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2023年3月19日 (日)

【書籍】『霧越邸殺人事件』再読

 「綾辻行人」著、幻想+本格ミステリー小説・・・なのかなぁ、いまいち"ピン"と来なかった。

著者の『時計館の殺人』と並ぶ、当時(?)の代表作の一つらしいのだが、再読なはずなのに内容が記憶から掘り起こされなかった。。。

今回、<完全改訂版>を手にとって読み始めました。

~上巻には邸宅の見取り図があり、いやが上にも"何かしら"の期待が高まる、高まる・・・はずが、登場人物欄を見て、「あれっ、主要登場人物達が劇団メンバであるが故に芸名と本名があるのか」──と人名が複数出てきた点に不安が上昇。~

 読んだ結果、不安は的中、確かにこの内容では忘れてしまうなぁ、私は。まあ、人それぞれ、合う合わないはあるので。

本書の"幻想"部分は、正直、著者も巻末で言っているように【苦肉の策】との印象を私は強く感じました。

なので、その点も本作の感想に影響しているのかも。そんなに大きなネガティブ要因ではなかったのですが、その点が楽しめるか否かで本"幻想本格ミステリー"の個人好感度が大きく変わるのではないでしょうか。

 当初、再読による本書の面白さ再認識or再評価を期待していただけに、その結果通りにならなかったのは残念ですが、再読の結果、何故、本作の記憶が欠落していたかの原因が判明できて良かった。

今回、読んでみて納得です。まあでも、当時の著者における"気迫"・"気概"というものは、しっかりと伝わってくる、推理小説大好きなんだなぁ・・・は、"バッチリ"伝わってきました。(なので、あまりネガティブ発言はしたくないのですが。。。。)

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 劇団「暗色天幕(あんしょくテント)」のメンバは、打ち上げ旅行の帰り、バス故障にて歩いて目的地へ行く事に。

しかし、道を間違え、天候が悪化する中、遭難の危機・・・そこに辿り着いた「霧越邸」。

 人嫌い?人付き合いの悪い屋敷の住人達、人付き合いは良く同じく天候の影響を受けて避難していた地元医師。

推理小説の醍醐味"吹雪の山荘"状態で、連続殺人の幕が・・・。

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 話は変わるけど、攻略本も所持しているPSソフト『ナイトメア・プロジェクト YAKATA』は、時計館までの登場みたい。館シリーズ全再読前にプレイし始めてみようかな。でも、PS『ファイナルファンタジーⅨ』も、そろそろクリアしないと。

半年以上は、放置状態かな、前回プレイ後。

(記:スッタコ小僧)

 

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