【書籍】『レッド・プラネット』読破
「R・A・ハインライン」著、"あらすじ"から若干の宇宙戦記モノと思ったのですが・・・違ったジュブナイル寄りなんですね、火星を舞台にしたSF小説です。
火星で働く入植者、それを牛耳るカンパニー、そして火星人と不思議な・・・の関係で、カンパニーの悪辣な計画を知った学生の逃避行がメイン、そして入植者達が団結して──の中に火星人も絡めて、その秘密の一端を描いています。
当初に予想していた内容から今回は大幅に逸れていたのが影響したなぁ。
戦記モノと学生二人逃避行では大分、差があり過ぎました。
火星の謎を描いていますが、それがメインではなく、しかも登場人物の推測混じりの説明のみなので物足りない。。。
名前は良く聞くけど──の著者であり、「初期名作」とあったので、少しハードルを上げ過ぎて読み始めてしまった結果です。
今回は残念な結果になりましたが、次回、また著者の作品、今度は短編集があるようでしたら、まず短編から手をつけてみたいと思います。
(記:スッタコ小僧)
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