映画・テレビ

2023年11月27日 (月)

【映画】『ライジング・ドラゴン』を見た

 ・・・確かに"ジャッキー・チェン"色が溢れた作品、特に笑いと挑戦、そして"やさしい"部分に感じられる───「ジャッキー・チェン」監督・主演で贈るアクション・コメディ作品です。

 ジャッキーの見せ場というか見せ方が終盤までは<少し地味だなぁ>、<チームとしての見せ場を気にしている>と感じられました。

見終わった後、記事を書こうと調べて「ジャッキー・チェン」自身が監督・脚本──という事で、「ああ、成程」と諸々納得しました。

 好みは分かれると思います、この"ノリ"(ずっと継続)が楽しめるか、もう少し悪役&シリアスを入れて欲しいと思うかどうか。

私は後者の方、楽しめましたが、今まで見たジャッキー映画と比較すると順位は下の方へとなるかな・・・と。

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 ハンター・・・いや普通に盗人、チームでオークション会社の依頼の元、お宝を盗む「JC」&チームの面々。

清時代に略奪された文化遺産の十二支の首像を巡る、海・森林・空を駆ける争奪戦が幕を開く!!。

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 オープニング、体にローラー(スケート?)をつけた逃走アクション、終盤にはスカイダイビングと"新たな試み/アクション"を色々と魅せてくれようとしている点は好感触、ただ織り込まれた"(独特の・・・ある意味コテコテか)笑い"と薄く織り交ざったストーリーが楽しめるかが各個人の評価分岐点です。

 私は若干、後述が"合わなかった"、また色々な試みの影響で<期待していた"いつもの"ジャッキーアクションが少なかった点が、私には残念でした。

(記:スッタコ小僧)

【映画】『大魔神逆襲』再見(?たぶん)

 第一作、第二作の前回視聴から、半年も空いてしまったなぁ、埴輪顔から阿修羅顔!!荒神様「大魔神」の最終作、第三弾です。

~雪の中の大魔神、その暴れっぷりを撮りたかったんだなぁ。~

 撮りたい/見せたい"絵"があったんだ───その"想い"が伝わってくる最後の定番"暴れっぷり"でした。

 ストーリー的には、近隣諸国への侵攻を企む領主が捉えた隣国の木こり達を使って、硫黄の山での強制労働。

逃げ出した男により、村に伝えられるも領主様は動く気配無し。父親と兄に逢いたい子供達が<立ち入り禁止の山>を越えての冒険へ──の流れです。

 その中で悪役領主の手下が<お山の御使い>である鷹を殺害してしまい、また吹雪で遭難しそうになり、自身の命と引き換えに仲間を───の子供の願いより、<大魔神動く>!!の展開です。

 コテコテの流れなのですが、少し驚いたのは結構、非情な展開があることです。(えっ、「彼、ここで・・・」×2)

そこら辺の非情というか"厳しさ"が、日本らしいといったら、日本の神様──観念らしいのですけど。

 上記がある点で「子供向け夏休み映画!!」という感じではなく、"特撮大好きっ子&成長後"でも<見られる>作品となっていました。

これらの映画のお陰で、”特撮モノ"(テレビも映画も)が今も元気に続いてきている発端の一つになったんだろうなぁ、ありがとう。

(記:スッタコ小僧)

2023年11月26日 (日)

【映画】『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』を見た

 「北条司」さんのあの原作漫画、アニメ化もされている作品を今更、実写化!?──と当初は思ったのですが、評判を聞くと<とても良い>模様・・・なので、見たい、見たいと思っていた作品です。(テレビ放送録画から大分、時間が経っての視聴となりましたが。)

 「フィリップ・ラショー」監督──主演も!?、どれだけ好きなんだよ、まさかフランスで実写化された事も驚きですが、監督だったんだ。

~コンプラ的に大丈夫だったのか。良い意味で<お下品な>作品で、初めから終わりまで驚きっぱなしでした。~

 コテコテの"媚薬"を扱うのかよ・・・とストーリーの"ネタ"に当初はガックリするも、<そのネタを最大限に活かす笑いと展開>、あまりの"はっちゃけ"ぶりに感心しました。

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 駅の掲示板に"XYZ"で依頼。凄腕スナイパー「シティハンター」に、特殊な香水に関わるお仕事が。

依頼人と会った矢先、香水を巡って「リョウ」、「海坊主」、謎の組織の三つ巴、いやいや間違って入手した中年男が大混乱を引き起こし、目まぐるしい展開へ。

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 原作の雰囲気を漂わせつつも、うまい"実写"味付けにて実写アクション・コメディとして楽しめる内容となっていました。

若干、"コメディ"が濃いというか"クドい"と感じましたが、その点が本作の特色というか、"今回の実写ならでは"の良さだったのかな。

(記:スッタコ小僧)

【映画】『キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争』を見た

 「ブラッド・ペイトン」監督、今回の悪役は"女ジョーカー"猫!?、犬・猫のスパイ陣営が協力もあり、陰謀に立ち向かう!?SF・アクションコメディの第二弾です。

前作、確かに悪くなかったけど、まさか続編が作られるとは──。

 前作のキャラも大切に扱っている点は、とても好感度大、特撮技術の進歩にて映像的にも見ていて退屈せずに楽しめました。

若干、この手の作品に"ありがち"な《やかましい》点はあるも、それも味。

 OPの『007』シリーズのような演出、『バットマン』や『羊たちの沈黙』、『ミッション:インポッシブル』のパロディ、諸々飛び出す小ネタに「くすりっ(笑)」。

~楽しませよう、喜ばせよう───その意思が”ありあり"と分かり易く伝わってくる楽しい映画でした。~

 肩の力を抜いてくれる作品です。

(記:スッタコ小僧)

【映画】『ラスト・リベンジ』を見た

 「ポール・シュレイダー」監督、「ニコラス・ケイジ」主演で贈る・・・なんだろう、アクションは中途半端だし、"ドラマ"部分はいまいち何を描きたかったのか、見所は何だったのか分からないまま、サスペンス映画なのかなぁ。

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 過去の拷問、その記憶に苦しむベテランCIA職員「レイク」。

認知症を患い引退──と思った矢先、"トラウマ"の元凶の居場所が判明する!!。

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 過去の闘いからしばらく経ち、片方は認知症、片方は血液の病気に苦しむ同士が再び対決するお話です。

うーん、上記の一文で閉じてしまう、まあ相手方に辿り着くまでの紆余曲折、ゴタゴタはあるも、あまり緊張感もない。。。

 最後にドンパチはあるも───そこが見せ場ってわけでもないよなぁ。

正直、"勘所"が分かりませんでした。。。視聴者側の理解不足──ではないと思いますが。

(記:スッタコ小僧)

2023年11月22日 (水)

【映画】『アトミック・ブロンド』を見た

 「デヴィッド・リーチ」(デビッド・リーチ)監督、MI6の凄腕スパイを演じる「シャーリーズ・セロン」、怪しい現地のスパイに「ジェームズ・マカヴォイ」(ジェームズ・マカボイ)、バイオレンス・アクション映画です。

 ベルリンの壁崩壊時期を描いているのですが、ファッションや画面演出を含め──ちょっとスタイリッシュ過ぎかなぁ。

"当時"の雰囲気演出は全く無視したような、逆にテープレコーダー等が出て来ると"そちらの"方に違和感を感じる、映像となっていました。

 そんな時代背景を気にせず、《アクションを楽しめ!!》と直球で伝わってくる作品です。

 「シャーリーズ・セロン」さん、『マッドマックス』の「フィリオサ」を見るまで、私の中では全くアクションスターという印象が付いていなかったです。

 お名前は『モンスター』という映画を演じる為、その容姿を激変させた・・・というニュースで知っていました。

久しぶりに映画館で見て"ぶっ飛ばされた"『マッドマックス 怒りのデスロード』(大好き!!)で、一気にその容姿と名前が刻み込まれました。

 その後、深夜の公開映画紹介番組かな、その「シャーリーズ・セロン」さん主演のアクション映画!!という事で公開時、本作のタイトルを知り、いつか見たいと思っていた作品です。

 今回、地上波初放送という事だったのですが、BSは過去に一回、放送されたとの記憶が・・・。冒頭の場面に見覚えがあり、BSの時は録画忘れ、また最後まで見れてなかった(何故だか忘れた)。

 今回、やっと見れました。

 見た感想はと言うと、変な場面転換が多く、ストーリーを変に分かりづらくしているとの印象です。

まあでも、そんな事は放っておいて、セロン演じる「ロレーン・ブロートン」の"リアル"&"ガチンコ"アクションを楽しめ!!という作品ですよね。

 ダレるシーンはなく、アクション&アクションの連続で久しぶりに"アクション以外、ほぼ何も無い"という【アクション映画】を見る事ができました。

(記:スッタコ小僧)

2023年11月18日 (土)

【映画】『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』再見

 「チン・シウトン」監督、主演「レスリー・チャン」主演のアクション、ファンタジー・若干ホラー、そしてロマンスの作品です。

特撮大好きっ子だった私ですが、当時、本作を見たのは「ツイ・ハーク」製作に惹かれたんだろうなぁ。

 かの制作だったら、間違いがないと。

久しぶりに見た感想は・・・・・流石に特撮部分はチープと感じましたが、アクションと"ノリ"は色褪せないまま、期待していた記憶をはっきりと思い出させてくれました。

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 泊まると生きては帰れない!?。

貸したお金を取りたてにくると大雨で借用書が真っ黒。。。。無料で泊まれる所として紹介されたお寺。

しかし、そこには色仕掛けの罠を使い、人間を捕食する妖怪が・・・・・・。

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 ここ最近、アジア映画を見る事が本当に少なくなったなぁ。元々、邦画もあまり見る方ではなかったのですが、カンフー・キョンシーなどで一時期、夢中になって見た時期があったのが、嘘みたい。

 『少林寺木人拳』や『男たちの挽歌』シリーズのブルーレイが蓄積されているので、今後もアジア映画、再見となりますが見ていきたいと思います。

 結構、今見ても、本作と同様に"色褪せて"なく、流石に"新たに感銘"を受ける事は少ないながらも、良い映画鑑賞時間を過ごさせてくれる作品群ばかりなので。

(記:スッタコ小僧)

【映画】『カムイ外伝』を見た

 「崔洋一」監督、脚本「宮藤官九郎」、主演「松山ケンイチ」、「白土三平」原作漫画、あれっ、アニメ化もされているんだ──の忍者アクション、アクション映画・・・なのか。

 監督の色彩美、特に海などの映像は映えています。

「山崎努」さんをナレータにした淡々とした"忍び"世界/物語の説明も、淡淡・渋々ながらのストーリー展開に妙に嵌っていました。

 原作を読んだ事、またアニメ化作品を見た事はありませんが、<こんなにも殺伐とした雰囲気>だったのでしょうか。(原作は『~伝』なので、一応、アナザー作品とのようですが。)

そうであれば、<その雰囲気>は十二分に反映できている作品と言えるでしょう。

 正直、アクションとして楽しめたかというと微妙です。

前述の"淡淡・渋々"に続き、"地味地味"なんですよね。でも、その点も含めて原作再現ができているのかもしれませんが。

 正直、ターゲット、何を狙ったのか、伝えたかったのか・・・いや何だったのだろう。

抜け忍となり日々追われる「カムイ」、常に死が付き纏う地獄の逃避行における一時休息とやっぱり再会の話・・・映像とキャラの濃さ、また破天荒なストーリー展開は若干、記憶に残るも「どの部分を実写化したかったのか」と頭を捻る作品でした。

 前述の"映えている"映像は、本作の内容でなくても表現できる物語は沢山あるだろうに。

忍術を描きたかったのか・・・とは思えないなぁ。ヒューマンドラマ・・・うーん、目新しい展開と内容のものではない。

 『カムイ外伝』・・・確か何故か学校か普通の図書館に漫画が置いてあり、読んだ事はないけど気になっていた作品です。(貸出人気があって借りれなかったのだろうか。まあ、図書室/図書館に置いてある漫画って限られているし。『はだしのゲン』、私は学校の図書室で読みました。)

 残念ながら本実写作品、また原作の魅力が読み取れませんでした。

(記:スッタコ小僧)

2023年11月14日 (火)

【映画】『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を見た

 「ジョン・ワッツ」監督、「トム・ホランド」主演、アベンジャーズが日常のスパイダーマン世界───シリーズ最終作、SFアクション映画です。

 前作がシリーズの評価を大きく(良い方向へ)変えてくれただけに最後の最後、とても期待したのですが・・・

~すいません、私、"マッチポンプ"と"コラボ"、あまり好きではないのですよね。~

 映画に限らず、ブログの記事に所々記載してますけど。前作の"マッチポンプ"は"未熟さ"で何とか許容、久しぶりに新し目映画を見た影響で<その映像美・凄さ>に圧倒された事も影響してたかもしれませんが。(今回は、前作で慣れたのか、あまり映像では感銘を受けず。)

 本作は「スパイダーマン」でしょ、「ベネディクト・カンバーバッチ」・・・いやいや「ドクター・ストレンジ」作品ではないでしょ。

"マルチバース"・・・まあ、活かしたかったのでしょう、そして『スパイダーマン』というコンテンツ、今までのシリーズファンへの<大サービス>だったのかもしれませんが────はぁ。

 各主人公「スパイダーマン」とヴィラン達を"引き立て"はしてくれました、くれましたけども・・・・・・「トム・ホランド」シリーズに感じていた特色というか"友情・愛情の青春"感が激減、またストーリー展開より私が"良さ"と感じていた"陽性"も激減──あらら。

 最後の最後で変な方向に捻じ曲がった、いや想定通りで"苦い卒業"作品とする予定だったのか。

いずれにしても、期待した物とは大分、(私にとっては)<ずれた内容>でした。

公開時の評判が良かっただけに、相当にハードルを上げた分、ガックリ感もアップです。

 まあ、受け取り方次第なんだろうなぁ、前述の通り<大サービス>の登場人物達なので。その点にあまり感銘を受けなかった私は、過去シリーズを見ているけど、それ程、ファンではなかったという事なのかなぁ。

(記:スッタコ小僧)

2023年11月11日 (土)

【映画】『ナイト・オブ・シャドー 魔法拳』を見た

 「ヴァッシュ・ヤン」監督、「ジャッキー・チェン」主演・・・なのか、周りの人とCGの目立つ・際立っているファンタジー・アクション作品です。

~これは流石に(私には)合わないなぁ。。。<夏休み子供向け映画>だったのでしょう。~

 日本でいうところの『妖怪大戦争』のようなモノです、展開と内容は異なるけど、"ノリ"は一緒というか。

散りばめれている"笑い処"は嵌らず、アクションもCGの"見映え"を意識し過ぎ、ストーリーは・・・えっ、ここだけ「これっ、子供向け?」と疑問に思う内容でした。

 ダーゲット層がブレていないか。色々と"ちぐはぐ"で、CGを駆使したアクション場面は単独で見ると<工夫があり、見応えあり>なのですが、何か物足りないというか、「これじゃない」感が漂う作品となってしまっていました。

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 良い妖怪を従え、悪い妖怪を"陰陽の筆"で封印する妖怪ハンター「プウ・スンリン」。

妖怪による人攫い事件を追うと、そこには人と妖怪の悲恋が・・・・。

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 「ジャッキー・チェン」の後期作品について知識が乏しい私ですが、確かに<存在すら知らなかった>作品だけの事はありました。

(記:スッタコ小僧)

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