]
 「篠原涼子」主演の【刑事ドラマ】です。
 全く見ていなかったのですが、映画版がテレビ放送されると言う事で最終回直前と最終回のみ録画して見ました。(一部、ちょっと早送りで・・・。)
 よくぞここまで《ゴチャゴチャ》に・・・日本ドラマの良く陥り易いパターンです、変に【複雑化】を目指すと「駄目になる」なあ。
 暗く・裏切りの連続・変な狂気・・・なんか「ぐだぐだ」の印象を受けてしまいます。
 まあ最終回の【時系列】操作は良かったけど・・・。

表.[08/04/11(金)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
G ストリートファイターⅢ 3rd DC 【ピックアップ】参照。
G エルドラドゲート第3巻 DC 第7話,戦闘イベントが続く。
A 今日から(マ)王!R OVA[1] 【ピックアップ】参照。
OVA[5]
A CLANNAD-クラナド- 第20話 ピクニック,家族愛展開。
第21話 出処不明ながら演劇開始・・・。
G リアルバウト餓狼伝説2 NEOGEO [リック];[ボブ]に完敗。
G ビューポイント NEOGEO まだまだ下手だなあ,クリアした面に梃子摺るとは。

【ピックアップ】[04/11]

■『ストリートファイターⅢ サードストライク ファイト フォー ザ フューチャー』[DC]
 久しぶりに[DC]のジョイスティックを操作しました。
 言わずと知れた【対戦格闘ゲーム】です。
 本作品自体、本当に久しぶり、また私は『~Ⅲ』に関してはやはり【ブロッキング】の敷居が高いと感じてあまりプレイしていませんでした。

 ところが久しぶりにプレイしてみると・・・スタンダードに「リュウ」でプレイしたのですが、詰まる事無く「ケン」まであっさり勝ち進める事ができました。
 しかも、意図的に狙ったのは少ないのですが【ブロッキング】が何気に決まる・・・あれっ、(ボーナスステージも含めて)以前プレイした時にこんなに決める事ができたっけ?。
 色々と他の格闘ゲームをプレイしていく内にいつの間にかもろもろ上達したのでしょうか・・・。

 攻略本は『ファミ通』の公式ガイドブックも所持していますが、初心に帰ってプレイしようと決意したときは『ゲーメスト』のムック

 GAMEST MOOK Vol.185 ストリートファイターⅢサードストライク ポータルステップ/ビルドアップ アーツ

の方が分量も少なく、手軽に感じました。(まず【空中ブロッキング】の実践から勧める点が[良]。)

■『今日から(マ)王!R』
 【OVA】シリーズです。
 テレビ放送が終了してしまって残念です・・・でも(確かチャンネルは違いますが)『彩雲国物語』が代わり(?)に始まって、こちらも面白かったので。
 さて、何故か前編と後編が分かれて(※)リリースされている模様の【小シマロンの少年王】編を一気に視聴しました。

 ※間に全く別の話あり。どうも前編が【OVA】シリーズ最初、後編が最終みたいです。

 初っ端の話でもあり、《全員総登場》(主だったキャラ全て)に近い話(展開)に持っていっています。
 また、【お約束?】・・・「温泉」旅行へ行って、サブタイトルにある少年王と湯船でバッタリの展開です。
 加えて、今後も主人公である「有利」に「ちょっかいを出してくるだろう」野心満々の少年王「サラレギー」、そして「コンラッド」の好敵手になるであろう二刀流の戦士「ベリエス」・・・。
 「ベリエス」は初め【仮面】にて登場して、このままその設定で引っ張るのかと思ったらあっさり素顔を・・・なんだったんだろう。

 前述の《全員総登場》と《新キャラ紹介》を兼ねた前後編だったため、【結末】は意外と「あっさり」です・・・う~ん、前編と後編かなり期間が空いているだけに【OVA】シリーズをリリースタイミングで見ている方には「何でこんなに引っ張ったのだろう。」と思われかねない結末です。

表.[08/04/12(土)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
G サムライスピリッツ NEOGEO [半蔵];まさかの[狂死郎]に敗退。
A CLANNAD-クラナド- 第22話 【ピックアップ】参照。
第23話
A フルメタル・パニック! 第14話 【ピックアップ】参照。
A 【俗・】さよなら絶望先生 第10話 デチューン(自虐ネタ),[ありじゃね],一見と百見。
A 今日から(マ)王!R OVA[2] 【ピックアップ】参照。
OVA[3]
OVA[4]
A ゴルゴ13 第1話 【ピックアップ】参照。
A 第2話 打ち解けて,俄然,明るい展開に。
A キミキス 第22話 【ピックアップ】参照。
A AYAKASHIアヤカシ 第10話 暗い展開しかないアニメだ。
第11話 【ピックアップ】参照。
第12話

【ピックアップ】[04/12]

■『CLANNAD-クラナド-』
第22話:
 両親の【夢】を諦めさせたと《ショック状態》です。
 あれ、【最終回】?。
 最初の大舞台、そして「父親」の大応援・・・「母親」ではなくてメインキーが「父親」だったとはちょっと意外でした。
 ・・・【夢】を受け継ぐ物語?・・・劇の内容の【謎】は?。
 《爽やか》に終了しましたが、何か物足りない感じです・・・もしかして(まだ見ていない)『劇場版』へ?。
 と思ったら<第23話へ続く>。
第23話: 
 《続き》の宣伝とは・・・最近、多いです。やはり製作期間の関係でしょうか。(『灼眼のシャナⅡ』[アニメ]は原作を見たら、あの終わりで「しょうがないか。」と思いましたが・・・あとは原作終了を受けての『~Ⅲ』を待ち続けるのみ?。)
 今回は【番外編】です。
 でも、前話からの後日談になっていて単純に【笑い】と【初々しさ】で楽しめました。(「春原(妹)」大活躍です。)

 元になったゲームはまだプレイしていませんが、せっかく《完結》を見ている作品なので最後まで描ききって欲しいです。
 まあ、ボリュームの関係(?)なのでしょうが《続き》へ持ち越しでしょうか。
 その為か、前述の感想を振り返ると「?」が多いなあ・・・。

■『フルメタル・パニック!』
 夏だ、海・・・展開と思いきや、《陸上自衛隊見学》の展開です。
 「習志野」vs「練馬(レッドドラゴン)」との「AS(?)対決」に乱入です。
 それにしても【レッドストリームアタック】とは・・・【ジェットストリームアタック】はアニメ界共通の《戦闘方法(技)》として確立したのでしょうか・・・恐るべし。

■『今日から(マ)王!R』
 OVAシリーズ第二弾~第四弾まで、一気に見ました。(まあ、一話25分程度なので・・・。)
「栄冠は誰がために」:
 魔王帰還祝い(?)にて【競技大会】(いわゆる天下一武闘会)開催です。
 裏切り者扱いの「アーダルベルト」や勇者「アル」が参戦など、本当OVAにて全キャラ全てを出そう出そうとの【意思】が伝わってきます。
 また、【お約束?】・・・イベントにて「全世界女装選抜」が開催、「有利」と「ヴォルフラム」と「○○○○」参加で優勝は「○○○○」。

 「アーダルベルト」と「コンラッド」の対戦の行方は・・・まあ、【水入り】で結局----。

「乾いた風」:
 カップルの未来を映し出す「魔導装置:乾いた風」に関連して、「ヴォルフラム」の【嫉妬騒動】です。
 けれども、その裏にはもはや【退場】と思っていたあの方が再び・・・との展開です。

「愛の乙女」:
 桃色の「クマハチ」(クマぬいぐるみ+蜂を思い描けば)の【繭】登場です。
 加えて、《竜の反乱》が・・・「有利」と知り合った竜「ポチ」も理性を失っていて、正常に戻すには桃色「クマハチ」を生贄にするしかないといった状況に陥ります。
 しかし、そこで長兄「グェンダル」が・・・奮起の展開です。
 果たして「愛の乙女」とは誰か・・・ほとんどネタバレしてしまっていますが。

 人物だけならまだしも、ここまで【全キャラ総登場】に拘るとは・・・。

■『ゴルゴ13』
 昔一度、「金と銀の仮面を被った敵二人」・「蛇のような敵」が相手となるアニメ化作品を見た記憶があります。
長寿コミックのアニメ化です。
時代背景に沿った事件も多いため「ストックは有り余っている」と言ってもどれをチョイスしてくるか気になる所です。(近年発売されたベスト版の話を「まるきりそのまま採用」は回避して欲しい所ですが・・。)
時々、出てくる脇役が堪りません・・・今回は「じいさん」。

■『キミキス』
 「摩央」一人暮らし開始です。
 「星野」送別会です。
 ・・・《嵐の前の静けさ》の展開です。

■『AYAKASHIアヤカシ』
第11話:
 なんかメインの【妖(アヤカシ)】、デザインが単調になってきました。
 数ある同モチーフの作品と異なり、あの【妖怪】をどのようなデザインで描いてくれるのか楽しみにしていたのに・・・。
 最終ボス前に【勇気】を試された決闘・・・何か策があるのかと思ったら、結局、【仲間】頼みとは。
 また終盤に色々と・・・いきなり【秘密兵器(武器)】を出されても。
第12話:
 【最終回】です。
 あまり特記する事はありません・・・【妖使い】は最後に幾分救われましたが、街・人・ヒロイン(?)は《ボロボロ》。
 序盤と中盤は対決、対決・・・そしてこの終盤にこの《結末》でエンドを迎えられても・・・。

(記:スッタコ小僧)

【映画】『閉ざされた森』を見た

 「ジョン・マクティアナン」監督、「ジョン・トラボルタ」・「コニー・ニールセン」・「サミュエル・L・ジャクソン」共演の【サスペンス】映画です。

レンジャー部隊の訓練中に【兵士6名と軍曹1人が行方不明】に・・・。(【軍曹】が「サミュエル・L・ジャクソン」です。)
ヘリにて捜索途中に負傷者1人を担いで逃げる兵士が、その兵士に向けて発砲する【仲間の】兵士1人・・・。
結局、発砲していた兵士は逃げている兵士の反撃に合い倒れるのですが・・・。

救出した兵士の尋問にあたった【警務隊長】(「コニー・ニールセン」)、兵士は黙秘を続け一枚のメモを渡します。
そのメモには「他の基地のレンジャーに話す。(8)」・・・(8)の記載を見て顔色を変えた基地のリーダーは、元軍人(現在、収賄容疑中ですが)であり尋問の達人、【麻薬捜査官】(「ジョン・トラボルタ」)に助力を求めます。

【軍曹】を含め、残りの兵士の行方は・・・一体「何が起こったのか」、(8)の意味する【あるグループ】とは

との内容となっています。

物語は生還した2人の兵士(黙秘兵士と負傷者兵士)に対する【麻薬捜査官】+【警務隊長】のタッグによる尋問および話された供述内容の【映像描写(再現)】(【アクション】)にて進みます。

全く《食い違う》2人の兵士の説明・・・助けてもらったのに相手を○○扱い、どちらが真実を言っているのか。

良くある展開ですが、【謎が入れ子】になっていて1つが解決したら次へと続く形になっています。
テンポ良く、あまり説明的な台詞もないのにも関わらず「すんなり」納得でき、分かり易かったです。(【謎】・【仕掛け】がそれだけ<単純>である事の裏づけになってしまいますが・・・。)

前述の供述内容【映像描写(再現)】にて、動きのない展開になってしまいがちな映像を回避、適度に《動き》があり退屈する事なく見ることができました。

でもこの出演者の割りには・・・【地味】だなあとの印象は拭えませんが。

(記:スッタコ小僧)

2008年4月12日 (土)

【アニメ】『劇場版CLANNAD-クラナド-』を見た

 3月末にて放送が終了したテレビシリーズを見終わった後に見ています。
テレビシリーズとは元より【時間の長さ】から比較するのは適切ではないと思うのですが・・・。

 全く別作品または、《パラレルワールド》との印象を受けました。

劇場・上映時間90分との【枠に収める】には仕方がないと思いますが・・・全体的に《起伏が激しい》です、【展開】および【演出】が

 【展開】はどうしようもないと思いますが、【演出】は少し「過剰かなあ」と感じました。
特にBGMは「あまりにも<わざとらしい>、大袈裟な」モノばかりで逆に一歩引いてしまう・・・。
この《大袈裟な(起伏が激しい)点》が【劇場】らしいといったら、「らしい」とも言えるのですが。

 テレビシリーズでは【のんびり・ほんわか】ながらも(意識せずとも)最後【じんわり】だったのが、本作品では【急転直下で衝撃を与えて、号泣させよう】とする意図をありありと感じる結果となり・・・(これも時間の都合上でしょうが)。

まあ、それでも最後には目頭が熱くなりました。
 全体的に【笑い】が少なく(「春原」が頑張っていますが)、【悲しい】雰囲気がずっと漂ってしまっています。
【笑い】に時間を割けなかったのもあると思いますが・・・主人公「岡崎」が(テレビシリーズと比較して)かなりトゲトゲしい性格となっているのも若干、影響しています。(ゲームはどちらなのでしょうか?。劇場版として前述の《大袈裟な点》の一環として、より性格も極端へ持っていったのかと私は思ったのですが。)

 【明るさ】(喜び)と【暗さ】(悲しみ)の均衡が取れなくて、全体的に「暗く悲しい」作品との印象が色濃く記憶に残る事になりました。(悲しい事態が待っているだけにそちらの傾向に幾分倒れるのは良いのですが、傾倒しすぎです。まあ、テレビシリーズのように時間があり、「明るめ」の内容/展開に大幅に時間を割き、最後の衝撃を全体として幾分「和らげる」事が出来ないので・・・何度も言うように「仕方ない」のでしょうか。)

(記:スッタコ小僧)

【映画】『ファイト・クラブ』を見た

 「デイビッド・フィンチャー」監督、「ブラッド・ピット」・「エドワード・ノートン」共演の【サスペンス?】映画です。
ジャンル付けが難しい作品です。
今回が【初見】です・・・テレビCMや「路上でのファイト」部分が色々利用されて(日本のドラマなど)、何となく自分にて(内容の)【イメージ】を作っていた作品です。
結局、【イメージ】が先走りしすぎて、見るのを《控えて》しまった作品です。(好きなジャンルの作品ではない点、同監督の作品があまり好きでなかった事も影響していたかも・・・。)

 「【SF映画】か?」と見紛うオープニングとBGM、そして最近の見て【新鮮】と思っていた各種《映像表現》が盛りだくさん、これは・・・と思ったのですが

 私は(本作品に)ついていけませんでした。

上映時間の三分の一にてやっと『ファイト・クラブ』登場、脈絡のない自分を追い込む【破滅的な展開】にどのような《結末》があるのかと見ていたのですが・・・

 使い古された【設定(オチ)】に向けての《前フリ》だったとは・・・いくらなんでもあまりに【メジャー級のオチ】(もしかすると当時は新鮮?)、加えて《前フリ》長すぎです。

2時間20分の「長(なが)~い」作品・・・ちょっと見続けるのが、見続けた結果【得た物】が・・・この「オチ」か。

(記:スッタコ小僧)

2008年4月11日 (金)

【アニメ】『ストレンヂア-無皇刃譚-』を見た

 原作「BONES」、監督「安藤真裕」の【チャンバラ(言い方古い?)アニメ】です。

公開時、テレビCMで見て【刀を抜かない侍】・・・良くある設定ですが、そういう【王道】設定に弱い自分がいて、とても期待していたのですが・・・。

序盤、

1)燃え盛る寺から【犬】と共に逃げる【男の子】

2)異国からの使節団(?)の中の【ライバル(強敵)】が山賊に襲われ、剣戟披露

上記1)はある意味《伝統的なはじまり》で流れは予想付くも好感触、2)にて【アクションシーンの凄さ】を魅せつけてくれました。

ただ・・・

 不老不死の【仙薬】

の話が出てきた点から怪しくなって・・・う~ん。

 【短期間】の逃亡劇を描いているながらも、【男の子】と【刀を抜かない侍】(名無し)との交流を描こうとしてなんだか《のんびり》した印象を受けました。
まあ、適度に【アクションシーン】を挟み、時は戦国《下克上》・色々な侍の《野望》を織り込みつつ(ちょっと冗長)、退屈はしない内容となっていますが・・・。

【アクションシーン】に拘るなら拘るで

vs「鞭」使い
vs「鎌」使い

などなどもっとメインで引っ張っても良かったのではないかなあと思います。
私としては【対戦】部分についてもっと弾けても(現実離れしても)、良かったのでは?と思います。

良くある事ですが、見る前に勝手にストーリーを予測して最後の【格好良い見せ場】をかなりイメージアップして想像していただけに・・・少し【期待を外れた】作品と感じてしまいました。

(記:スッタコ小僧)

2008年4月10日 (木)

【書籍】『護くんに番外編で祝福を!(3)』読破

 「岩田洋季」著、【激ピュア・ラブコメ】である本編『護くんに女神の祝福を!』シリーズ番外編第三弾です。
本作はどちらかと言うと【シリアス】・【笑い】・【ドタバタラブ】・【しんみり】と色々と味わえる短編集となっています。

■『Don't You Cry』
一話目からシリーズに似合わず意外に【シリアス】な展開・・・。
 運転手「菊川」と幼い頃の「鷹栖絢子」との出会いおよび両親と決定的に溝が出来た事件を描いています。

■『トイレのジュリエッタちゃん』
⇒とことん【笑い】というか「おふざけ」に走った作品です。
 まあ、「樫本希実子」が主役をはっている点が一番の見所です。

■『君の口づけがなによりも!?』
⇒本作品にはやはり一編はないと・・・期待通りの【ラブコメ】展開です。
 まあ「護」の唇に懸賞金がかかり・・・お金に目がくらんだ全校生徒が殺到の内容です。

■『おまけ:最初で最後のしゅーがくりょこー』
⇒余程、著者は《魔王の剣》「エメレンツィア」が好きなのでしょう。
 「おまけ」と言いながらも、「エメレンツィア」の過去(幼少期)、初の敗北、そして現在・・・とヒロイン「鷹栖絢子」と匹敵するぐらい描いています。

 ちょっとシリーズ本編も終了した事もあり、気になっている【後日談】のエピソードがなかったのが残念です。
次の番外編に期待します。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『トラジマ!(2) ルイと栄太の災難』読破

 「阿智太郎」著、【ドタバタ・ラブコメディ】第二弾です。

着ると【鬼の力】(主に怪力)を発揮する「鬼○○○」シリーズの衣装をひょんな事で手に入れた男女のお話です。(力を発揮するには、その衣装に見合った格好をする必要があり・・・「鬼パンツ」だったら、パンツ一丁に・・・との設定です。)

前作から期間が空いていたからか、すっかり【設定】および【登場人物】を忘れている自分がいて・・・ちょっと思い出すまで戸惑いました。(いっその事、前巻を再読しても良かったのですが・・・。)

今回は、

前作からの流れ通り新たな「鬼○○○」登場!!

■「鬼○○○」を封じていたお寺の坊主さんが急襲!!

■今後の物語の中核を担うと思われる商売開始!!

の三編となっています。

 「鬼○○○」の設定はありますが、元は【普通の人間】なだけに今後の展開が不安です・・・ちょっと今までのシリーズと比較すると人外というか目立った強敵(相手)がいないため、ちょっと【盛り上り】に欠けている印象があります。
今後の「鬼」に纏わる新たな登場人物に期待です。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『零崎曲識の人間人間』読破

 「西尾維新」著、『戯言シリーズ』でお馴染み(?)の【零崎一[賊]】に焦点を絞った作品です。(ここまでは一賊の<三巨頭>、そして今後予定されているのは新世代[?]『零崎人識』・・・。)
本作は第三弾、【音使い】『零崎曲識』を主人公に添えた作品です。

第一弾『零崎双識の人間試験』・・・こちらは後に続く作品とは異なり『戯言シリーズ』の【外伝】的作品の印象は薄く、純粋に【零崎一賊誕生(経緯)】を描いています。

第二弾『零崎軋識の人間ノック』・・・こちらはまさに『戯言シリーズ』の外伝的作品・・・『戯言シリーズ』にて《惜しくも【出番】が少なかった人物を描きたい為》に書いている作品です。主人公である「零崎軋識」の【見せ場】が本当にありませんでした。

 そして、今回の「零崎曲識」ですが・・・

★「第一弾」と「第二弾」の短所を補う、または長所を伸ばした作品となっています。

 どちらかと言うと「第二弾」に近い印象ですが、「零崎曲識」の【見せ場】が多数あり、その転換点(始り)および終着点(最後)を本一作でまとめてくれています。
本作品の短所を挙げるとすれば、主人公の性格に依存しているのかも知れませんが若干【暗め】および【シリアス】な展開が大部分を占めた点でしょうか。(本シリーズに【笑い】を多く求めるのも可笑しな話なのですが。)

(記:スッタコ小僧)

2008年4月 9日 (水)

【書籍】『陰からマモル!(12)最後にマモル!』読破

 「阿智太郎」著、【ラブコメ】シリーズの完結編です。

四百年前、お殿様の命令により蒟蒻作りの名人の家を代々守るように仰せつかった忍者『陰守一族』・・・。

『おとなりを 守り続けて 四百年!』

色々と主人公「陰守マモル」に好意を持つ女の子が多数増えて、そしてヒロインでもあり守る対象でもある「紺若ゆうな」との関係も最後はどうなるのかと期待を寄せつつ読んだ最終巻です。

 まさか、【タイムスリップ】を持ってくるとは思いませんでした・・・完全に意表を突かれました。
初めは「何で」と思ったのですが、私は忘れてしまっていましたが「第7巻」でのエピソードで既出だったとは・・・。(既出と知り、若干、【違和感】は減りましたが。)

映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』[映画]をご存知の方にはちょっと(展開が)【類似】しすぎて、【新鮮味】が感じられない内容なのですが、

1)しっかり者の「ゆうな」
2)ダメダメになってしまった「マモル」

の登場が楽しめます。
また、二人の今までとは違った【やり取り】も楽しめます。(上記2は私としては、あまり見たくなかったなあとも思いますが、最後の大盛り上がり前の・・・と思えば。)

 最後はやはり、いつもの【終わり方】・・・【大団円】ですが、ちょっと《物足りない》かなあ(「マモル」と「ゆうな」の二人の進展を考えると)、まあでもこの【終わり方】が著者のシリーズ「らしい」といったら「らしい」のですが・・・。

 初め本シリーズを読んだ時は、良くある【忍者】をモチーフにした作品かと正直、食傷気味に感じました。
でもいつも【吸血鬼】・【狼男】などモチーフとしては珍しくないものを色々とアレンジして楽しませてくれるのが、「阿智太郎」氏。
「阿智太郎」氏独特というか「コテコテ」の【笑い】および【恋愛】展開にて、「やっぱり面白いなあ・・・。」と今までの「阿智太郎」作品と同様にずっとシリーズを読み進める事が出来ました。

(記:スッタコ小僧)

2008年4月 7日 (月)

【書籍】『護くんに女神の祝福を!(11)・(12)』読破

 「岩田洋季」著の【激ピュア・ラブコメ】、《最終エピソード》である第11弾と第12弾を一気に読破しました。
・・・本作品、本編はこれで【完結】です。

 それにしても、「スパッ」と本当に切りよく終了した感じがあります。
私は一気に読んだため読んでいる最中はあまり感じませんでしたが、【著者の執筆スピード】に吃驚です。

さて最終エピソードの展開は・・・

 奇跡を起こす物質【ビアトリス】、一部の才能を持つ人により《制御》が可能。
世界三指に入る「ビアトリス制御」の天才「鷹栖絢子」の「吉村護」への【初恋】にて始まった本シリーズ。

■「ビアトリス」との【感応】を遮断する発明《ホラクル》
⇒《ホラクル》に縋る少女、《ホラクル》を破壊せんと執念を燃やす戦士・・・そして危険回避のため、《ホラクル》により力を封じられた「鷹栖絢子」。

■「鷹栖絢子」の叔父と「鷹栖絢子」に恋する《プロイセンの魔王》(世界三指)が実験で生み出した意識を持った「ビアトリス生命体」の逃亡
⇒自らの存在意義(理由)を知りたいと渇望、【器】を求めて・・・。

上記だけ見ると暗い・シリアスな展開になりがちかと思いきや、そこは本著者、今回もやはり【激ピュア・ラブコメ】部分は忘れまいと《やってくれています》

また、《銀のマリア》(世界三指)の【謎】、「ビアトリス」の【謎】を合わせて《しっかり》と決着をつけてくれました。
最後もっと「鷹栖絢子」と「吉村護」の・・・が見たかったのですが、私の欲張りすぎでしょうか。
まあ、番外編(3)も発売になっているようなので、そちらに期待?。

 久しぶりに続きが気になり、一気に読み進めた作品となりました。
元々、本作品は【アニメ】のテレビCM(おそらくDVD発売)にて知りました。
【アニメ】は残念ながら見ていないのですが、機会があったらいずれ・・・。

(記:スッタコ小僧)

2008年4月 6日 (日)

【書籍】『九月は謎×謎修学旅行で暗号解読』再読

 「霧舎巧」著、『私立霧舎学園ミステリ白書』シリーズの【推理小説】第六弾です。

今年一月に『十月は二人三脚の消去法推理』を読み、シリーズの《再読》を決意、やっと完了しました。

本作、これまでに加えて色々と趣向を凝らして且つ【ボリューム】もあるのですが・・・如何せん【暗号】、しっくり来ない時は本当に《しっくり来ない》危険な【題材】です。

いつもの学園または学園近辺から離れて、《京都》の街を駆けずり回るとても【動き】のある展開なのですが・・・やっぱり【題材】が。

また、他の【推理小説】[舞台・探偵](その他もろもろ)に関わる知識が散りばめられていて、知っていると「ニヤッ」とするのですが、ちょっと《敷居を高く》しているなあと感じました。

■「フェア」に・・・「論理的」に・・・と拘るあまりどうも《空回り》している印象が拭えません。
⇒逆にとても複雑で分かりにくくしています。

 犯人当ておよび動機部分が【薄っぺらい】のは本シリーズのいつもの事として、肝心の【トリック(謎)】が分かりづらくなってしまっているのは・・・。

本自体は、色々と趣向・サービス(仕掛け)満載の内容だっただけに《期待を裏切られた》感じのする作品でした。(再読した今回も同様にそう思いました。)

(記:スッタコ小僧)

2008年4月 5日 (土)

【アニメ・ゲーム】3月31日(月)~4月4日(金)雑記

 4月のアニメ開始前に3月終了アニメを見ておきたかったのですが・・・時間がなかなか無く。
読みたい【書籍】が続いた事も若干、影響しています。

□表中「区分」の意味
A:アニメ
C:コミック
G:ゲーム
-:その他

表.[08/03/31(月)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
** *** ** **********

【ピックアップ】[03/31]
 特になし。

表.[08/04/01(火)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
A バンブーブレード 第25話 【ピックアップ】参照。
第26話
A みなみけ~おかわり~ 第13話 【ピックアップ】参照。

【ピックアップ】[04/01]

■『バンブーブレード』
第25話:
 【昇龍旗高校剣道大会】・・・個人戦です。
 早くも前回のリベンジマッチが勃発です。
 「ミヤミヤ」初勝利(対「キャリー」)・・・そして二刀流での「キャリー」を倒すため【場外戦】へ。
 「ダン」もとてつもなく成長です。(男子は成長場面が少なかったせいか、突然強くなったとの印象が拭えませんが。)
 そしてメインはやはり「リン」vs「タマ」の再戦・・・【上段】vs【中段】の闘いとなりました。
 決め手はやっぱり・・・。
第26話:
 【最終回】です。
 「リン」とお出かけにて【映画】・・・「シナイダー」→「シルバーブレイバー」って。
 「ダン」が部長となり、退部した「岩佐」「外山」の弟/妹達が見学に・・・そして元顧問「石田」もカムバックの【大団円】展開です。
 まあ、最後は意味ありげな《ライバル》登場にて終わってしまいましたが・・・。

 純粋に今時の【部活動】に加えて、部活としてあまり(アニメ・コミックの)題材として見かけなくなった【剣道部】を扱った点が《新鮮》に感じました。
 もちろん個性あるキャラとなんとく《のんびり・ほのぼの》した展開も良かったのですが・・・肩の力を抜いて「ちょこちょこっ」と視聴する事ができました。

■『みなみけ~おかわり~』
 【最終回】です。
 若干取ってつけた《留学騒動》にて、「ホロリ」での終了を狙っていたのだと思いますが・・・だったら最新5巻の【いなくなる夢を見て】エピソードが一番相応しかったと個人的には思います。
 【藤岡へバックドロップ】エピソードの扱いと言い、前期と比較して《アレンジ》面が若干「マイナス」方向に働いてしまったかなあと感じました。

表.[08/04/02(水)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
A ハヤテのごとく! 08/03/23 【ピックアップ】参照。

【ピックアップ】[04/02]

■『ハヤテのごとく!』
 【動画研究部】・・・また出てくるとは。
 二週に続く展開となると思いきや、全員総登場にて【大団円】です。

表.[08/04/03(木)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
- あらびき団 08/04/03 【ピックアップ】参照。
A ハヤテのごとく! 08/03/30 【ピックアップ】参照。
A ARIA The ORIGINATION 第12話 【ピックアップ】参照。
第13話
A キミキス 第16話 [混沌]or[転換点]。
A ドラゴノーツ-ザ・レゾナンス- 第18話 【ピックアップ】参照。

【ピックアップ】[04/03]

■『あらびき団』[バラエティ番組]
 【途中】から見ました。
 相変らず(ある意味)【凄い方】ばかりです。

表.あらびき芸人
登場者 メモ
オープンスペース [笑い芸]。
鳥居みゆき テーブルクロス引き;あまり奇抜でなくなった。
ひとりでできるもん ダンサー,[マトリックス][ターミネーター]の音楽にのせて;4/4に別ダンス番組にて見かけた。
代走みつくに まさに[笑いの防波堤],[なんのこっちゃね~ね~]。
佐竹幸二 [離したくない]熱唱。
ガリガリガリクソン [ニート漫談];[カリフラワ~]。
中川翔子 19才のイメージビデオ・・・変身ポーズ集。
ふとっちょ★カウボーイ [ヘッ~ヘッ~,パーン];[メタボリック漫談]・・・膝に溜まった水を。
安穂野香 [Pigeon Dance]演奏。
ビタミンS [K-1実況物真似]・・・[ローキック]でゲストコメント中断。
ぺる [マジック]。
風船太郎 風船に入って・・・失敗。
世界のナベアツ 自分自身とコラボ。
星野香織 グラビアアイドル;[チンパンジー]物真似。
杉山兄妹 [しゃぼん玉芸],[トロサーモン村田]実況・・・[シャボニャーナ]。
メグちゃん [ナリナリ];一発ギャグが止まらない・・・ロッテコアラはマッチョ。
渡辺ラオウ 200ml牛乳12本飲み・・・この程度か!。
勝俣州和 卓球≒脱臼,合唱≒合掌・・・。
東野幸治 セニョール東野。
ちゃいますねん八木 [知らん!あるある]ネタ。
こまつ [リング]+[与作]演奏。
平成ノブシコブシ 勢いのみ。
モンスターエンジン大林 [仁鶴師匠]の物真似で[Mr.Children]の[しるし]・・・[しるしでっせ~]。
天竺鼠川原 ・・・?。
はるな愛 ライブ音源にて[松浦亜弥]ライブ再現。
みっちー パクリ芸人・・・芸人キラー,今回は[HG]。
ハリウッド・ザココショウ [仮面ライダー漫談]・・・バッタ。
竹内繁春 食品サンプルの名人。
中川剛 [雑誌裂き]を披露したかった?。
市川隼人,佐藤隆太,中尾明慶 (番宣)。

■『ハヤテのごとく!』
 【最終回】です。
 ここに来て「借金取り」も出してくるとは・・・。
 メインはエーゲ海・ミコノス島での【タイムスリップ】・・・過去における「ナギ」と「ハヤテ」の出会いです。

 前回にて【最終回】でも良かったと思いますが・・・。
 今回は映画ネタが多数・・・『バック・トゥ・ザ・フューチャー 』『イタリアの種馬=ロッキー』などなど。
 最後まで【パロディ】を忘れず、貫き通した作品でした。

■『ARIA The ORIGINATION』
第12話:
 「藍華」昇格、残るは・・・。
 オープニングにて「藍華」の昇格試験模様と師弟の嬉し泣き模様・・・。
 コミカルな試験前日譚を経て、【ネオ・ベネツィア】を巡る昇格試験開始です・・・そして「アクアマリン」へと。
第13話:
 【最終回】です。
 「アリシア」寿引退・・・引退セレモニー、雪がつらつらと。
 
 コミック最終巻が時期的に重なったため、コミックとアニメの【連動】にて《綺麗》に終了した印象を受けました。(コミックが若干、フライングでしたが。)
 コミック単体でも良いのですが、アニメは加えて見たかった【各種詳細場面を追加】・・・コミックのみで想像を膨らませるのも良いのですが、アニメはその想像(イメージ)を損なわず再現していました。

■『ドラゴノーツ-ザ・レゾナンス-』
 火星での戦いから一年後・・・。
 いきなり「ジルアード軍」が盛り返してきて、地球産ドラゴン達は追われる破目に・・・。
 【凪】と【黒雲】が同居した回でした。(次回、大展開の予感・・・。)

表.[08/04/04(金)]鑑賞アニメ,プレイゲーム
区分 作品名 補足 メモ
A 第1話 【ピックアップ】参照。
G ヴァンパイア ダークストーカーズコレクション PS2 1作目[ガロン]コンティニューしまくりでクリア。
G ストリートファイターZERO ファイターズジェネレーション PS2 1作目[アドン]挑戦開始;地味なキャラ?。
A 天元突破グレンラガン 第24話 仲間が散っていく・・・ある意味[王道]展開。
第25話 [ブータ],そして[キタン]最大の見せ場。
第26話 多次元宇宙へ囚われ・・・[カミナ]再び。
第27話 【ピックアップ】参照。
A 【俗・】さよなら絶望先生 第6話 [吹き替え]入れ替わり。

【ピックアップ】[04/04]

■『紅』
 一話見ただけでは【ジャンル】が特定できない作品です。
 「紅」・・・主人公の名字で、その主人公もなにやら【特殊能力】を秘めているようなのですが・・・。
 主人公の住んでいるボロアパート・・・妙な住人(あくの強いキャラ)ばかり。
 主人公の【仕事】メイン?、それともアパートの住人間の【交流】が今後メインとなるのでしょうか。

■『天元突破グレンラガン』
 【最終回】です。
 最後は星を投げつけるまさに《宇宙規模》の戦いです。
 
 久しぶりの【熱血】ロボットアニメでした・・・奇抜なデザインながら、【伝統のロボットアニメ】テイストにてとても楽しめました。
 熱くなるBGM、熱くなる展開・・・世界感的に捻ってありましたが、すんなりとその世界に入れる・・・《燃える作品》でした。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『護くんに女神の祝福を!(10)』読破

 「岩田洋季」著、【激ピュア・ラブコメ】第十弾です。
前巻のあとがき通り、ファンファーレ(最終エピソード)に向けての【一休みの巻】となっています。

 本巻では《ビアトリス》に関する展開は【不穏な雰囲気】を漂わせるのみで、

1)《魔王の剣》「エメレンツィア」の【恋決着】
⇒留学生活も終了間近にてその《寂しさ》も漂わせています。

2)「鷹栖絢子」と「吉村護」の【喧嘩】
⇒まあ、「雨降って地固まる」展開ですが・・・。

 上記1)は、最終章に向けて避けては通れない内容だったと思いますが、2)はちょっと唐突に持って行った感がありました・・・一度を喧嘩させて置こうと。

なんにせよ、番外編を除けばあと2巻、(11)と(12)で終了です。
ブログの履歴を見ると本当に「一気」に読んでいます・・・それだけ次を読むのが待ちきれず、そしてどんどん読み進めてしまう作品です。

(記:スッタコ小僧)

2008年4月 4日 (金)

【書籍】『護くんに女神の祝福を!(8)・(9)』読破

 「岩田洋季」著、【激ピュア・ラブコメ】第八弾と第九弾です。(二冊続けて読みました。)

元【生徒会長】に連れられて、新たに生徒会補佐に加わった【一年生】達と南の島へ旅行です。

いつもの【ラブコメ】展開に加えて

1)「吉村護」のビアトリス制御の【特性】発露(まさに【祝福】?)

2)天才ビアトリス使い《銀のマリア》「ガートルード・マクヴリーズ」満を持して登場→そして事件へ

3)「鷹栖絢子」の敬愛する叔父、ついに登場

4)上記2)に関連してビアトリス存亡にかかわる(?)《キーアイテム》登場(新たな強敵登場)

の盛りだくさんの内容となっています。

 上記内容を盛り込んだため二巻になったというよりは、上記内容を盛り込んでも【激ピュア・ラブコメ】部分を落とすまいと著者が奮闘した結果、二巻にわたる内容となったと私は感じました。
そのお陰でストーリー全体に関わる重要事項は多々出現したわりには、いつもの《ラブコメ・ドタバタ》部分は健在です。

 大きな流れ(完結?)に向けて、【一歩】踏み出した作品となっています。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『護くんに番外編で祝福を!(2)』読破

 「岩田洋季」著、【激ピュア・ラブコメ】『護くんに女神の祝福を!』シリーズ番外編の第二弾です。

表紙こそ【生徒会長】となった「周藤汐音」となっていますが、中身は《バラエティ》豊かな短編集となっています。

■『雪降る日のハート・オン・ザ・ラン』
⇒二人三脚のマラソン大会・・・ハンデにて「鷹栖絢子」「吉村護」「エメレンツィア」は【三人四脚】に。
 上記設定から予想はつきますが・・・【ドタバタ⇒にぎやかめの作品】となっています。

■『心のなかに日傘をさしながら』
⇒「周藤汐音」の【初恋】・・・そして再会の話となっています。
 全体的に刹那さが漂う・・・【静かめの作品】です。

■『BLACK & WHITE』
⇒天才ビアトリス少女「鷹栖絢子」・・・その恵まれた能力により両親からは忌避。
 両親との確執を描いたちょっと【暗めの作品】です。

■『ショシコウセイ・クエスト』
⇒《魔王の剣》「エメレンツィア」の【女子高生】に近づくための奮闘を描いた【笑いの作品】です。

■『《魔女ベアトリーチェ》が消えた日』
⇒定番の【記憶喪失】をネタにした内容です。
 「鷹栖絢子」の記憶が消えてしまって、恋人である「吉村護」&生徒会の面々が記憶を取り戻そうと・・・。
 期待通りの【ラブコメ作品】です。

残念なのは【生徒会】面々にはもっと面白いキャラがたくさんいます・・・そのサブキャラ達をメインとした作品があっても良かったのではないかと思います。

(記:スッタコ小僧)

2008年4月 2日 (水)

【書籍】『修道士カドフェルの出現』読破

 「エリス・ピーターズ」著、『修道士カドフェル』シリーズの【短編集】です。
元戦士から修道士となった【修道士カドフェル】が遭遇する事件を描いた《推理小説》です。
元戦士の影響からは、堅苦しくなく、機転を利かせ、人情(人間)味溢れる「おじいちゃん」・・・世慣れている事もあり、シリーズ長編では修道院近辺にて事件が発生した際に頼りにされて事件に首をつっこむ展開となっております。

あとがきによると長編二十編、短編が本著の三編です。
長編二十編全て邦訳されています。
長編各編にて楽しめますが、長編【最終巻】を考えると全編通して読む事をお薦めします。
特に本作品は一番最後に読む事!! あとがきにシリーズガイドがあり、長編のあらすじはまあ良いのですが重大なネタバレを記載してしまっています。

本シリーズ久しぶりに読みました・・・本著にて私はシリーズ全てを読破した事になります。
奇抜なトリックこそありませんが、何か《懐かしい》印象を受けました・・・古き良き推理小説?。

本シリーズが私の中で印象に残っているのは以下が原因です。

1)1995年に著者が死去した事
 丁度、著者の本を読んでいた時期にその事実を知りました。(何で知ったかは覚えていませんが・・・。)
 当時、私が読んでいた作品の著者は「生まれる前 or 物心つく前に死去」が多かったため、衝撃を受けました。
 ・・・同じ時代に生きていたんだと。

2)シリーズ完結、シリーズ全編を通した作品だった事
 当時、読んでいた推理小説で二十巻ものあった事・きちんと完結をみていた事が印象的でした。
 巻数が存在するのはそう珍しくないのですが、全体を通して【カドフェル】という人を見せて(魅せて)くれました。
 特に最終巻は・・・「終わった・・・。」との感慨をうける納得の最終回だったと記憶しています。

最後に長編一覧を記載しておきます。
私の近所の図書館では全巻置いてあり、(残念ですが)あまり貸し出し率は良くないようなので、他の図書館でも比較的簡単に全巻読むことができるのではと思います。
(人気本はあまり各図書館で差異はないと思われるので・・・。)

 

長編一覧
NO 書名
01 聖女の遺骨求む
02 死体が多すぎる
03 修道士の頭巾
04 聖ペテロ祭殺人事件
05 死を呼ぶ婚礼
06 氷のなかの処女
07 聖域の雀
08 悪魔の見習い修道士
09 死者の身代金
10 憎しみの巡礼
11 秘跡
12 門前通りのカラス
13 代価はバラ一輪
14 アイトン・フォレストの隠者
15 ハルイン修道士の告白
16 異端の徒弟
17 陶工の畑
18 デーン人の夏
19 聖なる泥棒
20 背教者カドフェル

(記:スッタコ小僧)

2008年4月 1日 (火)

【書籍】『護くんに女神の祝福を!(7)』読破

 「岩田洋季」著、【激ピュア・ラブコメ】第七弾です。(番外編含まず。)

 第6巻にて三年生である【生徒会長】が卒業して、寂しくなるなあと思っていたら・・・個性ある新入生【三人】にて補充+拡充です。

1)入学成績-歴代第二位の負けず嫌いな【直球型-女子生徒】
2)裏で策謀を・・・【クールな眼帯-女子生徒】
3)物静かな【純情-男子生徒】

稀に見る優秀な成績が多かった一年生の独立を目指し、主役カップル「鷹栖絢子・吉村護」の所属する【生徒会】に宣戦布告する【直球型-女子生徒】・・・その決着およびその後の意外な展開。
裏でその動きを制御する【クールな眼帯-女子生徒】・・・その目的、正体は。
第6巻にて「吉村護」へ告白した《魔王の剣》「エメレンツィア」に対して・・・【純情-男子生徒】が。

 【生徒会長】が抜けて空いた穴を一気に埋めて、今後のまさに【ドタバタ・ラブコメ】展開の発展を予感させる内容となっています。
個人的には今回全く触れられなかった【クールな眼帯-女子生徒】の《眼帯》がとても気になっています。(全然、意味がなかったら「ガッカリ」ですが。)

 内容的には面白かったのですが、「表紙を含めて【挿絵】がいつもより《レベルダウン》?」・・・今までの巻が良かっただけに非常に気になりました。

(記:スッタコ小僧)

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