書籍・雑誌

2022年1月 8日 (土)

【書籍】『掟上今日子の鑑札票』読破

 「西尾維新」著、白髪・メガネの美少女(少女ではないか)、意外に肉食系女子の今日子さんが活躍するミステリー・・・いや、今回はサスペンス&アドベンチャー回です。

~今日子さんの過去?、秘密の一旦に触れる作品と・・・なっているのか。~

 最初の話(事件)で、狙撃!!・・・今日子さん、奇跡的に一命を取り留めるが、寝ると記憶消去の体質が改善するも、"探偵"としての知識がすっからかん状態へ。

仇討ちとばかり、冤罪王「隠館厄介(かくしだて・やくすけ)」が犯人を追うも、今回の犯人は普通の犯人ではなかった、と怒涛の展開です。

著者には珍しく(?)、とある場所で社会的な意見披露もしつつ、本当に本作はシリーズ異色の作品になったなぁ。

 私個人としては、著者の意外な謎解きを読みたかったのですが、これはこれで良かったかな。

以下は、シリーズ一覧です。作品全て読んでいるはずなのですが、ブログ更新をサボっていた時期に良く読んだんだろうなぁ、前作しか感想記載していない。。。

・掟上今日子の備忘録

・掟上今日子の推薦文

・掟上今日子の挑戦状

・掟上今日子の退職願

・掟上今日子の婚姻届

・掟上今日子の家計簿

・掟上今日子の旅行記

・掟上今日子の裏表紙

・掟上今日子の色見本

・掟上今日子の乗車券

掟上今日子の設計図

・掟上今日子の鑑札票(本書)

(記:スッタコ小僧)

2021年12月29日 (水)

【書籍】『天使と悪魔』読破

 「ダン・ブラウン」著、原作作品順的には宗教象徴学専門「ロバート・ラングドン」教授の第一弾、歴史+ミステリー、そして原作はアクションも有り!!のまさにエンターテインメント小説です。

映画⇒原作の順に触れた前作(実は小説はシリーズ第二弾)『ダ・ヴィンチ・コード』があまりに面白さで「原作(小説) > 映画」だったので、本作も既に映画化された作品を見て謎と犯人も分かっているのですが、手に取りました。

~いやぁ、期待通り、面白い、面白い。映画の方は配役の影響もあるけど犯人だけが印象に残っていましたが、こんなに色々と詰め込まれた作品だったとは。~

「ロバート・ラングドン」教授、実は「インディ(・ジョーンズ)」系だったんですね、水球が得意・閉所恐怖症の実は肉体派だったとは。

本作では、最初に殺害された博士兼司祭の娘で短パン姿の博士「ヴィットリア」と共に奮闘およびロマンス有りと最後の最後まで色々な意味でドキドキさせてくれました。

また、魅力ある登場人物が沢山、また彼らの言葉の強さも読んでいて焼き付きました。

 いやぁ、私的にはこっちが原作小説でも大ヒット、先に映画化されなかったのが不思議なくらいです。

描いている内容から、『ダ・ヴィンチ・コード』の実績がなければ、映像化は難しかったのかも。

~いずれにしても、原作小説未読の方は、必読です。~

映画を見直そうと『ダ・ヴィンチ・コード』と『天使と悪魔』のブルーレイが控えています。

既に『天使と悪魔』を原作記憶が新しい内に視聴しようと、見た後に本記事、後追いで書いています。

 次の映画の再見感想と重複する内容もあるかと思いますが、本作も「原作小説 >>(大大なり) 映画」の面白さでした。

小説は上・中・下の文庫版で読みましたが、写真と地図は充実しており、イメージを補完してくれています。

 本当に小説、楽しめますよ!!、映画を見て満足しているのは、途轍もなく勿体ない著者の作品です。

(記:スッタコ小僧)

2021年12月25日 (土)

【書籍】『天使たちの課外活動7 ガーディ少年と暁の天使(上)』読破

 「茅田砂胡(かやた・すなこ)」著、なんだかここ最近は料理人「テオ」を基軸にしたグルメ吃驚展開が多いなぁ・・・のSFファンタジー小説です。

~前回、少し厳し目の評価をした『女王と海賊の披露宴 海賊と女王の航宙記』とどちらが先何だろう。~

巻頭に「登場人物・関連地域等紹介」があり、とても助かり、また最強夫婦が豪華客船への新婚旅行を行く契機/原因の記載があったので。

まあ、いずれにしても、本作の方は"ぶっちゃけ"「予想通りの内容ながらも、楽しく読み進めている自分」が居ました。

まあ、まんまと著者の思惑というか、著者が描きたい内容に"乗せられて"料理されているんだろうなぁ。

でも、その点が著者の作品、シリーズに嵌った原因でもあるので、何とも言えませんが。

 本作は「テオドール・ダナー」料理店改装中につき、出張して新しく出来た隠れ家的豪華ホテルでの出張店でのお話がメイン。

ドンドンパチパチ展開はなく、癖のある客と癖大ありの料理人とのドタバタ/ムッスリ話となっています。

上巻なので、変な所でぶった切られるかな、と思いきや、前述の話でまとまっている為、事件前の"助走"でしょうか。

 いずれにしても前回読んだ著者作品で、「はぁ、私ももう著者の作品で楽しめなくなってしまったのか。」と感じた気を少し吹き飛ばしてくれました。

下巻、楽しみにしています。(ブログの記事は大分、抜けてしまっているけど、シリーズ全巻読んでます!!。)

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『満潮に乗って』再読

 「アガサ・クリスティー」著、残念ながら名探偵ポアロの登場はピンポイント─でも、犯罪が発生するまでの不穏な雰囲気、事件渦中の人々の葛藤、そして著者お得意の騙し/伏線のうまさ顕在の推理小説です。

~過去に読んでいるはずだけど、序盤を読んでも全く内容が思い出せなかった作品です。~

上記にて本作の"出来栄え"に若干の不安がありましたが、やっぱり凄いなぁ、著者は。

期待通りにサクサク読み進めて、やっぱり久しぶりのクリスティーはいいなぁ、と再実感です。

~~~

多くの親戚の面倒を見ていた富豪家が突然死。莫大な財産を持つことになった未亡人とその兄。

親族たちの恨み節/念を背負う事になった未亡人と飄々として意地悪く立ち回る兄。

不穏な空気が漂う中、発生した事件の被害者は・・・・。

~~~

被害者、動機、恋愛劇と本当に著者は読ませるのがうまいなぁ。

ブログの『アガサ・クリスティー百科事典』感想記事の作品リンクを埋める為に始めた再読ですが、やっていて良かったと思います。大分ペースが落ちてきた所だったのですが、ちょっとギアを入れてみようと思います。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『女王と海賊の披露宴 海賊と女王の航宙記』読破

 「茅田砂胡(かやた・すなこ)」さん(私の中で)久しぶり、大型"怪獣"(人間です)夫婦が織りなすSFファンタジーです。

~再読ではないよな...との心配を思い起こした内容となっています。~

表題作は、恋愛イベント事に疎い夫「ケリー」が突然、披露宴をしよう宣言で大騒ぎ─のお話です。

冒頭から予想通りのコテコテ展開が楽しめ、その面白さが継続するかと思ったのですが。。。

~過去作品の登場人物一斉登場・・・すいません、期間を空けすぎていて、人物名が入って来ない、憶えていない。~

 なので、総登場回なのですが、十二分に楽しめなかったのが実状です。

もう一作収録されている『女王と海賊の新婚旅行』、流れから当然なのですが、序盤を除くと話が"テンプレ"だったので。

珍しく自身の愛機ではなく、豪華客船へ。(寡黙料理人->"天使"経由で、とある絵を求めてオークションに参加する。)

⇒案の定、宇宙海賊(強盗)登場、撃退。

とのストーリーです。

 まあ、楽しめましたけどね。

(記:スッタコ小僧)

2021年12月18日 (土)

【書籍】『寄宿学校の天才探偵』読破

 「モーリーン・ジョンソン」著、80年前に誘拐・殺人事件が起きた特別な学校「エリンガム・アカデミー」。

そこに入学許可が下りた探偵大好き少女「スティヴィ」が過去と現代の事件に推理を繰り出す本格ミステリー・・・みたいですが。

~三部作なら、きちんと三部作、そして本一冊では過去も現代の事件もほとんど有耶無耶な点、どうにか匂わす事できませんでしたか。~

こちらは、"本格"の謳い文句と邦題の「天才探偵」に釣られて、まんまと手に取ってしまったのですが、広告詐欺と訴えたいくらいです!!(少し大袈裟に記載しております。個人の感想です。)

まあ、三部作最後まで、そして真相に到達していないので、最後まで読んで各巻に張られた伏線に気づけたら─きっと読者は"本格ミステリー"と叫ぶはずだ・・・との邦訳者や出版社の自身の表れだったら良いのですが。。。

私自身、大好きな著者はブログの名前からも推測できる通り「アガサ・クリスティー」さんなのですが、"本格"と付くとどうしても日本の著者・作品群の方をイメージする方です。

本当に大丈夫かなぁ、「訳者あとがき」の「ヤングアダルトミステリ三部作の第一巻」との記載が気になります。

あれっ、"本格"の二文字はどうしたのでしょうか、もしかして"後々の安全ネット(網)?"と。

 ちょっと前述の裏切られた感で、厳しい内容記載になってしまいましたが、全三作を読み終わった時、私の感想をどんでん返ししてくれる事を期待して注視していきたいと思います。

(記:スッタコ小僧)

2021年12月12日 (日)

【書籍】『ファイアマン』読破

 「ジョー・ヒル」著、人体発火の感染病が蔓延したまさに終末・・・SFサバイバル作品です。

~感染した一人の看護師の女性・・・しかも妊婦の視点で描いた点は目新しいが、炎を操る力、閉鎖コミュニティ問題、感染者を狩る人々─と言った点は、既出で経験済み。なので、読み応えはあり、確かに面白かったけど、「この一冊!!」にはなれなかったかな。~

つい最近、「ジョン・ウィンダム」さんの『トリフィド時代 食人植物の恐怖』を読んで、その影響で映画『28日後...』などの記憶も呼び起こしていたので。

 まあ、視点が影響したのか最大の敵が・・・〇では、ちょっと役不足だったかなぁ、とも思いました。

でも、その視点を無くしてしまうと、本作ならではの持ち味が薄れてしまうし、難しい所ですね。

 エンタメ作品か・・・もう少しホラーかSF感が個人的には欲しいと感じました。

感染して自分自身が燃えてしまう恐怖・・・そういった点のゾクゾク感が主人公の「ハーパー」女史が子供の為に"生きる"と決意の表れなんでしょうけど、その辺の恐怖が(ストーリーの展開もあるけど)早々にあっさり無くなってしまう点がね。

感染者狩りの恐怖があるけど、どうも銃社会でないせいか、またはドンパチ映画/ゲームの影響か背筋が凍るといった震えに繋がらない。。。

 映画化が進められているという事ですが、確かにアクション・怒涛の展開・・・映像的には楽しめそうなエンタメ作品かと思います。(悪い意味ではなく。)

(記:スッタコ小僧)

2021年11月28日 (日)

【書籍】『Yの悲劇』再読

 「エラリー・クイーン」著、引退した老俳優「ドルリー・レーン」氏が苦悩しながらも活躍する本格推理小説です。

~私が最初に著者の作品で一番に衝撃を受けた作品だったと記憶しています、今、読んでも面白く、再読により伏線/論理の凄さが際立ちます!!~

惜しむらくは、私が「英語」─原文で読めていたらなぁ。そして、アメリカの日常/習慣をもっと把握できていたら・・・本作はもっともっと楽しめたのではと。

そこは仕方がないとして(そのお陰で日本の"本格"作品も存分に楽しめているし)、度々読み返せる作品がある事が嬉しくて堪らない。

新しいモノもどんどん読み進めたいですが、小説に限らないのですが、"好きな""何度でも手に取ってしまう"作品が出来る事は素晴らしい事だと思います。

 ただ、その作品がどうしても"若い頃"に集中してしまう、原体験が強いのは仕方がないのかな。

経験が少ない分、"それ"に触れた時のインパクトは強いだろうし。

~~~

 富豪一家、女傑の「エミリー・ハッター」夫人が猛威を振るう一家。

その夫が"自殺"で発見されてから、一家を襲う事件・事件とは・・・。

~~~

 さて、続いて『Zの悲劇』や最後の事件・・・と手を伸ばしたい所ですが、私の記憶の中で犯人が鮮明過ぎて、ちょっともう少し記憶を薄れさせないと。

『Xの悲劇』や本作のように過去の読んだ記憶により犯人が分かっていても、読んでしまう─力が後続の作品には少し不足していたので。

(記:スッタコ小僧)

2021年11月23日 (火)

【書籍】『ほんものの魔法使』読破

 「ポール・ギャリコ」著のファンタジー小説です。

著者の作品、他にも2作品ぐらい、ジャンルはミステリだったと思うのですが、読んでいますが、あまり記憶に残っていないなぁ。

久しぶりにファンタジー作品を読みたくて手に取ったのですが、

~随分、素直な作品だなぁ。というかタイトル通り、そして数行の”あらすじ"通りの内容であまりにも捻りがなく、逆に吃驚です。~

~~~

種も仕掛けもある手品/奇術師達・・・でも、自称「魔術師」として尊敬を集めて生活の糧を得ている都市「マジェイア」に遠方から「ただの魔法」を使う青年「アダム」&モノを言う犬「モプシー」が「魔術師名匠組合(ギルド)」への参加資格を得る為にやってくる!!。

"ほんものの魔法"を使う青年に都市の"魔術師"達は大パニック!?。

~~~

うーん、ファンタジーというのか、それともファンタジーに教訓を絡めて伝えたい作品なのか。

当初、私が期待していた"ファンタジー"とは大分、離れた作品でしたが、サクサク読める内容だったのは幸いでした。

(記:スッタコ小僧)

2021年11月15日 (月)

【書籍】『雪旅籠(ゆきはたご)』読破

 「戸田義長」著、北町奉行所定町廻り同心「戸田惣佐衛門」と息子「清之介」、意外な謎解き才能を見せる遊女「お糸」を加えての親子二代・・・いや、武士の時代終わりまでの行く末を背景に"本格"事件を描いた時代ミステリ小説、短編集です。

~著者が本格物が好きで、良く読み込んでいるのは分かる・・・本作独自の光る作品もあれど、既出トリックの使い方に工夫がない作品は興ざめです。~

 何も全く新しい謎・トリックを思いつけ、と言うつもりはありません。

色々出尽くしたとは言いたくありませんが、沢山の推理小説が出ている中で、全くの新規は難しい。

ただ、そこは現代作者の組み合わせ・隠し・変化の妙が見れる点かと思います。

 本作も刀の時代、そして江戸という舞台・・・うーん、そこだけで満足してませんかね。ちょっと捻りが不足していて、ああ、あのトリック/謎か、と思ってしまった作品がどちらかと言うと多数を占めてしまって。

収録されている作品の内、"本作独自の光る~"作品の数が上回っていたら、若干、評価も変わったのですが、残念です。

・埋(うず)み火

 全く心当たりのないのに突然、襲われた大工と襲った女性に秘められた・・・・。

・逃げ水

 桜田門の変、辛くも生き残った護衛の侍にまさかの大老殺害容疑!?。

・神隠し

 大店の主人が先代が作った自宅舞台、その舞台後片付け時に突然、消えた!?。

・島抜け

 島流し先から逃亡した男女の内、女性を見つけた同心。尾行し潜伏先を突き止めるも・・・。

・出養生

 無理心中事件から生き残った女性にまた、危機が・・・。足跡はあるも、道を見ていた目撃者は人は通っていないと。

・雪旅籠

 久しぶりの再会をした商人、天候の怪しさも手伝い、そのまま宿に宿泊するも・・・死体発見者の足跡しかない、雪密室事件発生。

・天狗松

 逃亡犯を追い詰めるも、二つしかない坂でどちらにも通っていないという。。。松の枝にはかの逃亡犯の手拭い、えっ天狗の仕業?。

 そして逃亡犯の死体が別の場所で見つかる・・・。

・夕間暮

 藩の為、切腹を命じられた男が前夜に賊にバッサリ。明日、死ぬ予定だった男に何が。

(記:スッタコ小僧)

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