【書籍】『ダークサイド』読破
「ベリンダ・バウアー」著、片田舎で発生した殺人・・・連続殺人に発展、妻の病気から村での仕事を選んだ巡査と都会から来た"いけ好かない"刑事の視点で描いたサスペンス小説です。
著者のデビュー作(ゴールド・タガー賞受賞)の『ブラックランズ』は、ブログに記事が残っていないけど、確か読んだはず。
内容をほぼほぼ憶えていないのですが、二作目も良い物が書けたのかな(なので邦訳と)、と期待して読み進めました。
~はぁ(溜息)、著者、やってしまったなぁ。。。。~
非常に残念です、雰囲気、徐々に闇が濃くなる事件の様相や犯人は誰?感──そこを最後の最後、読者の意表をついてくれれば、デビュー作に引き続いて・・・だったでしょう。
私も中盤で、「あっ、もしかしたら本作」と薄々気づいてはいましたが、それでは「あまりにも・・・」なので、その想像を裏切ってくれる事を期待して最後まで読み進めました。
本当に残念でなりません。何等か事情があるのでしょうか、ヒットを飛ばした著者の作品でも厳選して届けて欲しい、邦訳される作品は無尽蔵ではないと思う為。
大変に短い感想ですが、少しガックリ感が強くて、筆というかキー入力が進みません。
まあ、若干、フォローしておくと文量は結構あるのに読み進めるのは苦ではありませんでした。
それだけ文章、先へと気になる描写がうまい、という事でしょうか。
(記:スッタコ小僧)
« 【テレビ】『M-1グランプリ2022』を見た | トップページ | 【アニメ】『虫かぶり姫』『不徳のギルド』を見た »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 【書籍】『真夜中のパン屋さん 午後0時のレシピ』読破(2023.12.02)
- 【書籍】『スペイン岬の秘密』再読(2023.12.02)
- 【書籍】『日本SF短編 50 Ⅱ 日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー』読破(2023.12.02)
- 【書籍】『殺しへのライン』読破(2023.11.23)
- 【書籍】『晴れた日の森に死す』読破(2023.11.22)
« 【テレビ】『M-1グランプリ2022』を見た | トップページ | 【アニメ】『虫かぶり姫』『不徳のギルド』を見た »
コメント