【書籍】『黒猫館の殺人』再読
「綾辻行人」の<館シリーズ>、最初に読んだ「講談社ノベルス」表装は記憶にあるのですが、内容は記憶から"スッポリ"・・・本格推理小説です。
<新装改訂版>を今回、再読です。これで<館シリーズ>内<新装改訂版>は、全て読み終わったかな。(感想記事を充実させる為、今後、『暗黒館の殺人』再読に取り掛かるかもしれませんが、むむっ、文庫だと四冊か、長いな。)
さて読んだ感想ですが、
~なんで、この作品の内容を憶えていなかったのだろう。~
表層に現れた謎、直ぐに判明するトリック、その他に"真の"謎というか仕掛けが詰め込まれており、インパクトは大。(同じ仕掛けの作品が直ぐに思い浮かんだので、そちらを先に読むか、後から読んで乗っ取り/上書きされてしまったのかも。)
いずれにしても、再読、楽しめました。最初に記載した通り、記憶に残っていなかった事から「最初に読んだ際、相当、楽しめなかったのか。。。」と心配していたのですが、その懸念は大外れしたので。
<館シリーズ>の再読が完了したら、次は著者のホラー作品、読んでみようかな。
<Anotherシリーズ>は比較的、最近読んだのですが、実は<殺人鬼シリーズ>が私の"ホラー小説"デビューだったような。
当初、ホラー作品とは思わずに著者の<館シリーズ>に続く普通のミステリ、本格推理小説作品として読み始めたら・・・吃驚、なんだこのホラー映画よりもホラー・スプラッタしている作品は!!で衝撃を受けた記憶があります。
ホラー映画には歳のせいか耐性が出来たけど、そう言えば、ホラー小説の方は"あんまり"触れていないなぁ。
映像より文章の方が響く場合もあるので、大丈夫か、でも怖いモノ見たさ・・・ではなく、読みたさで手を伸ばしてみるか。
さて、最後に<館シリーズ>過去感想へのリンクを。
・黒猫館の殺人
・暗黒館の殺人
(記:スッタコ小僧)
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