【書籍】『護くんに女神の祝福を!(4)』読破
「岩田洋季」著、【激ピュア・ラブコメディ】第四弾です。
奇跡の物質「ビアトリス」を扱う才能を持つ少年少女が集う学校にて、世界の三人に選ばれる程の「ビアトリス」の天才「鷹栖絢子」と「吉村護」カップルに降りかかるドタバタ・コメディです。
ただし、今作では《シリアス》な展開が続きます・・・なぜなら、前作で近日中の登場を予感させた
「ビアトリス」の天才
・ドイツ《プロイセンの魔王》「ヨハン=ディーター・リューディガー」
の来日です。
義妹である《魔王の剣》「エメレンツィア」の転校は前作の結末より予想できましたが、こんなにも早く・・・本命(大物)が。
そのため、前作の「クリスマス」から「お正月」をすっ飛ばして、三学期がいきなり開始です。
《プロイセンの魔王》・・・傲岸不遜、まさに唯我独尊にて、その目的は前作で「エメレンツィア」が明かした通り。(前巻を読む事!!)
「鷹栖絢子」・「吉村護」カップルの最大のピンチです。
正直、最後まで《プロイセンの魔王》に翻弄・振りまわれて、あまりいい面が見られませんでしたが、「雨降って地固まる」・今後の「吉村護」の成長を促す展開となっていました。
いつもより、若干「ほんわか」度・「コメディ」度が薄かった点がちょっと残念でした。
(記:スッタコ小僧)
« 【書籍】『QED~flumen~九段坂の春』読破 | トップページ | 【書籍】『護くんに女神の祝福を!(5)』読破 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 【書籍】『invert(インヴァート)城塚翡翠倒叙集』読破(2024.10.31)
- 【書籍】『心地よく秘密めいた場所』読破(2024.10.31)
- 【書籍】『君にまどろむ風の花 薬屋探偵怪奇譚』読破(2024.10.12)
- 【書籍】『死刑判決』読破(2024.10.05)
- 【書籍】『最後の女』読破(2024.09.27)
« 【書籍】『QED~flumen~九段坂の春』読破 | トップページ | 【書籍】『護くんに女神の祝福を!(5)』読破 »
コメント