【書籍】『ドリームバスター2』読破
「宮部みゆき」著の【SF・冒険小説(?)】です。
【ドリームバスター】について、説明します。
まだ、一作目未読にて上記【名称・役割】について色々想像を巡らしている方は、「ネタバレ」になりますのでご注意を。(まあ、どっかのあらすじ紹介で書いてあると思いますが。)
「地球」とは異なる世界・・・「旧連邦政府」による実験【プロジェクト・ナイトメア】の実験体となった《死刑囚》達。
プロジェクトは失敗、しかしその事故により「肉体はなくなったが、電気パルスの存在となった」《死刑囚》達。
事故で発生した【穴】より、彼らから見れば異世界の「地球」へ・・・そして、人の【夢】に入り込み、いずれは肉体を乗っ取ろうとします。
逃亡者である《死刑囚》達を【捕獲】するのが、【ドリームバスター(通常「D・B」)】です。
上記【設定・世界】も魅力がありますが、どちらかというと【乗っ取られそうになる人】側の《事情》が気になる展開ばかりです。
もちろん、主人公の【ドリームバスター】「シェン」の行く末および本作では「親友」の行方も気になる所ですが・・・。
【夢】といういくらでも《派手》に出来そうな部分は、若干【控えめ】な展開ばかりです。
ただし、本作でも第一作目と異なった【目的】で行動する《死刑囚》、今までにないパターンにて人の夢に住み着く(【寄生】する?)《死刑囚》と色々【新機軸】を打ち出してくれます。
また、「旧連邦政府」の失敗により【管理社会】を強化した「新連邦政府」の行く末、また捕獲した《死刑囚》は消去すると謳っているが裏では実験を再開しているのでは・・・と体制や【D・B】に反発する【抵抗者(フリッカー)】の存在が漂ってきました。
と【まだまだ、今後の展開が気になる作品】となっています。
(記:スッタコ小僧)
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