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2007年6月 2日 (土)

【映画】『007カジノ・ロワイアル』を見た

 「007」シリーズ最新作です。レンタルビデオ屋でタイミング良く借りることができました。

 私は「007」シリーズは「ロジャー・ムーア」から入門しました。その為かどうかは定かではありませんが、顔の作り(系統?)が同じなのか、受ける印象が一緒だった「ピアーズ・ブロスナン」の「ジェームズ・ボンド」がとても気に入っていました。(「ピアーズ・ブロスナン」の「007」作品は設定が[映像も]派手で、元々はSF映画好きでアクション映画を好きになった私の趣向にあったものばかりだったのが影響したのかもしれません。)

 今回、「ジェームズ・ボンド」が「ダニエル・クレイブ」に代わり残念に思っていましたが、最近の「ピアーズ・ブロスナン」(他の映画)を見て、「年をとったなあ。」と感じていたので、交代はしょうがなかったと思います。

 時が経つのは早いなあ・・・・・・。

 映画本編の話に戻ります。(私が受けた印象の話がメインです。)

 まず見始めて(また見終わった後も)感じたのは、題名のわりには「カジノ」の見せ場が少なかったなと思いました。

 とても地味な始まりで、「期待はずれかな。」と思わせましたが、一気にアクション映画の醍醐味を見せ付けてくれて、惹き込まれました。

 特殊兵器[武器](近未来的な)などが一切出ず、現代[2007年]の時代背景にあった純粋なスパイ映画です。(ただ、「ジェームズ・ボンド」の初期を描いているのに携帯電話を使用し、監視カメラの録画はDVD[CD?]など、今までのシリーズとの時代関連を考えるとおかしく感じてしまいますが・・・・・・。)

 今までのシリーズとは全く「のり」が違います。雰囲気がとても【硬派】です。

 今回の「ジェームズ・ボンド」は非情で紳士的に感じない点が新鮮で、新たな魅力を出していました。

 「ジェームズ・ボンド」(007)の初期を描いた作品だから、上記設定になったのか、それとも次回作以降もこの設定で押していくのか、個人的にはとても楽しみです。

 本作公開時のテレビCMについて、話します。

 テレビCMのナレーションから勘違いしていたのか、私は本作はてっきり「007」誕生物語と思っていました。

 「誕生」部分はオープンニング主題歌(?)前のほんのちょっとで「最初の任務」がメインの話だったのですね。

 「誕生物語」という(勝手な思い込みによる)期待は裏切られましたが、内容は予想していた以上に面白かったです。(「M:I:Ⅲ」はテレビCMでは、ものすごく期待感を膨らましていましたが、実際見るとちょっとがっかり・・・・・・。)

 公開前/公開時にテレビに流されていたCMは(作りが)若干、駄目だったのではと思います。本作品について、私は当時、「見たい。見に行きたい。」と全く思わなかったので。 

 確かに最近の映画と比較すると、本作のアクション部分の見せ場をCMの短い時間で流した場合、地味です。(本作のアクション部分は全体でいい感じを出しているので、一瞬でインパクトのある場面のみCMで流しても、他の作品に見劣りしてしまう。)

 本作が「ピアーズ・ブロスナン」の「007」作品みたいにスケールがとんでもなく「でかい」わけでもなく、「近未来兵器」(特殊カー[CAR]含む)までもが登場しないためなのですが。

 テレビCMで焦点を当てていた運命の女性との恋愛も実際、本作全体を見るとそれだけがメインではないので、なんとも中途半端な客寄せCMになっていたと思います。

⇒アクション映画?壮絶な恋愛を描いた?「007」誕生?、テレビCMでは伝わりづらい作品でした。

(記:スッタコ小僧)

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