映画・テレビ

2008年7月21日 (月)

【映画】『ペイチェック 消された記憶』を見た

 「鳩」・「黒と赤」・「二丁拳銃」の派手なアクションでお馴染みの「ジョン・ウー」監督、主演「ベン・アフレック」の【SF・サスペンス】です。

今までも微妙な【SF】設定を絡めた作品を繰り出してきた監督、でも結局はその設定を忘れさせるほどの《ド派手アクション》ばかりに目がいっていました。
今作ではアクション抑え目で【新境地開拓】を?

 「ベン・アフレック」演じる凄腕「パクリ」技術者(フリーランス?)・・・・・・ライバル社の製品を参考に更に進化した製品を開発・提供します。
開発・提供完了後は、その製品に関わる一切の記憶を消去して「ペイチェック」(給料支払い小切手)を受け取って「サヨウナラ」。

 今まで最長二ヶ月間の記憶消去から復帰後に友人から莫大な報酬の依頼が発生・・・・・・今回はなんと【三年間】(「籠りっきり」)です。
報酬に釣られて仕事を引き受け、【三年後】───。

 意気揚々と報酬のお金を引き出そうとすると・・・・・・なんと莫大な利益を生むはずの権利(株)が放棄されている。
 しかも、放棄したのは記憶消去数日前の自分自身、一体何故?。
 しかも、三年前の「お籠り」前に預けた《所持品》が覚えのない品々に入れ替わっていて──「ヘアスプレー」、「ライター」、「コイン」・・・「なんじゃこりゃこりゃ」と。

 混乱しているなか休む暇もなく、何者かの襲撃を受け・・・・・・相手は「FBI」、国家機密に関わる事項で逮捕

といった展開です。

 良くある記憶喪失設定の【過去の自分探し】の展開と思いきや・・・・・・後は見てのお楽しみ。(私は何となく『ドラえもん』[アニメ]を思い浮かんできました・・・・・・似たようなモチーフ/話があったのかな。)

「それは普通、思いつかないだろう。」などなど主人公の行動/行為に対して、荒唐無稽に思える部分(「ツッコミ」所満載)が多々ありましたが、「追われて⇒逃げて」の緊迫感でグイグイ引っ張ってくれます。
主人公が「凄腕」ですがあくまで「技術者」としてなので、《ド派手アクション》はそんなに期待していなかったのですが────「ジェット・リー」顔負けの【棒術】を披露、荒事専門の人達と互角以上に渡り合っている点に「おいおい」と「ツッコミ」を入れたくなりました。

 難しく考える事もなく、悉く(ことごとく)こちらの予想/想像を裏切って「それはないだろ。」と思う前述の「ツッコミ」所(点)が私には面白く、爽快に見終わりました。
見終わった後、(良くも悪くも)全く「後味」を残さない・後を引かない作品でもありますが。

(記:スッタコ小僧)

2008年7月 6日 (日)

【映画】『LIMIT OF LOVE 海猿』を見た

 「伊藤英明」さん演じる海上保安庁の"潜水士"「仙崎大輔」物語──続編です。

前作は"潜水士"になるまでの【成長物語】でしたが、今回は既に後輩から先輩と呼ばれて信頼される「仙崎」の活躍(【アクション】)と「加藤あい」さん演じるヒロイン「環菜(かんな)」との【恋愛】がメインです。

「環菜(かんな)」との《結婚》間近に発生した

 砂利運搬船との衝突事故による《フェリー「くろーばー号」座礁事故》発生──

見たところ「なんだ、陸から近いじゃん。」と思いきや・・・
620人の避難には4時間もの時間が必要であり、沈没まで時間がない、「うわあ、大変だ。」──と思いきや・・・

 何とか避難──ただし、「仙崎」と後輩「吉岡」(佐藤隆太)と妊娠五ヶ月の女性(大塚寧々)、男性(吹越満)の4人を残して・・・

二次災害回避のために4人の救助は断念されて・・・俄然、手に汗握って「仙崎」達を<応援>する展開となってきます。

 30mの潜水、20mの高所、絶体絶命の危機が次から次へと・・・途中、「そんな長話をしてる暇が──」との《ツッコミどころ》が満載ですが、その後に起こる《大盛り上がり》で吹き飛ばしてくれます。

以前の記事(『海猿』[映画]の方)にて書きましたが、先月(2008/6)まで全く触れていなかった本シリーズ・・・・・・見てみるとヒットしたのが分かります。まあ、あまりに分かり易いテーマおよび展開・・・けれでも、《シンプル イズ ベスト》といった言葉もありますので。(現に私は見事に涙ぐみましたし。)

(記:スッタコ小僧)

2008年6月29日 (日)

【映画】『海猿 UMIZARU』を見た

 「佐藤秀峰」原作【コミック】の《実写化》です。
【コミック】も未読、本作もやっと今日(2008/06/29)、初見です。
続編がテレビ放送された時に一気に見ようと思っていたのですが、のびのびになっており、やっと視聴です。

テレビドラマ化、映画続編など人気が伺えますが、いまいち見る気が起きなかった本作──

 見てみると

■海上保安官・"潜水士"を目指す熱血成長/青春モノ(友情、挫折、恋愛、師弟愛etc・・・)
⇒仲間達と「バディ」(相棒)の絆・・・。
 母親の入院に伴い帰郷していたファッション雑誌記者の女性(加藤あい)との恋愛模様が時折・・・。

■スーパールーキー「仙崎」(伊藤英明)
 エリートを目指しライバルとなる「三島」(海東健)
 実力により足手まといなるが一直線の「工藤」(伊藤淳史)
 の三者による関係

青春モノとして定番の流れ→大体<流れ>は予想がつく・分かっているのですが《退屈》しない展開──色々と盛り込んでいますが、個々の内容が過不足なく、テンポ良く進んでいきます。
【哀しい展開】もあるのですが、そこに拘りすぎずにどんどん進んだのが良かったのかな。
良く【哀しい展開】部分を延々鬱々と引き摺る作品もあるのですが、この作品は該当せずに良かったです。

あまりに《オーソドックスなスタイル》ですが、やはりこのスタイルから抜け出せない自分がいます──楽しめました。

《水深40メートル・・・「バディ」(相棒)と二人、残圧「30」。一人分の【片道切符】、さてどうする?》
⇒何か奇抜な【逆転策】があるのかなあと思っていましたが・・・・・・でも、あの【最後】が逆に良かったかなあ。

<その他>
「伊藤英明」さん・・・ゴーグルをつけると目が大きくなって、キャップ(帽子)の名前を見ないと誰だか分からなくなりました。

(記:スッタコ小僧)

2008年6月23日 (月)

【映画】『サンダーバード』を見た

 最新技術を使用した【実写版】──国際救助隊「サンダーバード」、《GO!》です。

<深夜>に、加えて<字幕>で放送していた事から大して期待せずに見ました。
内容を見る限りは《子供の夏休み映画》に「ピッタリ?」というか、そういう【狙い】の作品となっていたのですが・・・。

国際救助隊を密かに営む「トレーシー」一家の末弟「アラン」・・・早く救助隊に参加したいのですが、父親からは卒業してからと言われて面白くない──。
そんな中、【悪人】に秘密基地の場所を知られて「アラン」を除く家族は誘導に引っかかり、宇宙へ・・・そして「サンダーバード5号」の中で生死の危険の只中に。
基地のシステムが乗っ取られて絶対絶命のピンチに
 「アラン」と【親友】(男の子)、【幼馴染】(女の子)が奮闘(+諜報員「レディ・ペネロープ」とその運転手「パーカー」)
する内容となっています。(人命救助物語よりは、単純な勧善懲悪モノとなっています。)

 映像は《派手》・・・数々の乗り物はリアルさと追求している部分もあるのですが、概ね【原作】(TV)に忠実に【原色】(赤・緑・黄色)を使っているので、そのように感じたのかもしれません。(最新技術でどのように表現・・・より実在の、本物っぽくしてくれるかが一つの楽しみだった部分もあったのですが──あまりに忠実すぎて、逆に面白みが・・・・・・。)

私が忘れているだけかも知れませんが、《科学力》以外に《超能力(不思議能力)》らしきモノが出てきて・・・その点がちょっとした「スパイス」に感じるか、「う~ん」と頭を捻ってしまうか分かれ所でもありました。

(記:スッタコ小僧)

2008年6月20日 (金)

【映画】『探偵事務所5”~5ナンバーで呼ばれる探偵達の物語~A File「591楽園」』を見た

 「成宮寛貴」演じる【小林(少年)】、もとい新米探偵「591」の初事件を扱った物語となっています。

 「探偵事務所5」・・・そこに所属する探偵は全て「5」から始まる三桁の数字が割り当てられています。
「宍戸」(そのまま)会長の孫娘の依頼を受けて、「楽園へ行く」といって消えた行方不明の女友達を探すため奮闘です。

探偵「591」が
 かの《少年探偵団》【小林少年】の孫
といった設定や
 どんな鍵でも開ける鍵屋のジョー・・・その格好、そして「カルロス」とのつぶやき
所々にお遊びが一杯です。

 けれども物語全体は、所々映し出される不穏な空模様(または工場の煙突からの煙)のように

 暗く暗い方向へ走っていく作品となっています。

全体的に起伏がなく「まったり」と進みます。(まあ、1時間10分程度と短い事が幸い・・・。)
盛り上がりが少なく、一体何を目指しているのやら・・・<トレンディ探偵物語>?、それとも<レトロ探偵物語>?

やけに説明が多い台詞まわし・・・お陰で分かり易かったのですが──。

(記:スッタコ小僧)

2008年6月 8日 (日)

【映画】『デンジャラス・ビューティー2』を見た

 「サンドラ・ブロック」主演の【コメディ・アクション】、シリーズ第二弾です。
う~ん、「ミスコン」潜入のためにガサツな女刑事が華麗に変身するといった前作──その内容から続編が作られるとは思ってもいませんでした。
そんなに魅力あるキャラ・設定だったでしょうか。(前作の設定はもう使えないでしょうし。)

 FBI捜査官「グレイシー・ハート」──前作の事件による影響で有名になりすぎて現場では働けない事に。
また、前作で出来た恋人に振られた(※)ショックが後押しして、FBIのイメージアップのために「スポークスマン」へ転身です。
※ 『スピード2』[映画]も前作の彼氏とは・・・共演者に恵まれないのでしょうか。

 本作では新たな恋人対象の代わりにそりの合わない同僚──乱暴者にてパートナーが出来ない女性捜査官「フラー」が登場します。
そして今回の事件は友人の「ミス・アメリカ」誘拐事件です。
「マスコミ対応」で呼ばれたのですが──友人の窮地に居ても立っても居れず独自の捜査を行う事に。
 前作とは《異なる変身(変装)》にて、大暴れする展開となっています。

前作との結びつきが強く、本作単体では弱いですが【捜査(刑事)モノ部分】が意外としっかりしていて、(コテコテの【笑い】に好き嫌いはあるかもしれませんが)素直に「スカッ」と爽快に楽しめた作品です。

(記:スッタコ小僧)

2008年5月31日 (土)

【映画】『TAXI NY』を見た

 陽気で大柄な女性「クリーン・ラティファ」主演、「リュック・ベッソン」の『TAXI』《リメイク作品》・・・監督「ティム・ストーリー」の【カーアクション映画】です。

 元のストーリー(骨子)を受け継ぎ、伏線・話の流れ共に強化、そして登場人物を性別を含めて大胆に変更/強化しています。(犯人達の犯行、追跡までの流れが練られています。)
タクシードライバーを【女性】とし、相棒となる警察官は見た目から【おバカ】に・・・間抜け度UP、そして対峙する強盗軍団は【美女軍団】と・・・。

 ただ、アクション部分はノリ良くハイテンションなのは構わないのですが、台詞回しがやたらと五月蝿く(うるさく)てガンガン響く・・・「ここまでバカ満載の方に傾けなくても。」と思いました。

ちょっと(アクションを除いて)上記のテンションについていけずに困っていたのですが、 最後の盛り上げ/結末の大団円にてクールダウン、スッキリと締めてくれました。

(記:スッタコ小僧)

【映画】『ラブ・アクチュアリー』を見た

 監督「リチャード・カーティス」、【主役】が一杯の【ラブ・コメディ(?)】です。

「クリスマス」の五週間前から、《様々》な人の【愛・恋・友情】模様を平行して描き「クリスマス」当日に一気に収束する作品です。

本当に《様々》です・・・

◇<首相>(「ヒュー・グラント」)の【恋】
◇息子の【初恋(?)】を支援する<父親>(「リーアム・ニーソン」)
◇<夫婦>(「アラン・リックマン」&「エマ・トンプソン」)の危機
◇<小説家>(「コリン・ファース」)、異国執筆先での・・・
◇同僚が好きなのですが告白ができない<女性>(「ローラ・リニー」)・・・

その他にも
◇親友の<花嫁>「キーラ・ナイトレイ」を好きになった<男性>苦悩
◇復活した<歌手>と<マネージャー>との【友情】

などなど盛りだくさん。

また、『Mr.ビーン』で有名な「ローワン・アトキンソン」も登場(ほんの少しですが[いい所]に出演)・・・「ちょっと【優遇】しすぎではないか」と私は思いましたが。

登場人物がやたらと《多い》のですが、聞いた事のある数々の【名曲(歌)】にのせて「ノリ良く」ストーリーは展開します。
最初は混乱しましたが、その内《(登場人物の)多さ》が全く気にならなくなったのは「流石(さすが)」です。

公開当時のCMおよびレンタルビデオ屋で見かけたパッケージから《純情で爽やか一直線》な作品とのイメージが強かったのですが・・・

 本作、深夜のテレビ放送録画で見ています・・・吹き替えではなく字幕での放送でした

最終的には《爽やか・ほのぼの》なのですが、所々に「ちょっと通常の時間帯では・・・刺激が強い。」と思われる部分が多々あるので深夜に回されたのでしょう。

 想定していた【ベタベタな恋愛映画】でなかった分、あまり見ないジャンルの【映画】ですが「ダレる」事なく楽しめました。

(記:スッタコ小僧)

2008年5月25日 (日)

【映画】『トランスフォーマー』を見た

 「マイケル・ベイ」監督の【SFアクション大作】です・・・人間の出演者は(見た後は)「もう、どうでも良い」との感想です、【オートボット】(ロボット)達がメインです。
DVD発売日に購入したにも関わらず、今日(08/05/24)まで「ほったらかし」でした・・・満を持して視聴しました。

 ストーリーはいたって簡単、機械生命体達による強力なエネルギー争奪戦に地球が巻き込まれる展開です・・・でも最終的に被害は一部の街のみで《地球・人類滅亡の大危機》との緊張感は話の展開・映像から全く伝わっては来ないのですが。
【オートボット】達の派手な「市街地戦」を堪能するのみです。

 映像は元より【独特の効果音】も気になりました・・・逆にその【効果音】がマイナスに働いて威力(見た目)は派手だがいまいち《衝撃》が伝わって来ない攻撃を演出する事になっていたと思います。(ワザとでしょうか?)

 大々的に宣伝していた【映像】(【オートボット】の映像)ですが・・・

・「変形」・・・【複雑】すぎです。⇒もっとシンプルに
・「動き/動作」・・・【生き生き(活き活き)】しすぎです。⇒もっと重厚感ある動きを
・「格闘/戦闘」・・・【スピード感】ありすぎです。⇒早すぎて良く分からん

《3つの「(し)すぎ」》で、台無しとまで言うつもりはありませんが「せっかくの映像を潰している」と感じました。

 「もっと、スローで・・・もっと、じっくりと。」

見せて欲しかったです。(早回しにしないとCGが厳しいのかな?)

 色々と書いてきましたが、2時間20分とは思えない程に体感的には早く見終った本作、決して「退屈」する内容ではありません。(役者さんの演技が「大袈裟」、「皆、大声で大変・大騒ぎ」な点はちょっと苦笑・・・対象年齢層を意識しての演技から仕方がないとしても。)

(記:スッタコ小僧)

2008年5月11日 (日)

【映画】『コール』再見

 奮闘する母親役に「シャーリーズ・セロン」、悪役に「ケビン・ベーコン」、娘役に「ダコタ・ファニング」を起用した【サスペンス】映画です。(でも最後まで見ると・・・結局。)
私が「ダコタ・ファニング」を知ったのは本作品だったような気がします。(本作の内容は、ほとんど覚えていませんでしたが。)

 誘拐犯罪を繰り返す「ケビン・ベーコン」率いる犯人一味・・・今度はエリート医者(麻酔医?)の家族を襲います。
その手口は・・・父親・母親・娘に犯人一人ずつが個々に張りつき(家族離れ離れで)、携帯で連絡し合うというもの。
娘を人質に取られているため身動きが取れず、打つ手無しの状態・・・計画は【24時間】で完結し、これまで4回成功している実績あり。
ただ、今回に限って《犯人側での計算違い》が一点・・・娘が重度の「ぜんそく」を持っていた事でした。

といった内容です。

 【24時間】という決まった時間、そして上記【身動き】が出来ない状態からどう機転を利かせて《脱却》するのかとドキドキして見ていたのですが・・・。
あまりにも《成り行き任せ》、【映画】なのだから仕方がないのですが《あまりにも都合の良い展開》・・・感情に先走って大騒ぎしたら、何とかなってしまったとの内容ばかりです。

 この【映画】で力を入れている所はというと・・・どう考えても最後の【派手派手シーン】。
そうなると【サスペンス】映画というよりは、ただの【パニック】映画・・・最後まで【サスペンス】映画特有の緊迫感がなく、最後はドカン・ドカンで終了。

 内容が【24時間】設定の展開が早い作品であり、また<ハプニングが多発>して見ていて【長く】感じなかったのが救いでした。

(記:スッタコ小僧)

2008年5月 6日 (火)

【映画】『サイレン』を見た

 「堤幸彦」監督、「市川由衣」主演の【ホラー映画】です。(監督の最新映画が公開されるのに合わせて、深夜に放送していました。)
う~ん、逆に《集客力ダウン》に繋がってしまったのでは・・・と私は思ってしまった作品でした。

 多くの録り溜めた映画が残っている中で、ちょっと「(ジャパニーズ)ホラー」を見たくなりました。(あまり長くなくて、少し涼しくなる作品を・・・と。)
以前に録画した本作を思い出し、視聴です。

 世界の有名な【消失】事件および【人魚伝説】を漂わせつつ、物語は始まります。
離島「夜美島」へ弟の療養のため、やってきた親子(父・姉弟) ・・・。

 怪しい仕草/行動の島民、「サイレンが鳴ったら外へ出るな」という島の決まり、近づいてはいけないと言われる鉄塔、赤い服の少女とある意味定番の【雰囲気】作りは行っているのですが・・・
開始から「30分」、《全く怖くない》・・・まあ、終盤【一気に突き落とす】作品もあるので「我慢、我慢」と見続けてました。(その「我慢」に見舞う最後があれば・・・と。)

 ホラー映画に良くあるのですが・・・ヒロインの行動に辟易で、見ているこっちがストレスが溜まります。
アドバイスを思い出すのが遅すぎ、自ら「何事も悪化」させています。

 【独り相撲】・・・独りで騒いで怖がって、見ているこちらは《置いてけぼり》です。

 「やりたい事」は分かります。
スタッフロールの途中で島の詩にて示される【解答】は・・・でもそうなると期待して見ていた《怖さ》とは別になってしまって、ちょっと想定外・・・。
大きく想定外で面白かったら良かったのですが・・・微妙な怖さと微妙な謎解きで、私は「ガッカリ」しました。
 
(記:スッタコ小僧)

2008年5月 5日 (月)

【映画】『アレキサンダー』を見た

 「コリン・ファレル」主演、「オリバー・ストーン」監督のかの【アレキサンダー】大王の【生涯】を描いた作品です。
《3時間近くの長編》のため、いつか見ようと思っていたのですが後回しにしてきた作品、やっと見ました。

 【老人】(「アンソニー・ホプキンス」)の回想にて物語は始まります。
【アレキサンダー】の子供時代から開始です。
 気性の荒い馬を乗りこなすエピソード・・・ありがちなエピソードながら、生涯の伴侶となる愛馬【ブーケファラス】との出会いです。(黒い馬だったんだ・・・公開時のポスターなどから白馬かと思っていました。)
 このまま少し《少年-青年時代》を描くのかなと思ったら一気に

 自軍5万 vs ペルシア軍25万

との大決戦に話は飛びます。(まあ、少し迫力のある【戦闘シーン】を期待していた面もあるので適度な展開スピードでしたが・・・。)
「コリン・ファレル」演じる【アレキサンダー】・・・泣きそうな顔にて全く頼りなさそうだったのが、この時点になると【[王]顔】・・・勇ましくなっている点が印象的でした。

 上記の戦いに勝利して、若干25歳で世界を・・・この時点で上映時間は1時間、あと2時間は何にと思ったら【東方遠征】です。

 度重なる戦い、故郷へ帰れない兵士のイラつきなどにて兵士達の心は離れていく事に・・・そして【事件】。
【事件】より【アレキサンダー】の回想へ繋がって、【父親】暗殺時の話へと流れます。

 回想から復帰後は、再び【戦闘シーン】があります。(「インド」、【象】を操る兵士達との闘いがありますが『ロード・オブ・ザ・リング』[映画]を見てしまっていると・・・。)

 そしてギリシャ神話の数多くの英雄と同じく・・・悲惨な《最後》へと繋がってきます。

 「アンジェリーナ・ジョリー」演じる【母親】・・・妖艶・激情、また子の【アレキサンダー】に大きく影響を与えているのですが、中盤と終盤にあまり登場しないため、見終わってみると「とても印象が薄い」人物となってしまっています。

 間に休憩を入れて見た為、【長い】とは感じずにまた「中弛み」する点も少なかったと思います。
 ただ、【アレキサンダー】について子供時代から最後までの【生涯】について知る事はできましたが、その他には際立った感想もなく・・・。
 【アレキサンダー】の【生涯】について、本作品では《どの点に【焦点】を当てているか》がうまく伝わって来なかった・・・そもそも【焦点】と設定したモノがあったかどうかは分かりませんが。
 その為、見終わった後に色々を回想しても「突出した印象/感想」が出てこなかったのかなあと思います。

(記:スッタコ小僧)

2008年5月 3日 (土)

【映画】『シャドー』再見

 「アレックス・ボールドウィン」主演の【ヒーロー物】です。
まずその【格好】・【能力】に驚くよりも、一番の吃驚は【垂れ目ヒーロー】である事・・・しかも変身後「眉も太く」なるし、「何を考えているんだ・・・変身すると格好悪くなるって」

【格好】は黒の「帽子」に「マント」、そして赤の「マフラー(?)」で口元を隠しています・・・最近の【ヒーロー物】と比較すると《地味》な格好ですが、そこは単純に修行をした人間との設定なので。
【能力】は「影となる」・・・人の視覚で捉えづらい霧のようになり相手を攻撃する事と「人の心を操る」ぶっちゃけ《催眠術》です。
まあ、他に<二丁拳銃>を所持して、終盤を除いて結局ピンチになるとその銃が活躍なのですが。

 主人公「ラモント」は元は自分の中の邪悪を抑えきれずにいた《悪人》、【師】[坊さん(少年)]により更生して故郷「ニューヨーク」で悪人退治を行っています。
 「ニューヨーク」にやってきた同様に「人の心を操る」能力を所持する「チンギス・ハーン」の末裔との対決となっています。(同じ【師】なので所謂「弟弟子」にあたるのでしょうか。)

「手下がモンゴル兵士姿で街をゆうゆうと闊歩」と色々と「ツッコミ」所が満載の本作ですが、一番【印象的】なのは

 「シャドーは何でも知っている。」
との言葉の裏には《人海戦術》・・・。
 救った人達を
「日は輝いている」→「しかし氷は滑り易い」との合言葉と目立ち過ぎる指輪を与えて【仲間】としています。(いわゆる街全体に諜報員が散らばっている・・・。)
事件が起こると警察官の【仲間】などから連絡が入る仕組みとなっています。
 しかも、その【仲間】から【司令所(?)】への連絡方法は・・・【手紙】です。
街に張り巡らされたパイプを通って、到達です・・・う~ん。

 とにかく(主人公の)変身後の容貌に吃驚した作品です。
(昔見た時は、今の【ヒーロー物】と比較したら当然ですが、その当時でも<地味な>ヒーロー作品だなあと思っただけだったのですが・・・。)

(記:スッタコ小僧)

【映画】『アトランティスのこころ』を見た

 「アンソニー・ホプキンス」が《不思議な老人》を演じる【ファンタジー】(?)・・・【人間ドラマ】って記載されている場合もありますが。
 物語は《中年男性》の元へ【古ぼけたグローブ】が届けられる所から始まります・・・それは幼い頃の《男友達》からの遺品でした。
その葬儀でもう1人の友人である《女友達》も既に他界している事を知り・・・《中年男性》の回想が始まります。

 5歳の時に《父親》を亡くし、《母親》と2人で暮らしている11歳を迎えたばかりの《少年》・・・誕生日に【自転車】を期待していたのですが、家計が苦しいためプレゼントは無料の「図書館のカード」。
同じ日に丁度、2階に越してきた人がいます・・・それが前述の《不思議な老人》です。
《不思議な老人》は、《少年》に週1ドルにて次のバイトを頼みます。

1)目が悪くなってきたので、毎日「新聞」を読んで聞かせる事
2)怪しい奴ら(追手)を見張る事

上記2)については、《少年》は半信半疑でしたが・・・。

 物語は《少年》と《不思議な老人》との【友情】、《女友達》・《男友達》との仲良し風景(特に《女友達》とは【淡い恋】)、《母親》との確執を中心に進みます。
ここまでは【普通】の流れなのですが、ちょっと<スパイス>を効かせているのが《不思議な老人》の持つ【特殊な能力】・・・。
やがて《少年》と《不思議な老人》との【別離】にも繋がってくるのですが・・・。

 ここまで書いてきて一言、「私は本作品について正確な感想は書けない。」と言う事です。
本作、深夜のテレビ放送を録画したのですが

a.もともとテレビのためにカットしたシーンが多かったのか
b.私がDVDに退避する際にCM削除をしくじったのか

本作品のDVD商品の説明を見ると【101分】・・・私が見た時間は【72分】、あれ【30分】もの時間は何処行ったのでしょう。
一部、確かに何か繋がらない点がありましたが、でも「分からなくはなかった・・・」だとすると上記「a」が原因?。

 欠落している部分もあるかも知れませんが、本作は面白かったです。
久しぶりに「おとなしめ」の作品を見ましたが、中弛みもなく(まあ上記時間短縮が影響していたかも)【最後は<ほんわか>】で終了です。

 原作「スティーブン・キング」か・・・言われてみれば著者の【雰囲気】というか【色】が出ています。 

(記:スッタコ小僧)

【映画】『ランボー3』再見

 言わずと知れた「シルベスター・スタローン」が演じる「ジョン・ランボー」主役の【アクション映画】です。(監督「ピーター・マクドナルド」)
 第1作・第2作と比較してテレビ放送される回数が少なく、また私の中では内容的にもシリーズ前2作より劣っているとの印象が強かった作品です。
 久しぶりに見た本作、果たして私の中で《評価は変わる》のか期待して見ました。(再見すると【良くも悪くも評価が一変】する事があるので。)

 オープニングでは「ランボー」、<トンファー(?)を用いた賭け試合>【格闘】で奮闘です。
初めから<ドカン>とアクションを持ってきましたが・・・【不発】、初めて本作を見た時の不安が蘇ってきました。
 上官「トラウトマン大佐」が「ランボー」の元を訪れて、一緒に「アフガニスタン」へ調査潜入しようと持ちかけるのですが・・・。
一旦は断った「ランボー」ですが、大佐が捕虜になったと聞き、救出へ向かう展開です。

 見ていて気になったのは《嫌にワザとらしい演出》・・・しかも終盤まで見ると「あれはただの小手先だった」と感じるような。(敵上官部屋に家族写真・・・でも、その敵上官は本当に【鬼】のように描かれているし。)
 前述の【格闘】や【乗馬】など「ランボー」が多彩な面を見せてくれますが・・・【冗長】です。
 また、本シリーズは《たった一人で孤軍奮闘》が一つの魅力なのに中盤[前]と終盤の展開が・・・。
 でも、中盤[後]の【カムバック】で盛り返してきています。
やはり、一人になってからが【肝】です。

 中盤[後]は第1作と第2作の【良い部分】を持ってきて、見せ場をたくさん持ってきているのですが<如何せん、うまく伝わって来ていません。>(得意の「マイク(無線)」パフォーマンス、暗闇で一人ずつ、弓矢でドカンなどなど。)
まあ、【良い部分】といっても前作のインパクトは超えられなくて《二番煎じ》と感じてしまう面が多々あるのも影響しています。

 上記だけ見ると「当時と同様に評価は低いまま」との印象を与えているようですが、見終わった後の全体的な感想は

■結構、安定感のある作品・・・当時にまだ続編が出てもおかしくない出来だったのに。
■頑張って「見せ場」を作っている・・・ほんの少し(全体的に)外してしまったのが悔やまれる。

 
 今回再見するまでは物凄く評価の低いイメージだったのですが、今回見終わると「そんなに酷くなく、何故当時はそう思ったんだろう・・・」と不思議に感じました。

(記:スッタコ小僧)

2008年4月13日 (日)

【テレビ】『アンフェア the special コード・ブレーキング 暗号解読』を見た

 「秦建日子」著の『推理小説』[小説]から「篠原涼子」主演にてテレビドラマ化された『アンフェア』シリーズのスペシャル版です。
おそらく劇場版『~THE MOVIE』公開前に放送されたものだと思います。(良くあるテレビと映画との連動です。「完結は劇場で・・・。」といった感じです。)

 劇場版のテレビ放送前に再放送していたのを録画して見ています。(まだ『~THE MOVIE』の方は見ていません。)

《検挙率No.1》を誇る型破りな「篠原涼子」さん演じる「雪平夏美」刑事・・・。

序盤にて今回の事件に関わる人物の視点から、テレビシリーズの説明(登場人物、今まで起こった事件などなど)を丁寧に説明してくれています。
初めて本シリーズに触れる方への配慮しての事でしょう、まあ本スペシャル版での説明にて劇場版『~THE MOVIE』での説明を省いてくれるならありがたい・・・結構な時間を取っているので。

本作品はテレビシリーズの最後の事件から9ヶ月後を描いています。

1)公安OB(元警察幹部)の事故・自殺が立て続けに発生
⇒途中で「雪平」刑事の悲願である【父親の死の真相】探しへ直結。

2)前回の事件により落ち込む「雪平」刑事
⇒結構、立ち直りは早かったですが・・・まあ、悲願達成へ猛進なので。

の二本柱でストーリーが進むのかと思ったら、もう一つ

3)金平糖を食べるお偉いさん、「江口洋介」さん演じる変なフレーム眼鏡の《公安No.1》「サエキ」の登場です。
⇒願掛けで酒断ち・・・なにかの伏線でしょうか。

を加えて、捜査開始です。

終盤までは特に派手な展開はないのですが、前回の事件現場に残されたメッセージの謎、公安へ潜入、暗号文書発見と【謎】部分で引っ張ってくれました。
登場人物に良く喋らせて、色々説明してくれるので分かり易い・・・肝心の【暗号】もヒントが分かり易く散らしてあり、漏れなく全登場人物が関わってくる(意味ある)のが心憎い演出です。

★きちんと「雪平」刑事の原点である【父親の死の真相】に決着をつけてくれたのは好印象です。
⇒でもじゃあ劇場版では「何を」持ってくるのか・・・ただの《裏切り者は誰?》探し(謎)のみではちょっと・・・。

結局、「雪平」刑事の親友「蓮見杏子」の【動機】はまた分からずじまい・・・と思いきや、劇場版に続くのか。

(記:スッタコ小僧)

【映画】『閉ざされた森』を見た

 「ジョン・マクティアナン」監督、「ジョン・トラボルタ」・「コニー・ニールセン」・「サミュエル・L・ジャクソン」共演の【サスペンス】映画です。

レンジャー部隊の訓練中に【兵士6名と軍曹1人が行方不明】に・・・。(【軍曹】が「サミュエル・L・ジャクソン」です。)
ヘリにて捜索途中に負傷者1人を担いで逃げる兵士が、その兵士に向けて発砲する【仲間の】兵士1人・・・。
結局、発砲していた兵士は逃げている兵士の反撃に合い倒れるのですが・・・。

救出した兵士の尋問にあたった【警務隊長】(「コニー・ニールセン」)、兵士は黙秘を続け一枚のメモを渡します。
そのメモには「他の基地のレンジャーに話す。(8)」・・・(8)の記載を見て顔色を変えた基地のリーダーは、元軍人(現在、収賄容疑中ですが)であり尋問の達人、【麻薬捜査官】(「ジョン・トラボルタ」)に助力を求めます。

【軍曹】を含め、残りの兵士の行方は・・・一体「何が起こったのか」、(8)の意味する【あるグループ】とは

との内容となっています。

物語は生還した2人の兵士(黙秘兵士と負傷者兵士)に対する【麻薬捜査官】+【警務隊長】のタッグによる尋問および話された供述内容の【映像描写(再現)】(【アクション】)にて進みます。

全く《食い違う》2人の兵士の説明・・・助けてもらったのに相手を○○扱い、どちらが真実を言っているのか。

良くある展開ですが、【謎が入れ子】になっていて1つが解決したら次へと続く形になっています。
テンポ良く、あまり説明的な台詞もないのにも関わらず「すんなり」納得でき、分かり易かったです。(【謎】・【仕掛け】がそれだけ<単純>である事の裏づけになってしまいますが・・・。)

前述の供述内容【映像描写(再現)】にて、動きのない展開になってしまいがちな映像を回避、適度に《動き》があり退屈する事なく見ることができました。

でもこの出演者の割りには・・・【地味】だなあとの印象は拭えませんが。

(記:スッタコ小僧)

2008年4月12日 (土)

【映画】『ファイト・クラブ』を見た

 「デイビッド・フィンチャー」監督、「ブラッド・ピット」・「エドワード・ノートン」共演の【サスペンス?】映画です。
ジャンル付けが難しい作品です。
今回が【初見】です・・・テレビCMや「路上でのファイト」部分が色々利用されて(日本のドラマなど)、何となく自分にて(内容の)【イメージ】を作っていた作品です。
結局、【イメージ】が先走りしすぎて、見るのを《控えて》しまった作品です。(好きなジャンルの作品ではない点、同監督の作品があまり好きでなかった事も影響していたかも・・・。)

 「【SF映画】か?」と見紛うオープニングとBGM、そして最近の見て【新鮮】と思っていた各種《映像表現》が盛りだくさん、これは・・・と思ったのですが

 私は(本作品に)ついていけませんでした。

上映時間の三分の一にてやっと『ファイト・クラブ』登場、脈絡のない自分を追い込む【破滅的な展開】にどのような《結末》があるのかと見ていたのですが・・・

 使い古された【設定(オチ)】に向けての《前フリ》だったとは・・・いくらなんでもあまりに【メジャー級のオチ】(もしかすると当時は新鮮?)、加えて《前フリ》長すぎです。

2時間20分の「長(なが)~い」作品・・・ちょっと見続けるのが、見続けた結果【得た物】が・・・この「オチ」か。

(記:スッタコ小僧)

2008年3月20日 (木)

【映画】『バイオハザードⅢ』を見た

 「ミラ・ジョヴォヴィッチ」主演、ゲームから映画となった【ホラー(サバイバル)アクション】・・・『バイオハザード』シリーズの第三弾です。
う~ん、本作で「打ち止め」と思うのですが(微妙な終わり方だったのですがこれ以上「発展」のしようもないので。)

 簡単に内容と説明すると・・・

 人を「ゾンビ」化する脅威のウィルスが世界に蔓延して・・・地球はまさに【世紀末】

「ユア、ショ~ック」『北斗の拳』[アニメ]
バイク・車で生存者グループ移動『マッドマックス』[映画]

をイメージして頂ければ・・・人々の一部も荒んで、ある意味「狂気」へ。

 バイクで一人で旅していた「アリス」(ミラ)は「クレア」率いる生存者グループ(コンボイ軍団)の危機を救った事から、避けていた衛星に探知され「地下に潜っている」組織に発見されて・・・。

といった「あらすじ」です。

 内容/展開はある意味【定番】(「コテコテ」)・・・

・「ゾンビ」に襲われ「キャー」、吃驚
・仲間一人が噛まれて、隠して、土壇場で発症
・噛まれて理性を失う前に特攻
・悪徳「科学者」との対決

う~ん、良く見るエピソードばかりです。
でも、1時間30分ぐらいと短いためテンポが良く退屈しません。
しかし前作から気になっていた「アリス」の秘密が・・・正直、全ての【謎解明】を期待していた人にはちょっと。

【定番】の「ゾンビ」をモチーフにした【アクション映画】として見る分には、良かったと思いますが・・・シリーズとして見るとちょっと頂けないかなあ。

(記:スッタコ小僧)

2008年3月19日 (水)

【映画】『ボーン・アルティメイタム』を見た

 「マット・デイモン」主演の暗殺者(スパイが適切?)『ジェイソン・ボーン』シリーズの第三弾、最終作(?)です。
「アルティメイタム」・・・「最終提案」・「最後通牒」、映画内の訳では「最後通告」となっていますが・・・振り返ると何が「最後通告」だったのだろう、いまいち集中できなかったので理解が届いていません。

『ボーン・アイデンティティー』・『ボーン・スプレマシー』と続いてきましたが、私は正直に言うと何故《シリーズ化》されているのか分からない作品です。
そんなに【魅力ある主人公】かなあ、そんなに【魅力ある設定】かなあ・・・と。

 結局、【魅力ある設定】でないため、本作はあまりストーリー的には《盛り上がった》感じはしません。
そりゃあ、アクションシーンは見応えありましたけど・・・でも、不死身・無敵(に近い)の主人公といったわけではないので、派手なアクション映画と比較すると若干「控え目」な印象を受けました。(リアル路線な分、適度なアクションだったと思いますが。)
序盤もいきなり負傷して登場だったし。

 あと「やたらと世界を駆け回る」点も頂けません・・・変に「ややこしく」しているのみ。
 更にあまり意味のない人物の登場も・・・亡くなった恋人のお兄さんとの再会、何だったのでしょう。

 最近、やたら【ド派手】な映画ばかり見てばかりいるので、《感覚》が麻痺しているのかも知れません。
本作も間を置いてじっくり見れば、もっと味がでるかも・・・ただし、微妙に三作が繋がっているので、その内一作だけ気軽に見るといった事もしづらくなってきました。

 公開当時、新聞に結構良い評価で本作の紹介がありました・・・その影響で自身で勝手に「ハードルを上げていた」のかも知れません。
少し期待外れでした。

(記:スッタコ小僧)

2008年2月 9日 (土)

【映画】『タキシード』を見た

 「ジャッキー・チェン」主演の【コメディ】+【α】映画です。

 まあ、【SF】・【アクション】といったジャンルも付けられなくはないけど・・・。

【SF】と言う程、《派手》ではありません。

【アクション】は、期待して見ていましたが、正直
(悪い意味ではないのですが)《パントマイム》・・・《大道芸》?

といった感じで、「拳法」「格闘」部分に重きを置いて見ていた私には期待はずれでした。(まあ、いつもの「ジャッキー・チェン」アクションが盛りだくさんではありましたが。)

 内容は【スパイ】というか【エージェント】物で、題名にある通り最新技術が詰まった【タキシード】がメインアイテムです。
ただ、

■いきなり下品な笑い(?)のオープニング
■タクシー運転手「ジミー・トン」(「ジャッキー・チェン」)
 ~「Mr.デブリン」の運転手へ・・・そして
 上記の「前フリ」が【長い】。
■「ジェニファー・ラブ・ヒューイット」が一手に担う「お色気」

などなどにて、いまいち【盛り上り】に欠ける展開内容でした。
最後は、一気に盛り上がり・・・それまでもそんなには退屈はしませんでしたが、あまり大きな起伏がなく《平坦》でした。

 でも、意外と【伏線】・【構成】がしっかりしていて、最近は故意に複雑にした映画がたくさんありますが、本作は【単純】に楽しめる作品、純粋な(?)娯楽作品です。

(記:スッタコ小僧)

2008年1月20日 (日)

【映画】『主人公は僕だった』を見た

 監督「マーク・フォースター」・主演「ウィル・フェレル」のレンタル屋の分類によると【ヒューマンコメディ】です。(『Stranger than Fiction』。)

 「ウィル・フェレル」の何とも哀愁を誘う【目】(何か犬みたい?)・・・そのなんとなく【やさしくなる】存在が印象的です。

 まず物語が始まって目を惹かれるのは、奇妙な《映像演出》です。
 「地図」・「歩数」・「時間」表示などなど・・・「ハロルド」(ウィル・フェレル)がいかに【几帳面な】人物なのかが強調されます。

 まあ、【ナレーション(≒天の声?)】からこの物語は「ハロルド」と【腕時計】の話ですから・・・時間が重要なのは当然?。
 
 【ナレーション】の《声》が心地良いと思っていたら、突然【主人公】「ハロルド」にもその《声》が聞こえるように・・・。
 おかげで「ハロルド」は仕事も手に付かず、同僚には気味悪がられる結果になってしまいます。

 しまいにはその《声》

 近日中に「ハロルド」に【死】が迫っていることを告げます・・・もちろん「本人は知るよしもない」と言っていますが、「ハロルド」には丸聞こえです。

 もちろん「ハロルド」も黙っていられません。
 精神科にかかりますが・・・「統合失調症」との診断。
 しかし、「物語を話しているようだ」との事から、先生からは「文学の専門家に相談」との提案が・・・。

 訪れた【文学教授】(ダスティン・ホフマン)は、初めは「けんもほろろ」に追い返そうとしますが・・・。
 《声》が「物語を語る全能の三人称で話している」事から興味を持ち、物語の内容というかジャンルを突き止めようと協力してくれます。

 【喜劇】か、【悲劇】か・・・。
【喜劇】ならば、「結婚」など幸せな結末が待っているはず・・・逆に【悲劇】であれば《声》の通り【死】が待っています。

 どっちの「劇」か確かめようと以前「国税庁の役人」として追い返されましたが、心惹かれた【パン屋の女性】(マギー・ギレンホール)の元へと・・・。

 上記と平行にスランプに陥っている女性【作家】「カレン・アイフル」(エマ・トンプソン)が【主人公の最後のシーンというか、最後】で悩んでいる姿が描かれます。
 タイトルおよびあらすじからもう分かりますが、もちろん彼女が《声》の主です。

 果たして【主人公】「ハロルド」の運命は・・・。

~~
 公開前、テレビでアメリカの映画チャートを放送している番組があるのですが、確かそこで紹介されて以来、「いつか見たい」と思っていた作品です。
《声》に対する「ハロルド」のリアクションなどを面白おかしく描く《コテコテのコメディ》かなと思っていたのですが・・・思っていたより「【死】が迫った」の設定が強く、作家のシーンは雰囲気が【暗め】です。
 でも決して、見ていて【沈む】作品ではありません。

 「ダスティン・ホフマン」演じる【文学教授】のアドバイスを受けて、【人生を意味あるもの】・【人生を謳歌】しようと奮闘する主人公には《とても好感》が持てます・・・「頑張れ」と。
 最後は「ホロリ」と・・・全体を通して【暗い】部分を漂わせていた【作家】も・・・。

 登場人物が絞られていて、【作家】付きの「出版社からのアシスタント」・【主人公】の「同僚」の扱いを最後まで忘れない点も良かったです。

(記:スッタコ小僧) 

2008年1月 6日 (日)

【映画】『ブレス・ザ・チャイルド』を見た

 「キム・ベイシンガー」主演の【ホラー映画】・・・うーん、ちょっと違うかな、あまり恐くないので。

 内容は簡単に説明すると

【神に選ばれた特別な能力を持つ少女の争奪戦】・・・※1

です。

 対戦者は
・少女の【母親の姉】である「キム・ベイシンガー」と神学校出の【FBI捜査官】

・悪の宗教団体【新生会】
となっています。(よくある設定/展開?)

 まず、見ていて思ったのは《キャストが意外に豪華(?)》です。
豪華というより、他の映画で良く見る方々ばかり・・・。

 映像は、どちらかというと《控えめ》です。

前述の[※1]の設定から、「エディ・マーフィ」主演の『ゴールデン・チャイルド』[映画]を思い出しましたが、あちらは主演者から分かるように《ド派手》、こちらは【CG】もほそぼそと使っています。

 派手さがない分、雰囲気暗めでインパクトがなく、ちょっと展開が【ダレ気味】と思いました。
 本作はちょっとだけでしたが、相変らず【子供の書く絵】を「キーワード」というか「アイテム」(小道具)に利用する演出はちょっと・・・。

~~~(最後に「あらすじ」を少し)~~~
 クリスマスの夜、主人公「キム・ベイシンガー」の元を【妹】が訪れます。
 その【妹】の手には【赤ん坊】が・・・。
 家に引き入れますが、【妹】は【赤ん坊】を残し失踪してしまいます。

 【赤ん坊】は成長し少女となりますが、その行動から「情緒障害」との診断結果が・・・。
 ただ、精神科の看護婦経験もあり実際に少女に接している主人公には、《違和感》が。
 結局、専門の施設(療養所)へ通う事に・・・そして、3年後。

 近所では《6歳の子供の連続誘拐殺人事件》が勃発、不思議な力の片鱗を見せる少女、そして少女を狙う男達・・・しまいには失踪していた【妹】までも。
~~~~
といった展開です。

 残念なのは、終盤に出会った病気(車椅子)の少女の《その後》が描かれなかった事ともう少し主人公達を影で助けてくれた人物達の描写をもっと【強く】して欲しかったです。(まあ、あまり「あからさま」だと神秘性が薄まり駄目になってしまいますが・・・。)
 
(記:スッタコ小僧)

2008年1月 5日 (土)

【映画】『X-ファイル ザ・ムービー』を見た

 怪事件を追うFBI捜査官「フォックス・モルダー」(デイビッド・ドゥカブニー)と「ダナ・スカリー」(ジリアン・アンダーソン)コンビが放つテレビシリーズの【映画版】です。

 【懐かしいフレーズ(テーマ曲?)】にて記憶が蘇ってきました。(まあ、全部見ていたわけではありませんが・・・。)
 主演の「デイビッド・ドゥカブニー」も見なくなったと思ったら、一転【コメディ映画】(=『エボリューション』)に出演していたことに吃驚した記憶があります。(つい最近、深夜に放送されていましたが・・・。)

 内容はというと、いきなり【紀元前3万5,000年】からの展開です・・・「うわあ、大丈夫だろうな」と出てきた《原始人》のメイクを見て思います。
 一転、現代のテキサス州北部になり、陥没(?)した地面の下に落っこちた少年へ異変発生です・・・。
 一方、「モルダー」コンビは【X-ファイル閉鎖】に伴いFBIの通常勤務というか、一気に【爆弾テロ予告】の《ど真ん中》に・・・。

 感想をまとめると

 《規模(スケール)は大きいが、所々【ちゃっちい】》

です。

 【敵】の陰謀のスケールは大きいのですが・・・。
 そもそも本シリーズに出てくる【敵】ですが「巨大(組織)」感はあるのですが、人材および施設が【しょぼい】・・・。
 今回も「消火器(?)、根本的にはワクチン注射一本?」一本でシステム(施設)が壊滅するなんで・・・ちょっと。
 そもそも「超人」でも「ヒーロー」でもない「モルダー」一人にやられている時点で・・・。

 120分と長め、【父・妹・敵】諸々の謎/解明を詰め込んで、「駆け足、駆け足」の展開です。 

 良くも悪くもテレビシリーズの《スペシャル版》といった所です。

 最後は予想通りというかおきまり・・・FBI「X-ファイル」再開で【締めくくり】です。

(記:スッタコ小僧)

2007年12月23日 (日)

【映画】『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』を見た

 「ジョニー・ディップ」「オーランド・ブルーム」「キーラ・ナイトレイ」出演の『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ第3作目です。
 題名の通り《海賊》をテーマにした【アクション映画】です。
 ただし、シリーズ後半になるにつれて【ファンタジー色】が濃厚となってきましたが・・・。

 《海賊》をテーマにすること自体は、「尾田栄一郎」氏の有名な『ONE PIECE』[コミック]に馴染みがあったのであまり際立った印象は持たなかったのですが・・・。
 少年誌の漫画と違って、【卑怯】【裏切り】など<ドロドロ>とした設定/展開がある・多いのが一般向けの【(実写)映画】と言う所でしょうか。

 本作の内容ですがはっきり言って

 《色々詰め込みすぎていて、書けません。》

 個人的には2作目の【終わり方】も納得がいっていませんでしたが、前作から【新たな設定・謎】が飛び出しすぎです。
 前作でも「広げすぎているなあ。」と感じていましたが、今作はそれをまとめるどころか【更に(大風呂敷を)広げています。】

 「9人の海賊長」「評議会」「女神」(神様まで行くか・・・。)・・・などなど正直【やりすぎ】と思いました。
 突然飛び出した設定についていくのもやっとなのに、前述の【裏切り】や個々の策謀が蔓延して《敵・味方がぐるぐる》・・・目まぐるしい展開です。

 また、シリーズ全登場人物を出そう・その結末も描こうと試み、且つ新たな登場人物も加わり・・・更に混乱というか混沌に。(私の理解速度が遅いのですが・・・。)
 
 意図してやっているのでしょうか。
 確かに設定・謎・人物が広がり、本作を見た後にも『パイレーツ・オブ・カリビアン』の世界について、大いに【想像を膨らませる】余地があります。有り余るぐらいに・・・。

 ただ、それが「面白い」に結合していません。
 映像・演出的には「観客を楽しませよう。」としている努力は、たくさんありました。
 しかし、どうしても《製作者がやりたかった事をぶちこんだ》ような印象を受けます。
 「やりたかった事」を色々録った後に無理矢理【繋いだ】ような・・・。

 2時間40分もの長時間ですが前述の【詰め込みすぎ】のおかげか、長くは感じませんでした。
 ただ本作が『パイレーツ・オブ・カリビアン』完結編かと思うと・・・《1作目のように「スッキリ」完結する話が欲しかった》です。

(記:スッタコ小僧)

2007年12月21日 (金)

【映画】『ロボコップ』再見

 既に何回見ているでしょうか。
 監督「ポール・バーホーベン」・主演「ピーター・ウェラー」の【SFアクション】映画です。

 残念ながら本シリーズは、続編が作られる度に【質】が落ちていく典型的な(?)作品です。
 本作で終わっていれば・・・。
 
 単純に考えると、続編では

■前作のノウハウ
■特撮技術も進歩

と映像的には優れた作品ができるはず・・・やはり【ストーリー】の出来が左右したのでしょうか。

 本作では【斬新】と感じた未来の設定

■警察を民間(?)企業/会社[=オムニ社]が運営

が後々の続編【ストーリー】に対して《大きな足かせ》となっていたように思います。

 本作では、構成・視点など色々な試みが功を奏していました。

■ニュース番組(テレビの映像)を絡めた構成
■「ロボコップ」自身の視点

本作でやり尽くしてしまったのか、続編では際立った演出がありませんでした。

 本作でも改めて感じたのですが、どうも『ロボコップ』シリーズは

■最後の対決/ライバルとの対決

が、いまいち【盛り上り】に欠けています。

 公開当時、最後の「ED209」との対決が《あまりに呆気なかった事》が一番記憶に残っています。

~~~

 「特別編」のDVDには未公開シーンが収録されています。

未公開シーンにて事件後、病院のベッドに寝ている相棒「ルイス巡査」のニュース映像があります。

『ロボコップ2』にて「生きていたのか・・・。」と驚きましたが、既に第一作目にて【生還設定】となっていたことに再度、驚きました。

(記:スッタコ小僧)

2007年12月15日 (土)

【映画】『フローレス』を見た

 主演「ロバート・デ・ニーロ」、共演「フィリップ・シーモア・ホフマン」の【人間ドラマ】です。
 DVDパッケージ裏の「消えた大金と奪われた命。目撃者は、"一軒のアパート"」と「ロバート・デ・ニーロ」の[役どころ]からてっきり【サスペンス】または【アクション】物かと思っていたのですが・・・。

 主人公は元銀行警備員、過去には銀行強盗を撃退し一躍【ヒーロー】にもなったことのある「ロバート・デ・ニーロ」演じる男性「ウォルト」です。
 「ウォルト」の住むアパートの上階には「フィリップ・シーモア・ホフマン」演じる【オカマ】「ラスティ」が住んでいます。
 保守的な「ウォルト」と「ラスティ」はとにかく、肌があいません。
 上階で仲間と歌と音楽で騒ぐ「ラスティ」達に対して、怒鳴り怒鳴られ・・・と険悪な関係です。

 上記アパートにマフィア「ミスター・Z」(変な名前・・・)のお金を奪った泥棒が逃げ込んできます。
 泥棒はマフィアの手下に捕まり、恋人もろとも殺害されてしまうのですが・・・・。
 騒ぎを聞いて銃を片手に上階に向かった「ウォルト」ですが、【脳卒中】で倒れてしまいます。

《あれ、【サスペンス】・【アクション】物ではないぞ・・・。》

 物語の<メイン>はここから始ります。
 【脳卒中】で右半身麻痺となってしまった主人公「ウォルト」・・・。
 失意に沈み無気力になっていたのですが、やがて「リハビリ」に取り組むようになります。
 リハビリ担当者の勧めで、発音練習にもなると【歌】の練習を始めようとします。
 しかし、半身麻痺では外出はきつい、そこで・・・。

 上階の舞台に立っている【オカマ】「ラスティ」に【歌】の指導をお願いすることになります。

 ここまでくればもう後の展開は分かるように、「ウォルト」と「ラスティ」の【交流】に焦点が当てられてストーリーは続きます。
 偏見に凝り固まっていた「ウォルト」、半身麻痺となり無気力になっていた「ウォルト」・・・初めは反発、喧嘩ばかりの二人でしたが・・・。
 
 物語は上記【交流】だけでは終わりません。
 何せ、「消えた大金と~」ですから・・・。
 「フロント・マン」が「ミスター・Z」の指示の元にアパート住人を監視しています。

 タイトル「フローレス」[FLAWLESS:完全な]・・・果たしてどのような結末が。

~~~
 作品の説明は以上です。
 感想はというと、

 前述したようにDVDパッケージ裏の説明より【サスペンス】・【アクション】物および「ロバート・デ・ニーロ」演じる元警備員の渋い立ち回りを期待していました。
 「期待を裏切られた」というよりは、正直「想定外でした・・・。」の一言です。
 【人間ドラマ】としては、構成が十分でした・・・主人公の過去・現在・女性関係・友人についても【描き】、またアパートの他の住人など個々に【適度に存在感/活躍の場】を提供していました。
 なんと言っても「ラスティ」の存在感と「ウォルト」との【掛け合い/やり取り】・・・長い会話でも【退屈させない/聞かせる点】が凄いなあと思いました。

(記:スッタコ小僧)

2007年12月 9日 (日)

【映画】『大日本人』を見た

 「松本人志」第一回監督作品です。

 レンタル屋のシールには「コメディ映画」とありましたが・・・

~《見ている最中》~
 以前放送されていた「ダウンタウン」さんのバラエティ番組『ごっつええ感じ』内の【コント】をスケールを大きくというか、

(1)1時間40分の長編に
(2)CGを駆使して「獣(じゅう)」(≒怪獣)等を本物ぽっく

した作品との感想を持ちました。

 良くやっていたコントを最新のCG技術を駆使して、【映画】にしたらこうなるのかなと・・・。
 ただし・・・。

~《見終わった後》~
 あの【終盤から最後にかけてのオチ】について、人によって賛否両論あると思いますが私は「否」の方です。
 私は上記【オチ】へ入る前の流れ(映像)のまま、結末を提供して欲しかったと思います。
 できればハッピーエンドが良いのですが、あの【オチ】を見た後はもう「なんだっていい」です、世界感をいきなり覆さなければ・・・。

 ただ、あの【オチ】があるからこそ、「松本人志」監督作品と言えるのかもしれません。

 私個人的にはあの【オチ】にて、初め見ていて『大日本人』の設定/内容が面白いと感じていた人を最後に【裏切っている/突き放している】ように思いました。
 最後の最後に「意外な犯人」などの「ドッキリ」や「どんでん返し」は良いのですが、本作についてはどう見方を変えても「良い方向/方面」には捉えることができません。
 
~~その他~~
 設定/演出なのでしょうがないとは思いますが、やたらと【映像がゆれる】のは勘弁して欲しかったです。
 目が疲れました。

(記:スッタコ小僧)

2007年12月 2日 (日)

【映画】『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』を見た

 言わずとしれた「ダニエル・ラドクリフ」主演の『ハリー・ポッター』シリーズ(映画)最新作です。
 何か「風物詩」のような感じもします。

 まず見てすぐに感じるのは若年出演者の成長ぶりでしょう。
あの年頃は本当に成長が早いというか、変化が激しいですね。

 今作も始りの衝撃的展開にて引き込んでくれていますが・・・。

 正直、全体的に【暗い】雰囲気が漂っている点が気になりました。
前作にて【悪が復活】・【仲間の死を目の当たり】にしたので、このような展開内容になるのは仕方のない事だと思いますが・・・。
 初期の【魔法って凄い/使えたらいいなあ】と(ちょっと夢見がちではありますが)そのように思わせる内容(映像)だったのが、遠い昔の話になってしまったかのように感じます。

 前回から「ハリー」が負けっぱなしである点も【暗い】雰囲気に拍車をかけています。

『ハリー・ポッター』・・・初めは【子供向け】(悪い意味ではありません)の作品だったと思っていたのですが・・・。
【魔法】という「夢」を絡めたファンタジー小説。
なんかどんどん対象年齢があがっているような気がします。
 原作をリアルタイムで読んでいる人には、その成長に【合っている】のでしょう。
その場合には本作の【暗い面】も耐えられるというか、納得なのでしょうか。

 ただ将来、本シリーズを一気に読んだ場合にはどうでしょう?。
その(一気に)読んだ時の年齢に大きく依存しますが・・・。

 当初、期待/予想していた内容と大きく異なっていたせいか、見終わった後に「違和感/しこり」が残りました。

(記:スッタコ小僧)

2007年11月11日 (日)

【映画】『ダイ・ハード4.0』を見た

 久しぶり、「ブルース・ウィリス」主演の『ダイ・ハード』最新作です。

 『ダイ・ハード』第1作目を見るまでは、私は映画館で見るのであれば「SF映画」と決めていました。

 せっかく大画面で見るのだから、映像的に迫力のある作品をまた、当時は「アクション映画」より好きだったからです。

 ところが当時、ひさしぶりに父親と映画を見ることになり、まあ初めから『ダイ・ハード』(第1作目)を見るつもりはなく、おそらく丁度上映時間であった事・他に見たかった作品がなかったからでしょう、普段は劇場では見ない「アクション映画」へと・・・。

 当時は本当に衝撃的でした。(劇場で)見る映画のジャンルを広げてくれました。

 思い出話はここまでとして、本作の感想です。

 と言ってもはっきり言って次の【言葉】に集約されるのですが・・・。

 <派手>です、<ド派手>です。

 親父の悲哀、ハッカー青年の成長、「英雄」とは・・・色々盛り込んでありましたが、(正直、)霞んでいます。

 前述の【言葉】のみです。

 敵は「スーパーマン」、最近では「スパイダーマン」かと見紛うばかりのアクション、大爆発のピンチ、アクションの連続です。

 公開当時にテレビCMにて【車でヘリを撃墜】シーンが強調されており、こんな【見所】をCMで出して大丈夫かなと思っていました。(確かに「見たい!」と思わせるCMに仕上がっていましたが。)

 大丈夫です。あのくらい【序の口】だったんですね。

 久しぶりに【刑事物】で楽しめました。

 ただ、ちょっと私個人で「もっと凄いもの」を想像・期待を膨らませていたため、少し意外な/意表をついた部分がなかったのが少し物足りなかったです。

追記(11/11):

 ふと振り返ると本作品、第1作目とスケールおよび関連する人物は異なりますが、類似シュチュエーションが多く見られたことに気づきます。

 特にクライマックス近辺はその出現が顕著です。

 製作者側も意識して実施している事と思いますが、<派手さ>にばかり注意を引かれていました。

 上記によって、一瞬に散る花火みたいな作品ではなく、ド派手が売りのアクション映画としては少ない【余韻を残す】作品となっています。

(記:スッタコ小僧)

2007年11月10日 (土)

【映画】『椿山課長の七日間』を見た

 既に去年から溜まっている録画もあるので、本作については同様に録画して後でゆっくり見ようと思っていたのですが、家族が見ているのを横目で見ている内につい最後まで見てしまいました。

 「浅田次郎」原作、主演は「西田敏行」さんと言うよりは「伊藤美咲」さん・・・それとも。
 死んだ後に【未練/やり残した事/知っておくべき事】があるため、現世に数日間のみ戻ることを許された3人すべてに見所があり、またその人物達を取り巻く人々もとても魅力的に描かれているため、はっきり誰が主役だったか断定するのが難しい作品です。

 公開時のテレビCMを見て、珍しく「邦画」にて見たいと思った作品の一つです。(結局は、劇場まで足を運びませんでしたが・・・。)
 ひっそりと公開して、ひっそりと公開終了してしまったような印象があります。

 見た感想はというと、「浅田次郎」さん・・・悪く言えば【あざとい】です。
 序盤から引き込まれて、「泣くまい」と身構えていたのに・・・結局、最後には目に涙を溜めていました。
 こういう展開内容に弱いなあ・・・最後、大団円で明るく終わったのも好印象です。

 邦画については、こういった作品をもっと増やして欲しいと思います。(変にSF・アクション・ホラーにばかり進むよりは・・・。)
 昔は、ハリウッド映画と比較すると本作のような悪い言い方ですが【地味な】作品ばかりで興味があまり沸かなかったのですが・・・年をとった影響でしょうか。
 
 若干、出演者についての意見です。
 「成宮寛貴」さんの演技・・・特に「顔」での表現が、少し【過剰】に感じました。
 でもそれが、魅力なのかも知れませんが。
 後、私の家族も言っていたのですが子役の方が「良く見る」方ばかり・・・最後には気にならなくなっていましたが。

(記:スッタコ小僧)

2007年11月 5日 (月)

【映画】『ゲゲゲの鬼太郎』を見た

 「ウエンツ瑛士」主演の言わずと知れた「水木しげる」氏の漫画の【実写】化作品です。

 大きな感想は、一言
 「役者(出演者)の皆様、(色々な意味で)お疲れ様でした。」・・・(※1)

 さすがに実写にすると衣装が派手すぎる・・・特に【猫娘】の「田中麗奈」さん、がんばったなあ。(闘っている部分も含め・・・『クレイモア』[アニメ/コミック]を思い浮かべました。)

 また「大泉洋」氏の【ねずみ男】、原作のイメージを出そうと奮闘しているのが伝わってきます。
 肝心の「鬼太郎」ですが、下駄を履く部分など幾分、動作がぎこちないですが「それも愛嬌」と思えば・・・。

 今回の強敵は「妖狐」なのですが・・・相変らずですが【ぬいぐるみ/着ぐるみ】に【バッチリ】見えます。
 特殊メイク等がんばっているのでしょうが、他の邦画作品の化け物と何か系統(メイク?)が一緒で新鮮味がありません。
 良く見る敵顔(化け物顔)だなと・・・。

 各登場人物のやりとりは、コントを目ざしているのかとの【ノリ】で・・・正直、失笑です。

 ストーリー・演出などは、定番/昔の匂いがする設定と現代の設定・アレンジを加えて、(内容的にはアニメと類似の展開ですが)色々な部分で差別化を図っていたように思いました。
 
 話の中心となる姉・弟の父親については、結構【ハードな展開】だなと感じました。(と思ったら・・・最後で。)

 前述の(※1)に感想は集約していますが、登場人物の皆さん「ある意味、凄かったです。」・・・メイク・衣装・台詞もろもろ。

 「迫力が凄い」「映像が凄い」とは【別の意味】で、《とても凄い》作品でした。(身のない/薄っぺらな感想ですが。)
  
(記:スッタコ小僧)

2007年10月22日 (月)

【映画】『スパイダーマン3』を見た

 「トビー・マグワイア」主演の『スパイダーマン』シリーズ最新作、アクション映画です。

 昔、3作程『スパイダーマン』の映画化作品を見た記憶があります。
 上記作品の敵/敵対者は、ギャング・マフィアなどの組織、普通の(人間の)悪人だったと記憶しています。
 「サム・ライミ」監督の最新『スパイダーマン』シリーズは人間離れした【怪人】が敵です。
 漫画が原作だと思いますので、【怪人】と対峙する現在の最新シリーズの方が原作に近いのでしょう。

 前々作『スパイダーマン』および前作『~2』は映画館やDVDレンタルで既に見ていますが、『~3』公開に合わせてテレビ放送されたのも録画しています。
 再見しようと思っているのですが、録画して見ていない映画が溜まりすぎて・・・。
 再見してから本作を見ようと考えていたのですが、ちょうどレンタル屋で1本借りられていないのを見て「タイミングを逃すといつ借りれるか・・・。」と思い、借りて『~3』を見てしまいました。

 公開時のテレビCMを見ていたとき、「ちょっと【怪人】が多すぎるのでは・・・きちんとまとめられるのか。」懸念していましたが・・・。

 オープニングは、『~2』の方が油絵(?)で前作のダイジェストを行うなど凝っていましたが、今回は本当に前々作・前作の映像を流した何の変哲もないダイジェストになっていたのが、少し残念に感じました。

 幸せすぎる、平和で穏やかな始まりです。
 と思ったら、不穏な空気が・・・点々と・・・そして最初に一気に【対決】シーンへ突入です。(映画館の大画面で見たかったなあ。)
 退屈させない構成ですね。

 主人公の叔父殺害犯の真犯人が突然登場・・・しかも意味深な設定付です。
 【怪人:ゴブリン】の息子である親友「ハリー・オズボーン」との決着は「これで終わり?。随分、都合の良い展開だな。」と思いましたが、今後の展開への【伏線】でした。

 前作『~2』は【ヒーローの自己犠牲/義務】などの重みに苦しむ主人公が描かれていましたが、今作も主人公およびヒロインを含めて【それぞれに挫折】がある展開です。
 慢心からの失敗・・・主人公の若さからくる【人間的な弱さ】が出ています。(対比として叔母さんの言葉が身に染みます。)
 色々と考えていますね。
 【ヒーローの条件とは・・・】などを絡めて、ただのCG技術の駆使だけではなく、一味違う【ヒーロー物】を作りたかったのでしょうか。
 【力に縋る】設定は、『スター・ウォーズ』シリーズの「ダース・ベーダー」で既出なのであまり新鮮には感じませんでしたが・・・。

 ヒロイン「MJ」もコロコロと主人公とその親友の間を行ったり来たり、展開もコロコロ忙しいです。
 ただし、単純に展開を忙しくしているのではなく、本作1作の中できちんと【伏線】が張り巡らされ、大きく違和感を感じさせることはありませんでした。

 ただの脇役と思っていたライバルの新聞記者も展開に大きく絡み、最初に懸念した『登場する【怪人】が多すぎるのでは・・・。』をふっ飛ばして、ボリューム的には丁度いい/満足のいく作品に感じました。

 単純・直線的なヒーロー物でない点が良かったです。
 変に「複雑化」すると大失敗するのですが、この程度なら・・・2時間を過ぎる作品ですが【長さ】を感じさせませんでした。
 
(記:スッタコ小僧) 

2007年10月 8日 (月)

【映画】『300(スリーハンドレッド)』を見た

 「ジェラルド・バトラー」主演のアクション映画です。

 主演の俳優さんは知りませんが、迫力あるCMで公開当時には見に行きたいなと思った作品です。(結局、見に行けず。)

 あまり荒唐無稽な設定を意識していなかったせいか、ちょっと怪物もどきの敵には驚きました。
 CMでは「新たな映像革命」などと謳っていましたが、そんなに衝撃を受ける映像ではありませんでした。(『マトリックス』初見時の衝撃に全く匹敵しているとは、私は思いませんでした。)
 逆に無意味な所の映像に凝っていて、「なんで、ここで・・・。」と思った場面もありました。

 内容的には「バトルシーン」が派手なことは認めますが、全体的に叙事詩的な形式を採用している影響か、いまいち【熱く】なりません。
 また、既出の演出が目立ちました。(「ジェット・リー」主演の『英雄~HERO~』と類似の演出・・・。)

 ただの「肉弾戦」だけではなく、人間模様・謀略/陰謀なども絡めていましたが・・・

  結局、最後は「剣で解決かよ!」

 と「ツッコミ」たくなる展開でした。

 ちょっと予想していたものとは違った印象です。
 ただ、「新たな」という部分は前述にて否定してますが、映像的には「迫力」がありました。
 きっと、映画館の大画面で見ていたら、違った感想になっていたでしょう。

(記:スッタコ小僧)

【映画】『ロッキー・ザ・ファイナル』を見た

 「シルベスター・スタローン」主演の言わずとしれた「ロッキー」最新・最終作です。
 私個人的には前作『ロッキー5』も決して悪い「終わり方」ではなかったと思うのですが・・・。

 内容的は「原点回帰」といった言葉が適切でしょうか。
 第1作目の『ロッキー』を思い出させる展開内容です。

 その影響および対戦相手も含め、登場人物全てについて「人間を描こう」と序盤から最後の試合まで少し「ゆったり」とした展開が続きます。

 最近の展開の早い映画に慣れていると正直、上記部分はつらい・・・。
 けれども、試合が始まり「お決まりのBGM」が流れ始めると・・・【熱い/燃える】展開開始です。

 (音声「日本語」で、)試合の解説者が言ったとおり【ロッキー劇場の開幕】です。

 ヒロイン(?)「リトルマリー」も亡くなった「ロッキー」の愛妻「エイドリアン」とは対象的で、試合を受けるか悩んでいる「ロッキー」を諭す場面など強気で好感が持てます。(試合で「倒せ!」と叫んでいる点など、本当、対象的です。)

 それにしても今作の「ロッキー」は【饒舌】になっていました。
 お店で「昔話」を披露している成果でしょうか、昔の「口下手」だったのが嘘のよう・・・でも、相変らず「ジョーク」は【寒く】て、「ロッキー」だなと思いました。  
 
 何となく、あまりにも「綺麗」にまとまりすぎている印象がありますが、いつも通りの【試合展開】が見れただけで、私は満足です。

(記:スッタコ小僧)

【映画】『ザ・シューター 極大射程』を見た

 「マーク・ウォールバーグ」主演のアクション映画です。
 原作小説があるのですが、残念ながら未読です。

 主演の「マーク・ウォールバーグ」・・・すいません、私は全く知りません。
 敵方の俳優の方が他の作品で多く見た記憶があります。
 特に「ダニー・グローバー」は『リーサル・ウェポン』シリーズ・『プレデター2』以来、久しぶりです。

 初め主人公が、広告で見たより「おっさん・・・」との印象を受けました。
 当初は、髭(ひげ)の影響かなと思ったのですが・・・。

<内容について>

 図書館で本書の原作小説「スティーブン・ハンター」著『極大射程』を見かけた時、2冊に分かれていました。
 長い作品だなと思ったことと私の好きなジャンルから若干外れていたもあり、今まで読んでいませんでした。

 2時間の映画におさめるのは「さぞ、きつかっただろうな。」と公開当時、思っていました。

 映画を見た後の感想は・・・

 まあ、うまくまとまっていました。
 ただ、それだけに

 ■展開(ロマンス含む)
 ■敵(登場人物/設定)
 
 が「安易」というか「ありふれた物」との印象を強く感じました。
 「深み」がありません。おそらく原作小説を読んだ場合にはそのようには感じないのでしょう。

 アクションシーンも最近の映画に見慣れると「地味」に感じてしまいます。
 ただ、あまり荒唐無稽なシーンではなかった点が、本作の良い点かもしれません。(敵の動機/設定は・・・ちょっと荒唐無稽?)

 いい鑑賞時間を過ごせたと思います。
 原作のボリュームを「詰め込んだ」おかげ(?)か、ダラダラとすることもなく「あっ」と言う間に時間が過ぎました。

 ただ正直、特筆すべき感想がありません。
 普通のアクション映画であり、特記すべきことがありません。

 1点あげるとすれば、サブタイトルにもある『極大射程』です。
 どの時点の射撃の事を指していたのか、