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2023年7月15日 (土)

【書籍】『幻の殺意/夜が暗いように 日本ハードボイルド全集5 結城昌治』読破

 普段、手を出さないジャンルについてまとめてくれているのはありがたい、つい手に取ってしまう、今回は「結城昌治(ゆうき・しょうじ)」さんです。

 名前を見た、聞いた事がなかったなぁ、でも、触れていたら忘れるような著者名ではないし。

本作には表題の長編「幻の殺意」とその他「夜が暗いように」を含む短編集で構成されています。

 ぱぱっと読める短編オンリーが良かったなぁ、と当初は思ったのですが、流石、選定されて収録されている作品、「幻の殺意」には惹き込まれました。

 著者の作品は一人称視点で進むのですが、どの視点も"個性的ではない"・・・というか、共感を憶えやすい視点で進みます。要は、探偵モノなのですが、個性的な探偵が出て来るわけではなく、足で稼ぐ"凡人"なのですよ。

 「幻の殺意」は高校生の息子が突然、殺人犯として逮捕される父親、その他は普通の"街-探偵"が主人公となります。

その主人公視点で得られる情報から、事件が進み、そして推理、結末を迎える事になる───名探偵の物語&快刀乱麻とは、違った"まさにハードボイルド"作品にどっぷり漬かった感想です。

 この手法にはこの手法による衝撃があり、推理小説とはまた違った読後感を与えてくれる。

 さて、収録されている作品は以下の通り。

・幻の殺意

・霧が流れた

・風が過ぎた

・夜が暗いように

・死んだ依頼人

・遠慮した身代金

・風の嗚咽

・きたない仕事

・すべてを賭けて

・バラの耳飾り

(記:スッタコ小僧)

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