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2022年2月11日 (金)

【書籍】『致死量未満の殺人』読破

 「三沢陽一」著、第3回「アガサ・クリスティー賞」を受賞した原題『コンダクターを撃て』の本格推理小説です。

~タイトル、内容・・・著者が実にやるだけの事はやったと詰め込んだだけはある、納得の受賞作だけど。~

 詰め込まれた内容から、"推理"部分は賞の名前に恥じない作品だとか感じました。

ただ、どうだろう、著者の次の、また他の作品を読んでみたい・・・という気が起きない、なんだろう、「アガサ・クリスティー(賞)」の名を冠するにはトリック以外の点で、大きく不足しているような感想を持ちました。

 少し最後が複雑化、いや重ね過ぎたのでしょうか。でも、その部分も捨てがたい気はするし。

なんだか、最後の方は説明書(マニュアル)を読んでいるような、それはそれで知識・謎解明が得られるので良いのですが、ちょっと読む楽しさとペースが大幅にダウンしたかな。

構成的には時効目前を控えた犯人の告白、そして十五年前の振り返りと交互に繰り広げられて、次が次が・・・と気になる展開になってはいたのですが。

 また何かのタイミングで、著者の別作品に触れられる事になったら良いかな。

(記:スッタコ小僧)

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