【書籍】『謎、買い取ります。質屋「六文屋」の訳アリな訪問客』読破
「吉川美樹」著、狭い路地から辿り着くカフェ&質屋!?、持ち込まれた"質"に秘められた"サイン"を読み解く若き店主と陽気なカフェ店主コンビを描く"日常系"ミステリです。
ライトな作品、最近の作品も読んでおこうかな──で、手に取った作品です。
設定が面白そうだったから手に取ったのですが、質屋では『万能鑑定士』シリーズがあるので、珍しくはなかったか。
~はぁ、暗号解読系・・・読み解く系は"加減"が難しいので、大変そうだなぁ。~
簡単過ぎたらつまらんし、難しくして読んでいる側がほとんど分からない知識をポンポン入れて解読されても、つまらない。。。
占いでその日の気分が決まる店主「片倉十士(かたくら・とうし)」と「おかえりなさーい」とお客を迎える「上田ミカ」、二人の"掛け合い"──では、惹きつけるには少し魅力不足に感じました。
このタイトルから、"謎"が弱いのは厳しい・・・当初の"ライト(軽い)感"を吹き飛ばすミステリを提供してくれたら、凄く印象に残ったのですが、正直、「やっぱり・・・」との結果になってしまったのが残念です。
(記:スッタコ小僧)
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