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2023年10月28日 (土)

【書籍】『死者だけが血を流す/淋しがりやのキング 日本ハードボイルド全集1 生島治郎』読破

 全集の第一弾か、でも残念ながら私は「生島治郎」さん、知りませんでしたよ。

~成程、"ハードボイルド"とは──を考えさせられる作品をまとめているなぁ。~

 タイトルにある長編「死者だけが血を流す」は、元ヤクザから議員秘書になった男。その男が仕える市議⇒県議を経て国政を目指す議員の地方での選挙戦の闇を絡めたハードボイルドかな、私は扱っている内容から社会派ミステリのような読後感を受けました。(本当は「清張」系などと記載したかったのですが、私、かの大御所の作品はテレビドラマでしか見た事がないので。。。)

 昔、地方における選挙でのバラマキというか、その手の闇を特集した番組を見た記憶が強烈に焼き付いている・・・こう情報公開の手段と機会が増えた中では、減少してはいるとは思うのですが。その記憶も相まって、とても印象に残る作品でした。

 収録されている短編「チャイナタウン・ブルース」と「淋しがりやのキング」は、「シップ・チャンドラー」という港に停泊した外国船の船員に代わって物資を調達する男が巻き込まれ、または首を突っ込んだ事件を描いています。

 主人公は探偵ではありませんが、こちらは展開や真相などから、まさに"ハードボイルド"臭が強く漂う作品となっていました。

 その他は、なんだろう、全集1については、本当に異色と感じる作品群となっており、"コテコテ"の料理を期待した所に突然、予想もしないものも混ざっていた──という感想です。まあ、悪くはなかったけど。

 収録されている作品は以下の通り。

・死者だけが血を流す

・チャイナタウン・ブルース

・淋しがりやのキング

・甘い汁

・血が足りない

・夜も昼も

・浪漫渡世

 調べてみると全集は全7巻か。これで5巻、残り2巻を残すだけとなっただけに、全部読んでみなければ。

(記:スッタコ小僧)

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