【書籍】『ピクニック・アット・ハンギングロック』読破
「ジョーン・リンジー」著、オーストラリアを舞台にした、何だろうミステリ、サスペンス、いやホラーなのかな。
「ピーター・ウィアー」監督で映画、その映画はカルト的な人気だったようですが・・・知らなかった。監督の作品、『刑事ジョン・ブック/目撃者』が記憶にあるぐらい、「ハリソン・フォード」さん主演となんか独特の雰囲気だったなぁ、と。
内容的には「山にピクニックへ行った女学生達が行方不明」、それを契機に学院に吹き荒れる不況和音というか、不気味な・・・です。
小説はミステリが大好きっ子である私には展開も結末も全て納得のいく内容ではなかったはずなのですが、"物凄く次へ次へと読ませる"作品です。
展開にそう大きな起伏や派手な見せ場がある訳でもないのに、不思議。
~読んでいて「クトゥルフ神話」系ストーリーと雰囲気を感じる。~
言いようのない読み心地を感じさせる、その点が映像化した時、カルト的な人気を博した要因なのでしょうか。
何度も読み返す作品にはならないと思いますが、今回、触れて、読んでおいて良かったかな、久しぶりに不思議な読後感を感じる事ができました。
(記:スッタコ小僧)
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